○階段ゆるくしてラクに昇り降り。
階段の角度をゆるくする工事です。
既存住宅のリフォーム、リノベーション工事です。
階段の高さ1段ぶんのことを、蹴上―けあげ―、
平面、上から見た1歩ぶんのことを、踏面―ふみづら―、
と言います。
京都の町屋など見学してもそうですが、
以前の住宅はごく最近の住宅に比べて、
階段の傾斜がきついことが多いです。
階段は昇り降りしんどいくらいが、日頃の鍛錬になってよろしい、
という意見もお聞きしますが、
そうは言ってもやはり毎日、毎回のことです。
高さ方向、蹴上が踏面よりも大きな数字になると、
どんどん勾配、角度がきつくなります。
足高く上に持ち上げなければなりません。
また降りるときには、深く足降ろすことになります。
長距離走るときには、登りより下りのほうが、
膝に負担かかるとも言われます、
これ単純に同じこと当て嵌めてよいのかわかりませんが・・・

こちらのお宅の場合、
階段部分を横により広くとり、
また段数を一段増やすことで、
踏面については既存の、
15.5cm → 19.6cm に広げ、
蹴上は、
20.9cm →19.5cm と低くしました。
当然、角度についても、
53度 → 45度 とゆるくなります。
移動が楽になります。

危険というのも大袈裟かもしれないですが、
思いつくところ、気になる点は、
一個でも二個でも改善しておくべきだと思います。
よく言われることですが、ヒートショック予防の、
温度バリアフリーなどもそうですね。








![地熱 住宅開発技術者[宇佐美智和子(うさみちわこ)]氏による熱い質問受付コーナー[そのご質問、宇佐美がお答え致します!]](http://www.chinetsu.jp/images/faq-usami-logo160.gif)
![土地探しから始める家づくり。[土地情報サービス]登録はこちらから。地熱](../images/estate-a.gif)
![兵庫県西宮市・宝塚市・伊丹市で土地探しから始める家づくり。[土地情報サービス]会員ページはこちらから。地熱](../images/estatemembers-a.gif)

