データ流用。
木場 「軒さん?ちょっといいですか?」
軒 「XVL?出来た?中も歩ける?」
木場 「はい、ひととおり入ってます」
軒 「ちょっと動かしてみて、室内ぐるっと見せて」
木場 「はいっ、まずリビングがあって・・・」
軒 「うん、はいはい・・・、はい、いいと思います」
木場 「・・・なんかへんなとことかなかったですか?」
軒 「いや、別に・・・・なんで?」
木場 「実は本来の3Dデータがないのがあって別ので代用してるとこがあるんです、
不自然じゃなかったですか?あっそうですか、じゃあよかったです」
軒 「・・・いやいや、そんなん言われたら気になる、どれ、どこが違うん?」
木場 「あの、御主人が希望されてるオーディオルー・・・」
軒 「オーディルームの中で?えーっと、それやと・・・スクリーン?」
木場 「そこ何使ってると思います?掛け軸、引き伸ばしてそう見せてるとか?」
軒 「あっそうなん?」
木場 「ブッブーっ!です、そこじゃないです」
軒 「・・・なんか腹立つけど・・・じゃあもうあとスピーカーしかないよね、これ何使って表現してんの?」
木場 「ピンポーン!」
軒 「・・・」
木場 「正解です。」
軒 「・・・いやいや、ちゃうやん、
スピーカーのデータ探したけど、見つからなくて、
それで別のデータ使ってます、ってそう言ったよね?・・・そういうことじゃないの?」
木場 「そうそう、そうです、そういうことです。
コントラバス無かったからヴァイオリンだいぶ大っきしました、みたいなことです」
軒 「・・・んーっ・・・・・、で?このスピーカー、元々は何なん?」
木場 「ピンポーン!」
軒 「・・・いやいや、だから、聞いてる?話聞いてますか?」
木場 「見えますよね?スピーカーに」
軒 「まあ、まぁまぁ、見えるなあ、どんどんどんどん腹立ってきたけど・・・」
木場 「逆に、これ基準にしたら・・・」
軒 「・・・インターホンね・・・・ピンポっ・・・・」
木場 「電子レンジとチン、みたいなことですね」
軒 「・・・」
木場 「ちなみに外から見たらこうです」
軒 「・・・」