現場で採寸。

進行中の現場です。
この部屋には造り付けの本棚が納まります。
クロス仕上げの下地、石膏ボードを張った状態で、
家具屋さんに現場の採寸に来ていただきました。

わざわざ手で計らんでも、
設計段階で寸法、抑えられそうなもんです。

確かに図面上ではそうなのですが、
施工時には多少の誤差が出てしまいます。

この場合、壁の間の有効寸法、幅は、床のところで、
図面では、パソコン画面上では、２ｍ６０ｃｍです。

現場で実際に計測すると、２ｍ６０ｃｍ、と３ｍｍ。
３ｍｍ長く（広く）仕上がっていました。

もし原寸を待たずに、図面だけで家具を製作し、
現場納入していたら、３ｍｍ隙間が出来ていたことになります。
逆のケースだってありえました。
１ｍｍだって狭く仕上がっていれば、今度はこれ、入りません。

相手が人間であれば、もう少し、あと一息、
はいっ、息（いき）吸って～
いや、吐いても、
どっちでもいいから、腹引っ込めて！
と言いたいところですが・・・

地熱｜池田住宅建設