○基礎打設工事。
あさ、毎朝の伊丹の市バスを途中で降りて角曲がると、作業車が、
生コン車とポンプ車が停まってるのが見えました。警備員さんがおられ、
ご迷惑お掛けします通行できますのでこちらからどうぞ、歩行者一名です!
あっすみませんご苦労さまですあの池田住宅のものなんです。
・・・あっ失礼しました。いえいえこちらの方こそ。
現場監督・井元・立会いのもと、
スランプ試験などの現場受け入れ検査は既に終了、
基礎打設工事が始まっていました。
今日はまずベース部分(平らな部分)を施工します。
生コン車から一端、ポンプ車にコンクリートは移されて、
クレーンに支持されたホース(太)を通って流れてきます。
さらっとしたものではないので圧力をかけて押出されます。
業者さんはホースを肩に担ぎ込むようにして、
身体全体で注ぎ口(太)の向きを換えます、体力のいる仕事だと思います。
腰に巻いたリモコンでホースを支えるクレーン部の伸び縮み、
上げ下げ、出力を加減します。
二人一組で作業はすすみ、注ぐ傍から、
一方の職人さんが機材を鉄筋のあいだに差し込み攪拌します。
生コンクリートに含まれる砂利の部分 (骨材) を、
全体にまんべんなく行き渡らせるため、空気を追い出すため。
強度にばらつきが出来てしまうのを防ぐためです。
構造計算に合致した設計強度を出すための大事な工程です。
木製のトンボ (野球のグランド整備に使う) のような道具で均し、
金ゴテで表面をさらに滑らかに仕上げたら、ひと工程の終了です。
ほんとはもちょっと見ときたかったのですが、これは自分の仕事、
ではないので缶コーヒーのお礼を言って事務所に向かいました。
来週あたまは、立ち上がり部分を打設する予定です。
週間天気によると晴れマークが並んでます、今のとこは。木場でした。