スラムドッグ$ミリオネアもそろそろおわりかけ。
どんなものでも、かどうかわかりませんが、
だいたいのもは拡大するか、遠目傍目で見ると眺めると、
どこかになにかしら綺麗さを孕む層、
それ見つけられるように思います。
地球とか夜景とか雪の結晶や花粉、蝿の顔面も。
超広角レンズでシャッター押せば、
たぶんなにか見るべきものが写るはず。
もの珍しさが後押しするのかもしれません、
びっくりと感動どっちがどっちかこんがらがってしまうことがあるみたいに。
劇中、オルフェオとエウリディーチェが挿入されて、
あれは男、後ろ振り向いてはいけません、という決まり。
思うのは芥川龍之介の杜子春で、
こちらもやはり仙人との約束破ることにします。
そっち選びます、最終回答?正解は・・・
深読みしすぎて判断誤ることもあり、
直感頼って、あるいは優柔不断ばれるの嫌って即決し、後悔。
悩ましいとこです。思ったようにしか、人の目(めえ)気にしても、
後片付けまで手伝ってくれる人、そんなにいません。
とはいえ自分の頭の計算結果、
これほんまに信用してもいいのかはやはりちょっと心配。
どこが動揺誘うのやら、こちらの急所狙うのは、
一体全体、この映画のどこ部からの攻撃なのか、
とまあそんなややこしいこと言わずとも、
観といて良かったまた観よう、とそういう映画でした。
蛇足ながらボンベイ/ムンバイの町並み、
なんかコールハースのジャンクスペースについてのあれこれを想起させるのでした。
ちなみに今週27日は『ユリイカ6月号』発売日です。
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