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ホステージ

映画 四方山話

唐突に始まってしまったこのブログ。なのでメリット通信7月号も途中からのUPとなってしまい、ちょっと奥歯にものが挟まってるような変な感じがどうも抜けないのでこれから少しずつですが更新していきたいと思っています。
と、いうことでとりあえず私の担当している映画について感想やらぶつぶつとひとり言のコーナー、行ってみようと思います。

 これまでに見てきた数ある映画の中でも、タイトルロールからクレジットの間のオープニングが「へぇ〜面白いなぁ」と印象に残った「ホステージ」。少し変わった趣向で最初からわくわくさせられるものでした。

 平和な田舎町で起きた人質ろう城事件と謎の組織の影が見え隠れするもう一つの人質誘拐事件。
しかも人質になってしまったのは主人公の愛する妻と娘。
一体こんな難しい状況にどう対処するのか・・・

冒頭から緊迫した中での人質交渉のシーン、そんな緊張感の中へ最初から一気に引き込まれ観客を飽きさせることなく期待通り最後まで見れました。(終わったとたん、ほっとため息が出たほど肩に力が入ってたみたいです)

そして、ボロボロになりながら「なんで、俺ばっかりこんな目に・・・」とぼやく"ダイハード"シリーズを髣髴とさせる部分もあった今回のブルース・ウィリス演じる「ジェフ・タリー」役。決してスーパーヒーローではない、等身大の人間臭さが親近感を感じさせました。

 「事実は小説より奇なり」とはよく言いますが、この映画ではまだ少年とも言える3人の若者たちが衝動的で、短絡的に引き起こしてしまう人質ろう城事件。現実にこんな事件が起こったらそれは本当に恐ろしいことです。「これはフィクションやから」と割り切ってしまえたらいいんでしょうが、いとも簡単に人を傷つける、殺してしまうという命の大切さよりも自分が3人の中のリーダーであるということの方にこだわる心理。私たちの理解の範囲を超え、非常に恐ろしいことですが、私たちが生きる現代社会において、「こんなこと絶対に起こらない」と言い切れないことに更に驚愕を覚えます。
反対に、人質になりながらもまだ幼い少年(トミー)の助かりたいという生への渇望が、機転と勇気ある行動を起こさせ、それが観客に一時の安堵感を与えているようです。

また、この映画では、俳優たちをSWAT隊役に訓練するのは時間がかかるからと本物のLAPDのSWAT隊を起用したそうで、さすがアメリカやねぇと感心。日本ではちょっと考えられないことですね。
そして、1955年生まれのブルース・ウィリス、今年50歳ですが、まだまだアクションヒーロー物も頑張って貰いたいなぁとひそかに願っています。
ブルースウィリス
監督・・・・・フローラン=エミリオ・シリ
原作・・・・・ロバート・クレイス
キャスト・・・ブルース・ウィリス
       ケヴィン・ポラック
       ジョナサン・タッカー
       ベン・フォスター
       ミシェル・ホーン
       セレナ・スコット・トーマス 


このブログの管理人 西口
このコーナー、いつもイラストをスタッフに描いてもらっています。
毎度毎度よく似てるよなぁとホント感心してます。


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2005年07月21日 11:17

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