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地熱住宅・床下システム・24時間換気システム・配管参考図。

0907069.jpgロフト階に設けた機械室部分です。
地熱住宅の各配管だいぶ込みいってます。
パソコン画面の見た目にこうだと、こうすると、
いざ本番、施工の段では尚のこと。
それわかってはいるんです。



施工図面も図面の上で納まってないと、
現場ではどうやったって納まらず、
また図面上、ぎりぎり納めたときには、
―そういう時って、往々にしてなんかちょっとした快感であったりしますが―
現場の大工、職人さんに、これかなりの手間とらせることになります。

また、これらとは別に、
居室や基礎など、建物各所で計測した温度、湿度データを、
リアルタイムで「新しい地熱コントローラー」に集計し、
システムを制御します。それ用の
―各所からコントローラーを経由させるための―
CD管も必要です、あと10本程。
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上図のように、24時間換気システム用のダクト配管と、
あと床下システムの、機械室と基礎部を結ぶダクトも入れるとなると、
配管経路、相応に必要です、断・面積的にも。
基本的には(※1)、これ全部、天井裏か壁の向こうに納めます。
ただ、梁せい(※2)によってはその隙間が確保出来ません。
なんとか他の道、探すことになります。
※1)場合によってはスパイラルダクト等を採用し、露出配管とすることも可能です。
※2)梁の厚みのことです。ごく単純には荷重のかかる箇所の数値は大きくなります。

まして、なるべく居室にPS(※3)は取りたくないんです。
部屋側はなるべくすっきりさせときたいからです、家具の配置とか考えても。
となると経路の確保は、ますます難しくなります。
※3)パイプスペース。壁仕上げや天井面を通常ラインよりも、ふかす、
 せり出すことで奥に空いた隙間を利用出来ます。ですが部屋側には凸のある面が出てしまいます。

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なんかすみません。・・・あの、いえいえそんなん言わんと、
もうそろそろ出てください、機械室から。
ほんますいません。






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