池田住宅建設TOP > メリット通信 > メリット通信2007年12月号

メリット通信2007年12月号

毎日新聞掲載記事


毎日新聞に掲載されました!!
平成19年11月19日朝刊

 「地熱住宅モデルハウス」と地熱住宅の仕組について、毎日新聞から取材を受けました。

昨年から地熱住宅にお住まいの河口さんにも、住み心地のお話など取材にご協力頂きました。

詳しい内容は、
当社ホームページ http://www.ihb.co.jpか、
フリーダイヤル 0120-00-9912 へ
お問い合わせください。

 掲載当日は、色々なお電話を頂きましたが、温暖な関西よりも、寒さの厳しい関東以北からのお問い合わせが多く、寒さとの戦いの切実さが伝わってきました。


11月は3棟も着工が重なりました!!


「だからなんやねん?」と思われるかも知れませんが、池田住宅は社長も含めスタッフ6人、年間の受注が10棟という小さな、小さな会社です。

10棟の内の3棟が、一月に集中するのは、すごい事です。 「何で?」 6月に建築基準法が改正され、夏頃から建築確認(これが無いと工事が始められません)が、なかなか下りない状態が続いていましたが、国交省のお達しで、急に建築確認がスムーズに下り始めたからです。

 現場監督2人はなかなか事務所に帰れず、内勤スタッフも現場がスムーズに運ぶようサポートに必死です。お引渡しが済む春頃まで、当分バタバタ状態が続きそうです。

と言う訳で、イベントの数が減っておりますが、少し落ち着き次第、企画しますのでその節はぜひご参加を!! 今しばらくお待ちください。



年末年始の休業日は、12月30日(日)〜1月6日(日)です!!

1月7日(月)より平常通り営業いたします。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。



池田

同居の難しさ

みなさんこんにちは、池田住宅建設の池田 歩(いけだ あゆむ)です。

いよいよ今年最後のメリット通信です。
一年の最後、12月ですよ! 今年の事は今年の内に終われそうですか?
 
池田家は昨年の事すら引きずったままです。 また今年も引きずりそうです・・・。

さて話は変わりますが、現在我家は訳あって9人家族です。 (その訳は又の機会にでも・・・)
9人ですよ。 経験あります???

義弟家族との一時的な同居ですが、2世帯の家族が同居するって、経験してみて初めてわかりましたが、大変です。

何が大変か???

・それは義兄弟とは言え、それぞれが違う世帯で独自の暮らし方をしてきたので、
 既にその家のルールが形成されている。

・その家族なりのルールはかなり習慣化されているので、
 お互いの常識が通用しないという、大きなギャップがある。

日常生活でも教育方針・食生活・時間的感覚・金銭感覚などなど・・・、
まだまだ探せばありそうだ!

初めのうちはお互いにギャップの埋め方がわからず、半ば強制的に我家の常識を押し付けていたのだが、それでは当然長続きもしないので、【家族ミーティング】を2週に1度の割合で、週末に行う事にしてみました。

家族が改まった形でミーティングを行うなんて事は以前には無かった事なので、子供達は、どうして良いのか分からずにふてくされる者や何を言えば良いのか分からずに居心地が悪そうにしてる子など、さすがに5人もいれば様々な反応をします。

でも、何かをしながらの【ついで】にではなく、お互いの家族が仲良くやって行くために真剣に話合う機会を取るってのは、案外いい経験になったようです。

もっとも、この【家族ミーティング】は答えが出るまでは、終わり無く何時間も続けらえる、【地獄のミーティング】とも呼ばれているので、そこから逃れたいために頑張っているのかもしれませんが、それでも、以前の無気力でつかみ所の無い、わが子に比べると、はるかにマシかな?と思えます。

普段なら親の言う事は右から左へ聞き流し、私がいないと妻に偉そうに暴言を吐くような、一番扱いにくい年頃の子供達です。

そんな思春期の彼らが他人への配慮のために自らの主張を少しだけですが、譲歩し合いながらまとめていくのです。

因みに私達(両親達)はミーティングのネタを提供するだけです。 
 ・勉強について
 ・門限について
 ・娯楽について
 ・家事手伝いについて

上記のような内容をみんなで決めて、2週間後に再度【家族ミーティング】で修正しながら、みんなの不協和音を鎮めていきます。

既に3回ほど開催していますが、これが『とてもいい!』 んです。
それぞれが、みんなで決めた約束事を普段から守ろうと努力をしているんです。
『我慢』をあまりさせなかった私達、『親の問題が一番』予想外の出来事です。

問題は慣れですね。こんなに素晴らしい事が簡単に続いてくれる。
なんて事は有り得ないと覚悟はしてます。

又、頭の痛い問題が発生すると思いますが、それはそれで又みんなで解決できるまで、長時間にわたる【家族ミーティング】を行いたいと思います!!

 今回、ひょんな事から2世帯同居を経験する事になりましたが、母が私との同居の申し出をを喜んでくれながらも、受け入れない理由が何となくでしたが分かるような気がしました。

義兄弟との同居は同じ世代の子を持つ親同士なので、生活習慣が違いながらも、どちらも、わが子を正しく導きたい! と共通の望みがあります。

でも、母からすれば育った時代や環境など、実の息子でさえ、(息子だから余計に?)価値観の違いに『言わずにおられない』けど『言うともめる』状況が想像出来るからでしょうね。 
しかし、同居ってのは親だけではなく、誰としても大変なことなんですね。
いかに普段、家で“気まま”にしているのかって事がよくわかりました。

おそらく、家だからと“気まま”にしないで少しは家族に対する緊張感も必要ですよ、という、私への戒めなんでしょう!

池田家の今年の正月はかなり賑やかになりそうです。
皆さんも、良いお年をお迎えくださいね!

池田



『施主日記』

日毎に秋は深まり、日が沈むのが早くなり雨が周期的に降る季節。
ボジョレ・ヌーボの解禁、キノコ狩り、日本酒がぼちぼち恋しくなるetc.
私が一年中で一番好きな季節のはずなのですが、今年の秋は少し様子が違います。

毎日現場を遠目で眺めるたびに、天気のことが心配になります。
現場の進み具合はどうなんだろうか?
軒さんから頂いた見直しの工程表と照らし合わせてみても若干(?)遅れ気味のようだし・・・。

ご近所の人から完成の時期をよく聞かれますが、ほとんどの方は工期の長さに驚かれます。
さらに、あまり現場のことを言わない妻も最近、工程のことが少し心配の様です。

やはり、何かにつけ手間の掛かる現場です。
恐らく、軒さんは私以上に心配されているんでしょうね。本当にご苦労様と言いたいです。
でも私は心の中で「年内に足場が取れないとしんどいぞ!!」と思っています。

 丁寧に造ってもらう事と、スピードとはいつも裏腹で、工程管理のキーポイントになります。ましてや、現場の軒さんはそれに加えて実行予算の事も頭に入れて動いているのですから・・・。

せっかく、藤田さん曰く「伝説の大工さん」が来て我が家を造ってくれているのですから、施主としてはもう少し静かに見守りたいと思います。

それにしても屋根だけは早く仕上げて下さい!! お願いします。

 電気屋さんが現場に入るようになり、調整が始まり複雑になってきました。イメージどおりの所とそうでない所・・・。でもいつも先回りして私の意向を確認してから現場に指示を出してくれたり、考える時間を与えてくれる軒さんのご配慮にはいつも感謝しています。
(つづく)

国産材の真壁工法地熱住宅



真壁工法の建築中は、遅々として進まない現場に施主さん皆さんが不安になられるようですが、今回は地熱住宅でもあるので余計です。Hさん、ご心配をおかけしてすみません。 監督 軒




特注金物大好き・納まりにこだわる 現場監督 軒
(軒)

温度バリアフリー

皆さんこんにちは、いよいよ寒くなってきましたね。
今年の3月に宝塚に引越しをしてから。原付バイクでの通勤、夏は気持ち良かったのですが、冬はさすがに車で通勤したくなります。でも、がんばってバイク通勤している、現場監督の軒です。

現在、住んでいるマンションの部屋は、鉄筋コンクリート造で、下が駐輪所の2階です。下階を気にしなくていいので、子供達(4才と1才の男の子)はソファーから飛んだり、部屋を走り廻ったりしています。

『走るな!』とか、『飛ぶな!』とか言わなくてもいいのは良いですが、
下階に外気と同じ温度の空間があると寒いです。
それに輪をかけて部屋の位置が北西の角です。

リビングは、床暖房や、エアコンをしているのでもちろん寒くは無いのですが、一歩廊下にでると『ここは、外??』と思うぐらい寒いです。

原因は、もちろん下階と北側の冷え込みです。廊下・トイレ・洗面所・お風呂の寒さを実感する度に、地熱住宅やったらどんな感じなのかな?

と思っていた時、1ページ目でもご紹介した毎日新聞の取材を受けた河口さん(約1年前に地熱住宅を御引渡しさせて頂いた施主さんです。)の感想を聞きました。
そこだけを抜粋しますと・・・

地熱住宅 新聞記事

地熱住宅の理論はわかっているつもりですが、僕自身、地熱住宅での生活はもちろんした事が無かったので、ほんまに部屋と部屋の温度が均等になるのかな?と半信半疑でしたが、
河口様の感想を聞き、もっと自信を持って地熱住宅を建てる事ができます。
ありがとうございました。

朝晩、マンションの温度差を経験するたび、サッシ全部に内窓付けて、ガラス部分の熱損失を少なくして、壁と床の断熱材を強化して、蓄熱暖房機を取付けて、など温度バリアフリー住宅に憧れる今日この頃です。


設計アシスタント 木場
設計アシスタント 木場

―ご迷惑おかけしました。―

”到着便の遅れにより出発時刻が変更になります。”30分ほど遅れるようです。
ブンブン飛ばして遅れを取り戻すものかとの思いきや結局35分ほど遅れてフランクフルト到着。
ベルリンへの乗り継ぎ時間は定刻では60分。つまりあと25分しかない。地上係員に搭乗券を見せて出発ゲートと時刻の確認すると向こうを指差し一言、『急げ!』はい。それはわかってます。入国審査にはすでに長い列。通過したが定刻の5分前。ベルリン行きの国内線は別ターミナル、リュックサックを横揺れさせながらオートウォーク(動く歩道)を走る。走らないわけにいきません。指示された搭乗カウンターには女性が1人。17時10分ジャスト。恐る恐る搭乗券を差し出しました。するとなにごともなく航空券をもぎり、半券を返されました。カラっカラの喉のままアナウンスに耳をすますと、『xxxxすトゥっくルメxxxx。ストっクフムxxxx』ストックホルムからの便が遅延したために出発時刻が変更されたようです。定刻から30分遅れでベルリン・テーゲル空港到着。ATMでユーロ建で現金を引出しバス停に向かいました。夕方のせいか市内へは予想以上に時間が掛かりました。ポツダム広場でバスを降りたのが19時前。予定よりかなり遅れてしまいました。ホテルに荷物を置きたいところですが予約した演奏会のチケットを19時半までに引き取らなければなりません。完売の公演なので遅れてしまってキャンセル扱いになっては困ります。仕方なくスーツケースを引っぱってフィルハーモニーまで歩きます。やはりキャンセル待ちの長い列が見えます。窓口でチケットを受取ります。今夜、明日、明後日の3枚。トイレで着替え、栄養ドリンクをひと飲み。右ポケットにもう1本。スーツケースをクロークにを預けようとしたら、お姉さんに『大きな荷物は下の階のロッカーです。』と言われました。それを聞いていた髭をたくわえたおじさんが『何を硬いことを言ってるんだい?そこにスペースがあるじゃないか。』ということで荷物はそこへ。初日はオーケストラの後方の2階席、指揮者と向かい合う位置。ザバーっ、ザバーっと豪快な音とともに睡魔がやってきます。それでも3楽章のキレ味の残像はしっかり記憶にあります。2日目は2階バルコニー左側、開始前に客席の一部がざわつくのを指揮者がきらい、しーッ!くちチャックのポーズ。1楽章がはじまります。この曲でこういう明確なテンポでの演奏はあまり聴いたことがありません。この楽章だけ独立して演奏されているみたいな感じ。10番が1楽章のみでも演奏されるときのよう。他の楽章も昨日より確実に良くなってきているよう。こちらの体調の(睡眠の)管理も順調。(夜の公演に合わせて昼過ぎからギリギリまで寝ても、栄養ドリンクとか、コーヒー、チョコレート、その他色々組合わせても、なかなか眠気をコントロール出来ません。・・・野球選手が翌朝起きたときの肩の具合が心配でよく眠れないとか、マラソン選手の抱える、スタートしてからも35キロ地点の自分がどうなっているかへの不安。僕の場合は演奏中いつ眠気がやって来るか?不安で不安でしょうがないのです。もちろん僕の場合は何の努力もしていないし、ただ神経質な顔で黙って座っているだけなのですが・・・)
最終日、3 日目は1階正面ブロック前列。指揮者を足から見上げるような位置。演奏中、指揮台ではステップを踏んだり、飛んだり跳ねたり、なるほどだから革靴ではなくゴム底?なのですね。納得。それにしても各楽器の音を吸い寄せるあの指揮棒、先っぽに磁石かなにか付いてるのかもしれません。ましてオーケストラの集中力と緊張感。この緊張感ってやつは説明出来ません。自分で気付くしかないのです。それだけでもこの指揮者との関係が伺われます。この日の85分間(両端楽章が 結構ゆっくりめだったので、たぶんこのくらい。)は、まるで採点表片手に○×のチェックをしながら聴いてたみたいにその隅々までよく覚えています。最後の一音が消えてからもフィルハーモニーは静まり返ったまま。何人かの演奏者の眼は潤んでいるみたい。コンサートマスターも真っ赤な鼻で目頭を抑えているよう。こちらはといえば既に水浸し。ながい沈黙のあとの大きな拍手。一瞬、拍手ってどういうときにするものなのかわからなくなってしまいました。放心状態のままとぼとぼとホテルへ。明日はフランクフルトに移動して1泊。翌朝、空港への直行バスが何故か一台も来ません。仕方なくターミナル駅行きのバスに乗るも、思った以上に遠回りで、到着した停留所の時計は出発時刻の1時間前を指しています。えっ?隣りにいた女性に空港までタクシーでどれくらいか尋ねました。うそっ!40〜50分?まじで?『フライトは何時?』それに答えてもまだ余裕の笑み、へっ?なんで?なんでにこにこしてんの?腕時計を示して、それが?こうなって。あっ、そう!そういうこと?やっとわかりました。今日は28日、つまり10月最終日曜日、サマータイム(夏時間)の終了日。既に時計の針が1時間戻っています。あと2時間あることになります。フランクフルト近代美術館はマイベスト5にくい込む面白い空間と展示でした。ただこの夜の演奏会は・・・拍手すべきでないときというのはこういうときのことをいうのです。ブーイングが一つもないのが不思議なくらいでした。もしかするとこの3日間でこの耳の方がすっかり変わってしまったのかもしれません。

―ほしみっつ。in NY.―

そのためだけに旅行した価値のあったまさに卓越した演奏会。カーネギーホールでの出来事。計3回のベルリン・フィルのニューヨーク公演、マーラー作曲『交響曲第9番』、『大地の歌』、『交響曲第10番(クック版)』のそれぞれ前半に現代作曲家の作品をプラスしたプログラム。9番の日、1楽章が終わった後、指揮者が客席を振り帰り話しかけます。おそらく”もう少し静かに聞いてね。”といった内容。それもやはり彼の”本気度”の顕れだと感じます。(海外の方は演奏中でも、割と豪快に咳やくしゃみ、鼻をかむ方もいらっしゃいます。)4楽章が「死に絶えるように」終わりの一音が消えつつあります、なのに何故か別の音が聞こえてきます。それも徐々に近づいてくる。サイレンの音みたい微かにドップラー効果まで聞き分けられるほど。ドキッとしました。指揮者も同じことを思ったかもしれません。カーネギーホールでは時に通りの騒音がホール内に届いてしまうのです。完成度だけを比べると本拠地フィルハーモニーでの最終日の方が良かったように思います。でもここはニューヨーク、物語に(誰かの解説に)左右されたくはありませんがマーラーをここで聴くというのはやはり特別なこと。ここでもやはり、朝ホテルを出て歩きまくり、美術館に行き、3時過ぎに(比喩などではなく本当に)駆け足で部屋に戻り、懸命に眠り。(遠くを見渡してもきれいに凪 、何処向いてもそれらしい予兆も全くありません。かなりしんどい攻防です。)その後着替えて演奏会という毎日。シーレ目当ての『ノイエ・ギャラリー』彼の作品はクリムトのデスマスクを描いた一枚しかなかったのですが、先頃、155億円で落札されたクリムト作『アデーレ・ブロッホ・バウアー�機戮盍峩瓩亡嫋沺�『ガゴシアン・ギャラリー』での展示作品はシーレを思わせます。もちろん全く違います。(すでに有名な作家であるらしくゲオルク・バゼリッツと日本語表記するそう。)『メロポリタン美術館』でロダン作のマーラーの頭をじっくり、星月夜もアヴィニョンもじっくり観られます。『ニューヨーク近代美術館(MOMA)』で、見たことある手やなあ、と思って近づくとココシュカの一枚でした 。アルマ・マーラーと恋愛関係にあった彼が1980年没だったとは知りませんでした。マーラーと関わりがある人がついこないだまで存命だったとは・・・。あとロダン作『洗礼者ヨハネ』の展示には苦笑い、さすがMOMA。親子連れもカップルもこちらに向かっては来ます。が、途中でぷいっと振り返り長い列に加わります。あとはおしゃべりに夢中でこちらを向くことはありません。作品はカフェの行列が背を向ける突き当たりの角に配置。天を指差しキリストの到来を告げようとするヨハネは自信なさげ、悲哀の塊。ロダンの作品でこういうこと(アサンブラージュ?)をするそんな美術館は世界中でここだけだと思います。谷口吉生設計による建物は、内部からガラス越しに望む中庭に借景。その響きには、例えば京都、濡縁に腰掛けて眺めるそういう印象があります。ここでは違います。隣りのブロックぎゅうぎゅう摘めのビル郡がそろって平静を装いながらも横目でこちらをちらちら。吹き抜けの見上げ、下ろしも素晴らしい。(不意な吹抜には胡散臭さを感じることもありますが、ここでは違います。)人って人を眺めてるのがすごく好きな生物。演奏会のロビーやホワイエから、チケット片手に入場してくる人を手摺に頬杖をついて、眺めている人たちをよく見かけます。それと同じような動きが色んな階層で起こっていて、本当にこれ全部、計算してるんだとしたら、当然そうでしょうが、あたまんなかどうなってんだろう、と唖然としてしました。今回の旅行で思いのほか良かったのが『ディア・ビーコン』という現代美術館。マンハッタンから鉄道で90分ほどでビーコン駅。車窓から見る、ハドソン河の対岸、その紅葉もなかなかのものでした。中心部から30分も行くと徐々にこういう景色が拡がってきます。駅から歩いて5分ほどで美術館。元はナビスコの包装紙印刷工場、そこをリノベーション、といっても見た目には中をがらんどうにし、作品にあわせ間仕切り、白いペンキを塗った程度。凝ったところは全くありません。そこに作品が非常に贅沢に展示されています。その広大なスペースを想定した作品は非常に規模の大きなものが多くて圧巻。列車の時刻に合わせて3時間弱で出ましたが夜の演奏会がなければいくらでもいられました。その夜はマーラー10番、やっぱり1楽章からグッと来るものがあります。ベルリンでの3日目がトラウマとなり、それを思い出しているだけなのか、本当に今鳴っているのを聴いてるのか。自分でもよくわかりません。4楽章終盤、打楽器奏者が1人ステージをはなれ舞台袖に出ました。開放されたままのとびらから、指揮者の合図でドスの効いた短い太鼓が沈痛に響きます。これはマーラーが滞在中のホテルから見た光景、殉職した消防士の葬列で叩かれた太鼓、その記憶である、とのちにアルマが語っています。9番でのサイレンはこのことを想起させたのです。この街と消防士にはまた別の関わりが・・・。あの世界一有名な跡地は映像からだけでは想像しにくいほどの敷地です。ラトル指揮ベルリン・フィルの9番は来年3月頃CD発売らしいです。既にインターネット上ではダウンロード販売されていてつい先日聴きました、こちらが太平洋を、あちらが大西洋を跨いで計4回。(一部の団員の方には気付かれたようでした。)そのどの回とも違った感想を持ちました。現場で体感しないとわからない事や物が世の中にはまだまだまだまだ、まだある、そういうことをまた実感しました。


藤田藤田

カメラマン

 私がやる(出来る)仕事の内の一つに、『写真撮影』があります。
施主さんの地鎮祭や工事中のお家を見に行くときにパシャリ☆
バス見学会などのイベントの時、その様子を皆さんに伝えるため(イベントに参加されたお客さんの質問に答えられないのでそれをさりげなく誤魔化すため)にパシャリ☆パシャリ☆
完成したお家の竣工写真も私がパシャリ☆

 写真を撮るのは好きです。
私が池田住宅で使っているカメラはCanonの一眼レフのカメラで、とてもかっこいいカメラです。室内を上手に撮る方法を池田に伝授してもらい、三脚なんかも用意してもらって気分はもう完璧にカメラマンです!!
「こっからこの角度で撮ったらかっこいいかも!」
「ここに光があったらなんかいいかんじになるんちゃう?」
と、いつも必死になってついつい撮りすぎてしまいます。

100枚超えはあたりまえ、300枚以上撮影したこともありました。
だってデジカメなんだもの♪
撮っても全てプリントアウトするわけじゃないし、いらない写真はボタン一つで消せます。
だったらたくさん撮ったほうがいいですよね?!ともったいながりの私は思います。

しかし、いつも通り写真を撮ろうと思ったある日、私の大好きなデジカメさんの様子がおかしいと感じました。
「ん?なんかピントが合いづらい・・・?」
と思った日から徐々に調子が悪くなっていったようで、ついにはオートフォーカスでの撮影が困難になってしましました!

あぁ・・・私が取りすぎたからカメラが壊れたんかもしれん・・・と、ちょっと心配しつつカメラ屋さんに修理の見積もりをお願いしました。(後に池田が調べた結果、原因はバッテリーにあるようだと判明しました。よかった。)
そして1週間程して出た見積もりは・・・・なんと4万円!高い!!
新品より安いんかもしれんけど、あともうちょい出したら新品が買えるのでは・・・?

あれ?こないだこんな話聞いた・・・。あぁ!再生住宅と一緒やん?

 先日再生住宅のお話があり、その時に出た見積もりで同じような話になりました。
いろいろな条件にもよると思いますが、再生住宅の方が安く抑えられるけど、あともう少し足せば(といっても高額ではありますが)新築と変わらない・・・という結果でした。
驚きでした。どうやら再生住宅の方が新築よりも手間がかかるし技術も必要なようです。

「それでも思い出の詰まった家を残しておきたい!」
「いや!それやったらもう新築のがええやん?」
と、意見は人それぞれだと思います。
再生住宅の良さはもちろん、根本的には元々の家が残せます。
新築の良さは1から始めるわけですから、ある程度枠に縛られず好きな家に出来ます。
価値観の問題のようですが、新しいもの好きでもったいながりの私には究極の選択です。
決めれません!


横山横山

中野さんの家づくり

今月から、着工したばかりのお客さん、中野さんの家づくりをご紹介します。

中野さんは、今年7月に奥さんとお孫さんで事務所に来られました。私共のホームページをご覧になった娘婿さんのお勧めでの来社でした。

家づくりに関するお話を伺うと、今回の家づくりの最大の目的は、ご主人が「湯船に浸かる事」。

中野さんのご主人は、現在62才。今から10年前に“くも膜下出血”の為お風呂場で倒れ、車椅子の生活になられました。

それからずっとシャワーを浴びる事しか出来なかったので、「もう一度、湯船に浸かりたい!!」とずっと願って来られたそうです。

ご主人にもお会いして、ご夫婦の真っ直ぐなお人柄に惹かれた池田は、何とかご主人の希望をかなえるお手伝いをしたいと思いましたが、2つ問題がありました。

1つは、私共の見積とご予算に大きな開きがあった事です。他社さんとも合い見積もりをされているという事でしたので、まずうちは無理だなとあきらめ気味でお宅を訪問していました。

2つ目は、お手伝いをしたいけど、満足していただけるように出来るんだろうか?という思い。池田住宅では今まで、「将来的に車椅子になったときには・・・」というようなお打ち合わせをする事はよくありましたが、実際に障害を持った方の家づくりは全く経験無かったからです。

結果、プランの見直しと、予算の延長で池田住宅を選択して下さいました。
2つ目については、中野さんの生活や動き、又、介護をされる奥さんのご意見から私達が教えていただきながら、出来るだけ中野さんと奥さんが使い易いよう造りたいと思っています。

 さて、そのプランですが、当初、池田が提案したのは明るい2階にご主人と奥さんの寝室、LDKや風呂などの水周りを持っていき、最近とても手頃になった家庭用エレベーターで2階に上がっていただくという物でした。

住宅の密集した市街地では1階はどうしても暗くなりますが、エレベーターを使って明るい2階にリビングや寝室、水周りを集める事でワンフロア―の都会型平屋暮らしを提案したかったようです。

只、今回は中野さんご夫妻には、同居の息子さん・娘さんがおられ、部屋数も欲しいということで、
エレベータースペースと費用の節約もあり1階リビング案に決まりました。

同時に、「胸から上しか自分の意志で動かせない」という中野さんの場合、家庭で奥さん一人か、ヘルパーさんと二人の補助での入浴について、どんな方法があるかの模索が始まりました。

実際に中野さんご自身に使い心地を試していただきたいと、各介護用品メーカーやユニットバスメーカーに、「体験入浴させていただく事は出来ませんか?」と問い合わせましたが、中々、色よい返事は返ってきませんでした。
(つづく)


野球大好き・力じまんの現場監督 井元
野球大好き・力じまんの現場監督 井元

予防が大切


久しぶりに風邪をひいてしまいました。
一旦、風邪をひいてしまうといつも長引きがちなのですが、ぶり返したりで、かれこれ1ヶ月近くになります。年末の忙しい時期なので、早く治さないといけないのですが・・・。

 と、それはさておき、先日、屋根葺き替えと外壁塗装の定期メンテナンスをさせていただいたお宅がありますので、少し紹介したいと思います。

このお宅は、築約20年、木造2階建て、カラーベスト系(厚み15ミリ)の屋根で外壁は吹き付け塗装でした。

屋根から雨漏りがするとのことで点検にお伺いしたのですが、屋根が何ヶ所も割れてしまっている状態でした。

外壁の塗装は約9年前にされていましたので比較的、きれいな状態です。
よくよくお話を聞いていると、その時に屋根の塗装はされなかったそうです。業者さんが必要ないと判断されたようなのですが・・・。

築約20年、厚み15ミリ(通常のカラーベストは約5ミリ)ということから判断すると、通常、葺き替える時期ではないのですが、紫外線による劣化等が進んでしまい、反り上がってしまってました。屋根の上を歩くと割れてしまうような状態です。塗り替えと葺き替えでは全く費用が違ってきますので、何かいい方法がないかと思ったのですが・・・。

 定期メンテナンスでは、外壁の塗装と一緒に屋根も塗装する必要がある場合が多いです。
雨や紫外線が直接当たる屋根のほうが劣化が早い事が多いですし、一緒にするほうが仮設足場を共有でき費用もお得だと思います。

屋根葺き替え・外壁塗装


家も風邪も「予防(メンテナンス)が大切」ということですね。


池田住宅建設TOP > メリット通信 > メリット通信2007年12月号