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家庭内事故ってご存知ですか?

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「家庭内事故」という言葉をお聴きになったり、新聞・雑誌紙上でお読みになったことはありますか?実はほとんどの方が「家庭内事故」の現状を知りません。

しかし「交通事故死」については、マスコミも力を入れて報道しています。

最近では飲酒運転によるひき逃げ事故が多発したり、青信号の交差点で運転者の不注意による悲しい事故が相次いで起こっています。

今後、警察や自治会が一緒になって「交通事故死」を減らすための運動は活発になっていくことでしょう。

交通事故死者数を見てみると、ピーク時の昭和45年の24,096人から減少し、平成13年では12,378人まで少なくなってきています。
マスコミや行政の努力があれば、今後「交通事故死」は減少していくことが期待できるのではないかと思います。

 

一方で、「家庭内事故死」は、むしろ、最近、増加傾向にあります。

平成13年では、「家庭内事故死」総数は、なんと、11,268人にまで増えています。 平成13年における「交通事故死」「家庭内事故死」の総数に大きな違いがなくなってきています。

それなのに、マスコミが大きく報道しているところをほとんどみかけません。マスコミだけではなく、公共的な機関が何か具体的な対策を打ち出していることも見かけません。

 

なぜでしょうか?

 

勝手な推測ですが、「交通事故死」においては、加害者被害者がはっきりしています。 つまり、原因が明確になっています。 そのため、対策も立てやすいのでしょう。

一方、「家庭内事故」においては、加害者が明確にならないのです。

つまり、「転倒」という原因によって死亡した場合、あくまでも「自分自身が転倒したため」であり、誰かに突き倒されたわけではありません。 そのため、具体的な対策も立てにくいのでしょう。 しかし、よく考えてみると、そこ(家庭内)には、「転倒」するに至る【原因】がなにかあるはずです。

 

私たちは医者ではありません。統計学者でもありません。
家づくりを行っている工務店です。

したがって、住宅内に潜む「根本的な原因」を学術的に解明したいわけではありません。 しかし、住宅に関わる者として、「家庭内事故」根本原因を追究していく責任はあるのではないかと考えています。

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そこで、全国の小さな工務店みんなで知恵を出し合い、家庭内事故に関するガイドブックを作りました。

『ヒートショックを起こさない温度バリアフリー住宅とは?』(A5版 48ページecoハウス研究会著)です。ご希望の方にこのガイドブックをお送りしています。

本を書くことは本業ではありませんので、文章はうまくありませんが、家庭内事故死の現状ヒートショックについてのこと、温度差のない家づくりを成功させるための秘訣をこのガイドブックには詰め込んであります。

 

正直、初めて読まれる方にはショッキングな内容ではないかと心配になりました。ですが、家庭内事故の現状を知っておいて頂くことは、家づくりを考える全ての方にとって無駄ではないと考え、あえて包み隠さずのせてあります。

 

昨年、近くに住んでいた祖母を家庭内事故で亡くしました。90歳を超えていましたので大往生と言えるのかも知れませんが、もし安全な家に住ませてやることができていれば・・・、と考えさせられました。

工務店を経営している私でもまだまだ認識が甘い、それが家庭内事故の恐ろしさなのです。

少しでも多くの方に 家庭内事故死の現状を知って頂き、家づくりの参考にして頂ければと考えています。

 

  有限会社 池田住宅建設 取締役
池田 歩

 


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