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塗現装場工管事理

野球大好き・力じまんの現場監督 井元
井元

 S様・T様・K様が年内引き渡しに、
年明け着工予定のM様・T様の打ち合わせ、
新規打ち合わせ・見積もり、緊急メンテナンスと、
毎年、年末はバタバタという感じでしょうか・・・。

 今回は、塗装工事について少し。
塗装工事は、ほとんどがOB様の10年〜15年のメンテナンス塗装なんですが、
時々初めての方で相見積もりが有り・・・

例えば先日のO様

O様 「相見積もりで申し訳け無いんだけど、他社さんがこの金額で・・・」
井元 「だいぶ、うちと差が有りますね・・・」
O様 「そうなんです・・・。」
井元 「この見積もりの、塗装の仕様書ってもらってますか?」 「あと、工期ってどれ位って言ってました?」
O様 「仕様書は無いですね。工期は2週間位と。」
井元 「そうなんですね。仕様書が無いと、塗装の内容が分からないので比較しずらいですね。工期もだいぶ違いますね。」
井元 「見積もりのための現場調査はどんな感じでした? 屋根は確認してました?」
O様 「いえ、下から見て、すぐに終わりました。池田さんとこみたいに時間は掛けて無いですね・・・。」
井元 「そうですか。よくある感じですね・・・。」
井元 「工期も1カ月半位は掛かるので、おそらく塗装の内容が違うかなと・・・?」

相見積もりの場合、工期と金額が全然違う事が、多々? 有ります。
あと、ほとんどの場合、仕様書が無く(と言うか、一度も無い?)、
塗装内容が分からない・・・。

工期は2週間位というのが多く、(短いところは1週間等も)、金額もですが、
工期は倍以上違う・・・。
塗装工事は、塗装内容で金額も工期も全然変わってきます。

又、事前の現場調査をしっかりしないと、屋根や壁の経年劣化状況が分からない、
塗料の数量も材質も分からない

→塗装の仕様(下塗り回数や塗料の種類)も分からない
→正しい見積もり金額が分からない→場合によっては後で追加になる?
屋根や壁・木部等それぞれに合わせて仕様書を作成します。
だいたい、5〜6枚位にはなります。

仕様書で特に大事なのが、下塗りと上塗りのメーカーを同じにする事です。
よく有るのが、下塗りは他の現場で余った材料(メーカー問わず)
+上塗りはお客様のご希望等。

当然ですが、各メーカーは自社の下塗り材料+上塗り材料、セットで
耐久性等の保証を出しています。

工期も雨には慎重になるし(前日に雨で下地が乾いてなければ、当日晴れでも工事中止等)
足場を掛けてから詳しく調査、終わってから確認→手直しが有れば対応→工期は伸びる方向へ・・・。

という事で、塗装工事は仕様書と工期(短すぎるのは?)を確認するのが大事だと思います。
今年もあとわずかですが、頑張りたいと思います!

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