私たちのプランニングのモットー 「狭いながらも明るい我が家」
私たちの施工エリアである兵庫県南東部は住宅密集地が多く、敷地面積は約25〜40坪、建物も延べ3、40坪ぐらいの大きさが最も多くなっています。
土地が狭い割に高いですから、建築費はとにかく後回しになるケースが非常に多いのが事実です。
地域柄どうしても建売住宅やマンション、そして「ローコスト住宅」が強い地域といえます。
そんな環境の中で、私たちは「ひと工夫のある住宅造り」に取り組んでいます。
建売住宅のチラシに載っているプランを見るたびに、「どうしてもっと工夫をできないのか?」と、思わず叫びたくなります。
都市部の住宅密集地の場合、隣家が迫っていたりしてどうしても暗く風通しの悪い家になりがちです。
そこに部屋数だけを重視した家を建てればどうなるでしょうか?
図面上は南側に面した広いLDKが、隣のお宅の影になって昼間から電灯を付けないと生活できないとか、風通しが悪すぎてエアコン無しでは生活できない、という問題が起こります。
せっかく新居に引っ越したのに、前の賃貸マンションのほうが明るかった、なんて悲しすぎます。
例え敷地が狭くても、お隣の家が引っ付いていても、プランに一工夫してやるだけでずっと暮らしやすい家になります。
その敷地のどこかにその家を住みやすくするポイントが隠されているはずだからです。
私たちはその敷地で考えうるあらゆる方法で明るさや通風を確保したプランニングを心掛けています。
なぜなら、「暗くて風通しの悪い家」が好きな人はいないと思うからです。
天気のいい日はリビングにいながらお日様を浴びて欲しいし、エアコンに頼らなくてもよい風通しのいい家の方が良いに決まっています。
それを全く考えずに、部屋数のみを重視した家を造るから、建売住宅はつまらない、夢のないプランが多いのではないでしょうか?
何よりもまず『自分たちが住んでみたい、暮らしてみたいと思う家』を造る、ということをモットーに家づくりを行っています。
(私たちが今までに造った建物の施工例はこちらからご覧になれます)