池田住宅建設TOP > メリット通信 > メリット通信2008年9月号

メリット通信2008年9月号

08/08/24(日)
「ほんまにええの!?地熱住宅OB様邸訪問バスツアー」レポート

こんにちは、スタッフ藤田です!今回は「夏の地熱住宅」を実際に体感して頂こう!ということで、OB様邸2邸にお邪魔させていただきました。6組10名の方々にご参加頂きました。

K様邸小屋裏ロフト

 少し涼しくなってきた午前10時宝塚駅。今回はほとんどの人がイベント初参加だったので、ちゃんと待ち合わせが出来るか心配でしたが「出来るだけ分かりやすいように!」と作ったご案内状を頼りに来てくださったようで、皆さんきっちりお集まり頂けました。
 車内で軽く自己紹介をして、まず最初に向かったのは、地熱住宅完成後3年目の猪名川町のK様邸。
今年2月の地熱住宅OB様訪問ツアーでもお世話になりました。
地熱住宅の定義によれば、もう地熱の恩恵を受けられているはず!


リビングで地熱住宅について質問

期待と不安を胸に、総勢14名がK様邸にお邪魔しました。
リビングから小屋裏のロフト、機械室(第3種換気)までしっかり見学させて頂きました。
その後、地熱住宅での住まい方や、注意点、光熱費についてなど、ご参加頂いた皆さんから、直接K様にご質問して頂きました。
「そいうえば、娘がズバリ!なことを言ってました。そこのジャスコはエアコンの効きすぎで寒いけど、家のはちょうど良くて眠たくなるって。確かに、そうだな〜と思いました。」とK様の奥さん。


奈良県の外断熱地熱住宅S様邸

次に向かったのが、奈良県のS様邸。今年6月にお引渡ししたばかりです!まだ地熱の恩恵は受けられていないはず。
ただ、地熱住宅と言っても、クーラーがガンガンに効いた部屋のように涼しい〜!というわけではありません。少しの電力補助で、快適な空間を造るという考えです。ですから、軽い運動をすると少し汗ばむくらいの温度。14名が一気にお部屋に入ると、少し暑いかな?という気はしましたが、それでも外断熱の効果により、エアコンの効率が良く、すぐに快適温度に。


エコ住宅地熱住宅見学

S様邸では床下の配管や、小屋裏の機械室(第1種換気)を見学させて頂きました。その後、米子ロールを食べながらの質問タイム♪が、ヒートアップして最後には池田と軒による構造セミナーのようになってしまいました。居心地が良かったのか?予定時間を1時間近くオーバーしてしまいました(汗)S様スミマセン・・・
K様、S様、ご参加頂いた皆様、長時間お付き合い頂きありがとうございました!




池田

母の悩みは知っている!


みなさん、こんにちは! 池田です。
今年の夏は異常に暑くなかったですかぁ? 
やはりこれも地球温暖化の影響でしょうか? 

それにしても、夏の暑さはこのところ年々ひどくなっているような気がしてなりません。
我が家もそろそろ断熱リフォームに取り掛かろうか? と真剣に悩んでいます・・・。

話しは変わりますが、何年も前から出ていた母の家の建替えプランがようやく決まりそうです。

本来ならとっくに完成していなければならないのですが、忙しくなると『母の家だから・・・』 という気持ちがあり、ついつい後回しにしていました。

『どうせ真剣に建替える気は無いんでしょ!』と何度も言われており、申し訳ない気持ちでしたので、なんとかここまで出来てホッとしています。(まだ間取りが仮決定したばかりですが・・・)

今回、実家の建替えプランを行うにあたって母からの要望は以下のようなものでした。
(かなり厳しい要望なんです・・・)

� )霧�きで冬は昼間から電気が必要な家だったので、明るい家に!!
�◆仝什澆竜鏨屬�西向きで夏は地獄のように暑く、クーラーの効きも良くないので、その解決。
�� 夏は深夜になっても30度を切る事がなく、冬には外より寒くしもやけになりそうな土壁の家を  高齢になった母の身体に負担の少ない快適な住宅にすること。
�ぁ‖�子(私の弟)が帰省したときに家族が気兼ねなく宿泊できる部屋を確保。
�ァ(譴寮犬�がいである花や植木を栽培するわずかな庭。
�Α^飮�費とメンテナンスにお金がかからない家。
�А\依�整頓や掃除が楽にできる家(つまり母一人なので、こじんまりとした家)。
�─)蛭叛�能がしっかりとした家。


私が17歳まで育った家ですので�´↓い詫�解していましたが、夏の暑さや冬の寒さに対する不満は母には無いものと思っていました。

というのも、私の小さい頃(つまり母の若い頃)は、“暑い・寒い”と私達兄弟が愚痴を言う度に
『夏は暑いもの、冬は寒いもの』と言って、眉間にしわを寄せて怒られて(笑)いましたし、それどころか、真冬でも家の窓という窓を開放して空気を入れ替えるのが朝の日課だったからです。

そんな母も最近は加齢のためか、さすがに暑さ・寒さに対する愚痴を言うようになったので、正直ビックリです。でもひょっとしたら、いつまで経っても間取りの打ち合わせをしようとしない私へのイヤミ(?)だったのかもしれません。

ともかく上記の要望をクリアできるような、プランを作成する事になったのですが、それが結構大変でした。

『母の事はよく分かっている』と思いこんでいた、私の思い込みが大きくプラン決定を妨げる事となり、ついには母と大喧嘩をするまでに・・・。

いつまでも昔の元気な母とばかり思ってましたから・・・。
次号へ続く

池田



特注金物大好き・納まりにこだわる 現場監督 軒
(軒)

住み心地(外張り断熱)

 こんにちは、盆休み中、息子2人と必死に遊んでしまい、今腰が痛くなっている現場監督の軒です。

今回は、家の断熱について少し書いてみます。池田住宅では、新築の家に外張り断熱を採用しています。外張り断熱とは、家の外側に断熱材を施し家全体を包み込む断熱の方法です。

子供達とキャンプした時に思ったんですが、外張り断熱を簡単に例えるのであればクーラーボックスです。クーラーボックスに、氷を入れておいても長時間溶けません。

これは蓋や器に施した断熱材と、蓋にパッキンをつけて隙間をなくして気密性を高くして、外の温度の影響を受けにくくしているからです。

外の影響をあまり受けにくい為、少しのエネルギーで温度を保ち易くしているのです。

内断熱(充填断熱)を採用していた池田住宅が、初めて外張り断熱を施工したのが約6年前の夏で、大工さんと一緒になって断熱材を張った事を思い出します。そして工事中なのに外張り断熱の効果を感じられたのが、凄く印象に残っています。

『2階が暑くない!』

普段なら建築現場の2階(屋根直下階)は凄く暑くなり、階段を上がっていくと温度の層ができているのですが、それがまったく無く、外張り断熱の効果に大工さんと感心したのを思い出します。

家というのは、外観や内観が同じでも住み心地は違ってきます。住み心地の良い家とは、私は家の中が同じ温度で生活ができる“温度のバリアフリー”が絶対条件だと思っています。

先日も見学会参加のお客さんが、1階と2階の温度差が激しく「夏は2階に上がりたくない!!」とおっしゃっていました。別の方は「冬は家の中が外よりも寒くて、居間のコタツで丸くなってるんよ。」と、これはうちの両親も同じです。

外断熱と内断熱
断熱材の入っていない、又はうまく機能していない状態や、
気密が取れていない状態では、家中同じ温度に冷房・暖房
しようとしても、ものすごいエネルギーが必要です。

当社では、壁・屋根・基礎の外側を板状断熱材を使って、
柱や梁の構造材も全て断熱材で包み高断熱・高気密な状態
を造っています。クーラーボックスと同じ、外の影響を受
けずに少しのエネルギーで温度を保ちやすくしているわけ
です。

これからも効率の良い断熱方法を利用して温度のバリアフ
リーをもっと追及していきたいです。


野球大好き・力じまんの現場監督 井元
野球大好き・力じまんの現場監督 井元

偽装コンクリート!?

先日、神奈川県の六会(むつあい)コンクリートという生コン製造販売会社が、住宅の基礎などの生コンの骨材に、「溶融スラグ」を使用し、正規の生コンであると偽装していたという事件がありました。
7/8、経済産業省が、この会社がJIS認証を取り消されたと発表しました。

一般に、生コンと呼ばれるレディーミクストコンクリートは、JIS規格で使用材料や配合等が定められているのですが、この「溶融スラグ」は規定外の材料になります。

溶融スラグ

「溶融スラグ」とは、ゴミなどの一般廃棄物の焼却灰を溶かし、固化させた粒状のリサイクル資材です。

資源の再利用という利点はありますが、生コンの骨材に使用した場合、コンクリートが膨張して表面がポロポロと剥がれる「ポップアウト」という現象が起きる可能性があり、一般的には外構材であるブロックやレンガ、舗装材に使用されるものです。

規定外のため、基礎や柱・梁などの主要構造部に使用すると、建築基準法違反になります。(約1年間で、住宅やマンション等300件以上に使用され、すでにポップアウト現象の起きている建物も数件あるそうです。)

原油高で運搬コストが上がり、通常、骨材に使用される砂や砂利の価格が上昇したため、リサイクル業者に拡販目的で「溶融スラグ」を無料提供させていたという事らしいのですが・・・。

また、検査逃れとして、正規の砂・砂利を使用したもので検査を受け、実際の現場には、溶融スラグ生コンを出荷していたそうです。にもかかわらず、責任者はJIS規格における「溶融スラグ」の認識不足から、生コンに使用しても問題無しと判断してしまったと弁明しています。

生コン受入れ検査

じゃあ、何故、検査を偽装する必要があるんでしょう? 
良いと思ってしているなら、検査逃れは必要ないですよね?
明らかに故意としか思えません。

ひどい話です。また、とてもショックな事件です。
当社でも、基礎のコンクリート打設前に生コン検査をしますが、
同じような可能性が全く無いとは言えません。


知らないうちに、検査の時は正規の生コン、検査後は・・・。

そもそも、建築基準法で生コン検査が義務付けられていない事
自体、疑問なのに、検査が全く意味が無いかもしれないなんて・・・。

姉歯事件以来、確認申請を厳しくしたり、検査を厳しくしたりしても、結局のところ、その人のモラルに依存するところが多いということかもしれませんね。


設計アシスタント 木場
設計アシスタント 木場

―自主制作。―

少し前のことですが、先月と今月と講演会を2度、同じ作家でした。
7月は、とある大学の公開講義で批評家との対談形式。
その前日には、建築家と構造家による同じような形式のセミナーがあり、
構造家言うに、同時通訳のイヤホン越しに、
「細胞を知ろうと、細かく切って調べていくと、
 ある時点で分析対象よりも、ナイフへの付着物のほうが多くなる。」
とだいたいそんなようなこと、これはなかなかの示唆。ヒット!なんていう人いますね。
作家と建築家、と、批評家と構造家、の立ち居振る舞いのそれぞれが興味深く。
で、作家のほうの質疑応答で一人の学生さん、
「自分はKさん(当作家)の本は読んだことありません。
 それは自分の先生が生きてる作家は読まなくてよい、と言ってるからです、」。
いわゆるジョークのつもりなんかなあ、とも感じたけれど。それってMさんが何処かに書いてたなあ。
「“ノルウェイ”で、永沢さんが死後30年経てない作家は信用するな、みたいなこと言ってたね。」
と作家の返答。あっ、そっか永沢さんの台詞かあ。
学生さんはそのポリシー(?)を担当のその先生のオリジナルと思ってたんやろうか?
知識のウラを全部取るのって難しいから、よくあることです。
はい次の方、創作活動と切実さに関する質問。
作家受けて、冒頭、セツジツサをセイジツサと言い違え。ふむ、ふむ。

それで、このあいだのは、なんていうか、ドラマなどで、
「さあさあ、この後は若いお二人に・・・」と見合いの仕掛け人、立役者(?)がころあい計りみる、
そんな空間でありました、庭あり池あり。開場前、とぼとぼ歩くのも気持ちよく。
はじめ、そんなあらたまったとこに、一体どんな格好で行くものやら、
真夏にスーツ?と、まあ結局はいつもどおりで馳せ参じました。
ああいう機会に、だいたい何を期待して読者は行くんでしょう?様々でしょうが、
この場合、作家による自作の解説を聞きたいわけではなくて、
それだと、まるで先生が教科書読み上げて、生徒が目で追う、そんな光景。
それ毎回はやらんでもいいような。こちらが見たいのは、目つきに目配せ、沈黙と発話のタイミング。
ふーん、こういう感じの人が、ああいうのを書くんやなあ、あるいは書かないんだなあ、と。
そういう意味で、そうやろうなあ、そうなるわなあという全体の雰囲気。
あと“恥じらい”の対立項に“うっとり”を挙げてました。例えばうっとりブログはつまらない、等。
でも、この人、ほんまにあと何冊も本を書けるんやろうか?と知ったふうでいて偉そう、僭越な心配。

先日、女性服飾誌にその作家の掲載を見かけて立ち読み、超音速旅客機”コンコルド”に関する記述。
そういえば、前に一回、空港ターミナルを巡回するバスから、駐機してるのを金網越しに見ました。
あのテロ後、燃費や効率、安全面で既に運航停止が決定してたせいか所在なさげ。
高速運航時の機体表面温度は空気摩擦で100℃を軽く超えるらしい。
細い機体が痛々しくもあり、まわりもしんどく。ひとッ飛び100万円とも聞きます。

なんか必死な感じのそういうの、近頃流行りません、
っていうのも聞いて久しく、また流行るかもしれません。どっちでもいいといえばいいのだけれど。


藤田藤田

2時間前

1週間の夏休みが明けた日の午後
「あっ!みんな!メリット通信、明後日の午前中までにお願いね〜♪」神の一声です。
「え〜!?こないだ書いたのに?もう〜??」
「まじでー?書くことないし〜!どないしょう!」
「・・・・・。」
ということで、あっと言う間に月末です。

もう夏は終わるのでしょうか?
2日前ぐらいから、急に涼しくなってきたような気がします。
朝晩のバイク通勤が、少し肌寒く感じる今日この頃です。

さて、今回はネタが全く思いつかないため、かなり焦っています。
これを書き始めたのが締切りの2時間前。
現在10時45分。
いつの間にか45分も経ってる?!焦ります
横山と軒は現在お客様と打ち合わせ中。社長の池田はお出かけ中。
この間に少しでも筆(キーボードを打つ指?)を進めなければ!
横の井元も黙々と机に向かって勤しんでおります。と思いきや、現在放心状態?

私はというと、悩みに悩んで、過去にみんなどんなん書いてるんやろ??
と過去のメリ通を読み返し、軽〜く現実逃避をしてみたり・・・

すると、素敵なコーナーを発見してしまいました♪
ペット自慢コーナー!これは見逃せません!

ぽっぽ
lovelyanimal.gif
早速、うちの犬です♪名前は「ぽっぽ」
皮ジャンが似合うパピヨンの女の子です♪
性格はすっごくわがままで、おこりんぼ。特におやつをあげると超凶暴に!そんなの、誰も食べないのに・・・
でも、おやつ欲しさに芸達者な子です(笑)
舌が長いのか、常に出てます。舌を出したまま寝るので、カピカピになってしまいます。それをついついイジって怒られます。
散歩で疲れると、ベンチを探して、飛び乗って、座ります。
完全に自分を人間だと思っているようです。犬嫌いです。
でも、そんな変な子がウルウル目で甘えてくると「か、かわいい〜っ!」ってなってしまいます。もしかして、そういう作戦か??


pet.gif

〜おまけ〜
現在時刻、14時35分。
お昼休憩を挟んで、4時間半。
現実逃避をしてみたり、ふらふらと寄り道をしたりもしましたが、メリット通信、やっと完成です。はい。締切り過ぎちゃってます。でも、2番乗り♪
はぁ〜、来月も悩まされそうな予感・・・




横山横山

平屋の家づくり-2-


リビングにある薪ストーブ


Kさんは、土佐ツアーの2週間後に退職を迎えられました。只、同じ職場に再雇用をされたので、「退職前と変わらない生活なのに給料だけ下がりました。」(笑)と仰っていました。

阪急神戸線の駅から5分、JRにも10分で歩ける交通至便のお宅に、ご両親、Kさんご夫妻、お子さん3人の大所帯で長く暮らしてこられました。

でも転勤が多く、お子さんの就学前はご家族で、お子さんが就学されてからは、単身赴任の生活が長く続いたそうです。

「結婚してから来年で30年になるけど、半分は単身赴任でした。」

第一印象通りとてもエネルギッシュな方で、単身赴任中にも週末にはご自宅に戻られ、ご家族と、奥様とあちらこちらへ旅行されたそうです。土佐ツアーの時にも「色んな事をよくご存知だな〜」と感心しましたが、そんな経験・好奇心から生まれるものなんですね。

 そんなKさんが“平屋の家づくり”を考え始めたのは、単身赴任先から家への往復など40代では何でもなかったことが、50代になって疲れを覚えるようになり、“くつろげる場所・落ち着ける場所”を造りたいと思ったのがきっかけだそうです。

造るなら、定年退職する前、現役のうちに完成させたいと思って計画され、「昨年完成したのでギリギリ間に合いました。」とおっしゃっていました。

「よく定年になったら女房と二人で旅行に行きたいって皆さん言われるでしょう?でも私は定年になったから、『さぁ今日から二人で仲良く旅行しよう』って言っても無理だと思うんです。」

「何事も練習というか、定年後にそうなりたいなら、その前から徐々にそういう習慣をつけておかないとと思ってきました。」

確かに、うちの近所の奥さんも何年も続いたご主人の単身赴任先に、定年を二年後に控えた昨年「お互いに一人に慣れてそれに“楽さ”を感じるようになってきたので、定年後の“ずっと一緒”の前に練習にいくのよ。」とおっしゃって行かれました。


露天風呂からの景色

そんな練習(?)の旅行で、あちこち家を建てる場所を探して来られたんだそうです。

温泉好きのKさんご夫妻にとって、温泉はポイントが高く、
「本当は別府温泉が一番好きなんですけど、私達にはちょっと遠いのでここを選びました。」と白浜に決まったそうです。

Kさん宅のお風呂には少し茶褐色の温泉が引かれています。





池田住宅建設TOP > メリット通信 > メリット通信2008年9月号