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金物大図鑑 耐震金物(基礎・土台)編

 その3 耐震金物(基礎・土台)編  2005年3月号より

ホールダウン金物

簡単に言えば、柱と横架材(土台や梁)が外れないようにする為の補強金物で、施工方法は、1階柱の場合、基礎から立ち上げた16mmのアンカーボルトと、柱に取付けたホールダウン金物を、ボルトで緊結します。(図解)

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種類は、1t・1.5t・2t・2.5t用があり、柱に取付けるボルトの数によって見分ける事ができます。
うちの金物工法での建物では、ホールダウンに代わる特殊金物で、柱の引抜補強をしています。(次回以降で・・・)

アンカーボルト
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アンカーボルトとは、建築物の構造躯体を基礎にしっかり固定するための接合金物。

木造では、基礎部分にアンカーボルトが埋め込まれ、土台にアンカーボルトを貫通させてナットで締め固めます。建物が風圧力や地震力など、さまざまな力を受けることで基礎から外れたり、風圧力で持ち上げられることがないように土台と基礎を固定する重要な金物です。アンカーボルトの施工個所は、基本的には1800mmピッチに入れ、筋交いなどが取り付く柱の200mm以内に埋め込みます。

アンカーボルトの位置がずれたりすると、筋交いの取付などに影響がでてくるので、位置や高さの確認はとても重要な仕事になってきます。

ホールダウン金物と緊結する16mmのアンカーボルトの位置は、筋交いが重なってくる場合が多く、少し移動しないとボックス形の筋交い金物が取付けできなくなりまので要チェックポイントです。



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2005年07月28日 08:50

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