ヴェニスの商人
皆さん、こんにちは。11月に入ってようやく”面白そう”と思える話題作が続々と公開になり、
なんと今月は『3本立て』でお届けしま〜す!
まず最初は、もうよ〜くご存知のシェイクスピアの『ヴェニスの商人』。
恥ずかしながら、私、ヴェニスの商人=ユダヤ人高利貸しのシャイロックだと思っていたんですが、お金を借りた方のアントーニオのことを指していたんですね。(汗)
ストーリーは、借金のカタにアントーニオ自身の「胸の肉で返せ!」と言うシャイロックと、返せる当てが無くなったアントーニオの裁判と、この裁判の元を作ってしまった放蕩生活を送るバッサーニオとベルモントの女相続人ポーシャの恋の話が軸に、人間の喜怒哀楽がすべて詰め込まれたとても面白い作品です。
元々、”ヴェニスの商人”は喜劇に分類され、シャイロックを悪人に仕立てていますが、この映画ではユダヤ人迫害を根底にシャイロックの悲劇を重点に描かれ、ハッピーエンドであるはずなのに、アル・パチーノ演じるシャイロックに魅せられ、見終わった後もなんだか複雑な心境になってしまいました。
●監督・脚本・・マイケル・ラドフォード
●キャスト・・・・アル・パチーノ
ジェレミー・アイアンズ
ジョセフ・ファインズ
リン・コリンズ
ズレイカ・ロビンソン
クリス・マーシャル
続きは、また順次に投稿していきます・・・
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2005年12月21日 14:55
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