何を今さら！！
みなさんこんにちは、とうとう１２月ですよ。
何か急にバタバタしてきたんじゃないですか？
後１ヶ月ってのが、どうしても、『年内に！』って気にさせられてしまいま
すよね。
今月は千葉県の姉歯建築設計事務所が行った構造計算の偽造問題について少
しお話しをしたいと思います。
今回の偽造問題で大きな注目を浴びている構造計算の重要性ですが、マスコ
ミが一斉に放送し、『いかに構造が大切か』と言わんばかりのＴＶ報道が行
われているのを見ていると、なんだか悲しくなります。
私からすれば『何を今さら？ 氷山の一角に過ぎないでしょ？』と思ってい
ます。
仮に偽造するつもりが無くても、それをチェックする機関であるはずの団体
が機能してないので、今回の話だけではなく実態はもっとひどい状態なはず
です。
でも構造計算ってのは鉄筋コンクリートや鉄骨造だけのものでしょうか？
決してそうではありません。
当然木造にも必要だと思うんですが、木造２階建ての建物は構造計算の義務
はないんです。『？？？？？』 これっておかしいと思いませんか？
じゃあどうやって建物の強度を維持しているのでしょうか？
『長年の勘？それとも機械まかせ？』どちらも頼りない話です。
でもこれが現実です。ほとんどの問題は隠されたままなのです。
来年以降、不動産関係の税金はかなりの増税になるようです。
今確実とされているものだけでも登録免許税が２倍 不動産取得税が１.３
倍、それ以外に所得税の定率減税の廃止と・・・。
デフレ経済の終焉が近づき、日本経済回復のために大増税が繰り広げられる
のです。それに消費税のアップも確実となり、マスコミも大きく取り上げて
またも煽りたてることと思います。
マスコミによる報道だけで一喜一憂することは非常に危険ですから、本質を
見抜ける目や知識が必要とされる時代です。
但し、いくら知識が必要でも百戦錬磨のプロにはかないません。
最後はやはり人と人とのつながり、信頼関係ではないでしょうか？
私たち池田住宅建設はお客さんからの信頼を頂いて、家づくりに取り組んで
います。
その信頼だけは何があっても裏切るわけにはいきません。
そのために『本質とは何か？』を来年も極め続ける会社でありたいと考えて
おります。
最後はなんだか来年の決意表明のようになりましたが、
皆さん今年も1年ありがとうございました。
では！
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2005年12月01日 17:38