△さがしもの。
昨日のブログで手(てえ)撮って、
写真データをパソコンに抜き取ったあと、
あれっ?ない、どこ?確かポケットに入れた、
と思ったけれどもありません。外してすぐそのまま
ポケットに入れたと思ったけど・・・ぱんぱんぱん、
ぱんっ、ないです、ポケットには入れてません。
カメラのふたです、どこかにやってしまいました。
またこんなばたばたした時に。
「あの・・・軒さんっ?」
「お、俺っ?知らんよそんなん!」
「ですよね、すみません、そういうつもりじゃなかったんですけど・・・でも、ときどきぼくの赤えんぴっ・・・」
「・・・」
一応、念のため捜索範囲を事務所全体に拡げ。
絶対、ぜえったいにこの空間、のなか、にある・・・はず・・・たぶん絶対に。
だって足生えてるわけじゃないのです。
記憶辿って立ち寄りそうな、自分の軌跡、も一回遡ってみても見つかりません。
えー、でもそんなわけないのに・・・どうしよう社長になんて言おう?・・・
あたまのなか、一円玉を探す行員さんや警察の一斉捜索のようなイメージで、
隙間、床下しゃがみ込み、這い這い机のしたも覗き込み。
さすがにそこはないでしょ?というとこに意外とあったり、
と自分をだます演技をしてみても、ドラマチックな展開を期待しても見つからず。
透視できたらなあ、発信機ついてたらなあ、と思ってみてもなんにも進展しません。
ないです、どこにもないです。あかん諦めるのはまだ早い、そんな、会社の備品なくしておいて・・・
・・・でもないもんはないやん?どうしよう、なんて言おう?あっ、こんなときにはブログです。
ブログに書きます、まずは遠まわしにここで書こう、そのあとちゃんと謝ろう。
・・・にやっ、しめしめそこからネタ、またつながるかもしれない、
と不謹慎だけれど、毎日ブログ書こうと思えばこれなかなか大変なのです。
と席に戻って、えーっとまずは、と画面の前の拡げたこれ片付けよう、
施工図面そろそろ微かに先見えてきたけど、まだもう少し、と手のばしたら、
図面越しに堅いとこがあり・・・
そういえば昨日の帰りのバスでのこと、
聞こえてきた会話です。
私さっき帰るとき、あれ?ないわ、どうしたのかしら?
どこに置いたのかなあ、困ったなあ急いでいるのに・・・
で、もう少しで、すみません私のマフラー知りませんか?って大声出すとこだったのよ、
首にふんわり巻いたまま、ハハハ!
というわけでカメラのふた自分の机で見つかりました。
計算機をどかしたら、図面のあいだに挟まっていました。
でこ、と眼鏡にまつわる話や、他にもなんかそんな、似たようなことわざもありますが、
昔のひとはうまいこと言ったものです。疑ってすみません。