メリット通信２０１２年３月号
皆さんこんにちは、池田住宅建設の池田です。毎年ご好評いただいております【土佐の山を見るバスツアー】、今年もやります。と言うか、絶対やりたいです。ぜひご参加を！！
毎度ながら、全然詳しい事は決まっておりません。（苦笑）只、山で伐採を見せてもらったり、プレカット工場はやはり外せないと思っております。もちろん大正軒のうなぎや、司牡丹も絶対外しません。
と、毎度見て頂きたい物が多過ぎてその選択にギリギリまで迷ってしまいます。でも土佐が好きになって頂ける事だけはお約束します。ぜひご参加下さい。お待ちしております。
日時 ２０１２年５月１２日（ 土）〜 １３日（日）1 泊２日
朝７時３０分出発、翌夜7 時0 0 分帰着予定
※帰着時間は交通事情により前後する可能性があります。
集合場所 当社事務所前 尼崎市富松町４丁目2 番19 号（ 近畿中央病院南側）
参加費 1 5 , 0 0 0 円/ 人（ 食事・宿泊込み）
お申込み締め切りは５月６日（日）
電話：012 0 - 0 0 - 9 912
F A X：0 6 - 6 4 2 3- 3 6 0 0
E m a i l：m e r i t h o u s e @ ihb . c o . jp
〜家づくりの正しい進め方〜
皆さま こんにちは！
しかし、今年の寒さは凄いですね〜
この寒さの影響なのでしょうか？ それともこれは毎年の事？
とにかくインフルエンザにかかられている方が多いみたいですね。
我が家には、平日なのに常に子供がいる感じです。
学級閉鎖が学年別、学校別に有るようで、
先週は次男坊が・・・ 今週は一番下の娘が・・・
というような感じなんです。
今年は年初より、家づくりのご相談を頂くケースが増えて来ましたので、バタバタとしておりますが、
週末のご予定もインフルエンザの影響で延期になるケースが非常に多いです。
今年は感染の勢いが凄いんでしょうね？ って感じます。
そんな最近なんですが、何故か？ お打ち合わせをしていると、
何とも言えない違和感を感じる事がよくあります。
その違和感を感じるのは、お客様の家づくりの目的と住宅の好みをお聞きした時なんです。
事前に想像されている外観や内観、間取り等のイメージをお聞きしている時には何も感じません。
でも、建物に関してだけでなく、ご家族の構成に始まり、10 年単位でご夫妻の将来を想像したり、
お子さんの成長を仮定しながら、将来も含めた家のお話を色々と深くしていくと、
その【違和感】を感じるのです。
私の言う【違和感】とは、思い描いておられた希望としてお聞きした建物のイメージと
ゆっくりとお話した結果出てくる建物のイメージがかけ離れている（矛盾している）時に感じるのです。
この【違和感】を感じるのは、お若いご夫婦だから・・・という事では無いようです。
年代を問わずに同じような違和感を感じてしまうのです。
しかし、どちらの話もそれだけを単独の話としてお聞きしている限り、何も違和感は感じません。
例えば、建物の外観や内観・間取りのイメージだけをお聞きすると、
しっかりとしたお考えがお有りのようで、比較的お好みがはっきりと伝わってくるのです。
ところが、建物が完成した後の将来を想像して頂いたり、
その家に住んだと想定して頂いた時の話しとなると、途端に話がおかしくなり出すのです。
つまり、今、思い描かれる建物( 外観・内観・間取り) と将来的な利用の仕方につながりが無いのです。
時には自分が理想的だと仰った建物プランを、完全否定してしまう方もおられる程です。
不思議ですが、この【違和感】を感じる事は年々増えてきました。
特にこの数年は顕著にそれを感じます。
そこで、真剣にこの【違和感】の原因を考えてみました。
・ 何故、理想と現実に、こんなにも矛盾が有るのに、それに気付かずに家づくりを考えてしまうのだろう か？
・ いつからこんな風な矛盾を感じるようになったんだろうか？
昔はこのような矛盾はあまり感じなかったように思います。
ただ、建てる前に建物の（外観・内観・間取り）のはっきりとしたイメージをお持ちになられる事も
少なかったように思います。
私なりに悩んでみましたが、おそらく以下のような事が原因では無かろうか？ と考えています。
インターネットという新しい情報源や、住宅業界のイメージ戦略で、家づくりを意識される方々が、
完全に洗脳されてしまったんじゃないでしょうか？
家づくりと言えば、建物の（外観・内観・間取り）を第一優先と知らぬ間にインプットされてしまったのかな？ と思われます。
もちろん、インターネット以外にも、住宅系の雑誌や折込チラシなど、
常にイメージが先行される媒体が溢れています。
一度、家づくりが気になり出すと、「これでもか〜！」という程の情報が皆さんを一気に襲いかけます。
だから、イメージを先行させるな！ と言う方が所詮無理な話なんです。
既に習慣となっている“イメージ先行”を否定する事なんて、もはや出来ないと思います。
こうして考えてみると、【違和感】を感じる理由に納得が出来ます。
これらが原因の全てとは思いませんが、大きな影響と考えて間違いないように思えます。
それだけに、その根付いてしまった習慣もお聞きしながら、
潜在的に眠る将来への不安や希望等といった本音を引き出せるようにしないと、
本来の目的である、【理想の住まい】を現実化させる事が、
昔に比べてかなり難しくなってきたように思えます。
それでも、【違和感】を違和感と感じ取れた事には、少し安心できます。
これを感じ取れなくなったら、私はどうなるんでしょう？
正しく家づくりのサポートをする事が出来るでしょうか・・・？
私までイメージに犯されてしまい、中身を大切と思えなくなるのでは・・・？
少し将来が不安になりましたが、いくらなんでもプロである私達まで広告などのイメージに
振り回される事は無いだろうと信じていますし、
そんな事は無いように心しなければと思っております。
太陽光発電のつづき
先月につづき太陽光発電について少し。 我が家の発電シュミレーションを実際にやってもらいました。
結果：�‘各�前の年間の我が家の電気料金が、約135,000円（2011年度分）
��昼間発電した電気を我が家で使い、余った分は売る。夜は発電しないので電気を買う。
太陽光発電をしない時との差額が、＋約40,000円＝約40,000円の収入。
要するに、年間約135,000円だった電気代が無くなり、なおかつ約40,000円の収入が出来るので、導
入の効果は、約175,000円という事ですね。
売電価格が2倍（10年間）になる前は「光熱費ゼロ住宅」は余程の事が無い限り不可能に近かったのですが、今の制度では可能性が十分に有りそうです。（光熱費が元々高いお宅は、ゼロは厳しいかも分かりませんが・・・。）
導入費用が総額、税込み約260万円「4.56kw×57万円（概算金額）＝約260万円」とし、ここから
48,000円×4.56kw＝約220,000円を引くと、実際の支払い総額が約238万円になります。
238万円を導入効果の17.5万円で割ると約13.5なので、導入資金の回収が１３年位で終わる計算です。少し前までは２０年近くかかると言われていたので、ずいぶん短くなりましたね。
ここで、太陽光発電を設置するのにベストな条件を少し。
�‘邯�きに大きな屋根が有り、屋根の勾配は３０度がベスト（３０度＝約５．８寸）
�▲�ール電化でかつ昼間の電気使用量が少なめ。（売電量が多くなるため効果が高い）
我が家は残念ながら南向き３０度では有りません・・・。東西屋根で勾配はゆるいめの４寸です。
（ベストの屋根の発電量の８５％になります。）
太陽光発電にご興味があり、上記の�´△両魴錣謀�てはまる方は一度、シュミレーションしてみてはいかがでしょうか？（補助金、売電単価条件とも今期の申し込みは３月終了です。）
(西村)
現場監督
まだまだ寒い日が続いていますが、これからだんだんと暖かくなって欲しいです。
先月号に書きました吹き抜け天井照明のＬＥＤ電球、電気屋さんで無事交換してもらえました。（笑）
さすがにレシートは無くなっていましたが、店員さんが「会員カードにＬＥＤ電球を買った時の履歴が
残っているかもしれないので調べてみます。」と言ってくれたので、すぐに調べてもらいました。
２０分位すると店員さんが戻って来てカードに履歴が残っていたらしく、メーカーの初期不良という事で新しい物に交換してもらえました。
私が２年前に買った時に比べると値段も半額以下になっていて、性能表示も４０Ｗ 、６０Ｗ ではなく
lm(ルーメン)に変わっていました。電化製品は２年も経つと大分進化しますね。
ＬＥＤ電球が一段落すると今度はパソコンの調子が悪くなりました。（泣）
会社で使っているパソコンも何故か次々に壊れていきました。（苦笑）
修理に出してもらったんですが、ソフトが全然入ってなく使えない状態です。
家のパソコンも修理に出したいのですがバックアップを取っていなくて何とかして取り出したいのに、電源は入るけどブーンと言ったきり画面が黒いままになって動きません。
せめて写真だけでも取り出したいです・・・
今は茨木のマンションと明石のマンションのリフォーム工事をしていて西に東に走っています。
茨木のマンションは、大工さんが終わって、後は天井のクロスと壁の左官工事の仕上げが残っているだけです。それが終わると仕上げ工事の設備（トイレや洗面台など）を取り付けて、洗い工事を残すだけになり本格的に終わりが近いてきました。
しかし、何が起こるか分からないのが現場で考えもしない事が起こったりします。後は何事も無いように祈るだけです。
明石のマンションはまだ始まったばかりで床の下地を組み立ているところです。
今年から本格的に現場監督をする事になり、この現場で初めて近隣のお宅へのあいさつまわりに井元と二人で行ってきました。次回からは一人で行けるように後ろでよ〜く内容を聞いていたのですが、「さすがやなー」と感心していました。
現場が始まるまでには、色々段取りする事が多かったです。
あいさつまわりに駐車場の確保、共有廊下の養生にと、
まだ始まったばかりなのに疲れました。（笑）
これから３ヶ月も有るので、
肩の力を抜いてじっくり、いきたいです。
明石海峡大橋が近くに有って、すごく景色の良い所です。
横山「バンドネオン」
2 月の初めに、私の住む三田の総合文化センターで、小松亮太という人のバンドネオン（アコーディオンに似てて鍵盤がボタンになったような楽器、主にタンゴ演奏に用いられるようです。）とイギリスの弦楽四重奏とのコラボレーションを聞きました。
演目はピアソラが中心でした。聞きかじった情報では、ピアソラは、タンゴの世界では前衛だったようですが、「あ〜ぁ、聞いた事ある。」と大抵の方が思うほどポピュラーと言うか、クラシックな感じ。
洋服などのファッションの世界でも、私達の建築の世界でも、前衛が時間と共にポピュラーになっていくのは一緒やなぁなどと思いながら、“聞いた事ある”タンゴのリズムを楽しみました。
CD では、幾度となく聞いたバンドネオンですが、生で聞くのは初めてで、調べると6 〜７�圓睛�るらしく、小柄な小松さんが長時間に渡って演奏するのを見ていると重労働やな？ などと妙な感想も・・・。
只、CD では伝わらないような、蛇腹になった楽器が膨らんだりへこんだりして空気をはらむ音や、リードに空気を送るパフパフというような音などもしっかり聞こえたり、ヴァイオリンがよう鳴っているなぁ（変な表現ですが、そんな感じなんです。）なども感じました。
生を見ている臨場感からか？ 新しいホールの音響効果が良いからか？ 難しい事は分かりませんが、単純に「たまには、演奏会に出かけよう！！」と思いました。
神戸や大阪など遠くへ出かけるのはちょっとハードルが高いですが、箱物行政の功か？罪か？ 各市で新しいホールが次々出来ているようです。市報などでチェックして興味が湧く物が有れば、ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか？ せっかく税金払ってる事ですし・・・。（笑）
私自身、心掛けないと出不精になりがちですが、少し面倒と思いつつ出かけると“そこ、その場”でないと分からん（分かったような気になってるだけかもしれませんが、）もんが色々有るなぁ。と改めて思う事が多いです。
少しずつ暖かく、気持ちの良い季節になって行きますので、普段出かけない場所に出かけてみる機会を作ってみてはどうでしょう？
話は変わりますが、良い季節つながりで、いつもこの季節に書いている事を少し・・・
「家の事で気になられる事がありましたら、ぜひこの季節にご連絡・ご相談下さい。」です。
と言うのも、冬の間は寒いので、メンテナンスやリフォームなど家を触る気になりませんよね？
ですから、少しずつ暖かくなる、今がチャンスです。
雨漏りや白アリは大ごとですから放って置かれる方はいないと思いますが、外壁のひび割れや給湯器・ガスコンロの不具合など、ご自分では大した事無いと思うけど・・・というようなちょっとした事でも、気
になられたら、ぜひ今、ご連絡・ご相談下さいね。
でないと、良い季節は短くて、今度は梅雨そして夏と又、家の事など考える気にならない季節がやってきます。そうして先延ばしにしている間に大きな事になってしまう、何事も一緒ですよね？
気持ちの良い季節は、あちこちお出かけもして頂きたいですが、家のぐるりを１周しげしげと観察して？？と思われる事が有りましたら、先延ばしをせずにご連絡下さい。とりあえず見せて頂きますから・・・。
木場地熱住宅新築工事、O 邸が竣工しました。
竣工が見えはじめて、いざ外構工事に入ると一転、
天候不良が続いたのですが無事完了しました。監督・軒も満足そうでした。
お引渡しが近づくと――そういうのはなれないものですね――
監督だけでなく事務所全体の雰囲気というのかテンションというのか、
1 段2 段あたりまえに上がってしまっているような ( 浮き足立った？ ) 感じになります。
お引渡し前日には、とにかく邪魔にだけならぬよう、
かたく絞った雑巾片手にそろりそろりとなぞるようなふき掃除、らしきことを。
ここまできて不注意で壁のクロスを引っ掛けでもしたらおおごとです。
O 邸の床は無垢の杉フローリングです。無垢の杉材はやわらかいので、
――木がやわらかいというのもなかなかイメージしにくいかもしれないですが――
あしざわりが良くて気持ちが良いのです。
でも施工をしている軒 ( さん) としては、
同じだけデメリットも見えてしまうみたいです。
「自分家 ( じぶんち) やったらやっぱりふつうのフローリングを選ぶと思う。
そりゃたしかに？既製品とはあしざわりが全然ちがうしあれやけど、
でも無垢は子供がもちょっと大きなって、それから考えるわ」 との意見です。
無垢の杉フローリング表面は、鍵でもボールペンでも、
うっかり落とすと、うちどころが悪いと、かるく凹んでしまうくらいやわらかいです。
(※無垢の場合、かるいキズであれば水滴をたらします。乾くとあまり目立たなくなります。)
進行中のK 邸・移築工事は、軒 ( さん) プレカット工場とのやり取りが続いています。
プレカット工場の担当者は篠原さんという方です。
「実際会ったら電話の声 ( 小声) とのギャップが大き過ぎ！あれは詐欺みたいなもんや」
と池田がいつも言っています。
今日も先程、お電話があったのですが、
あいにく軒 ( さん) は今日はお休みを頂いています。
Ｋ邸は真壁 ( しんかべ) 仕上による住宅です。
現在ではより一般的な、大壁 ( おおかべ) とは勝手が違います。
まして今回は既存の部材や建具との取り合いもあるので、
なかなか時間がかかっておいそれとは、一筋縄とはいかないみたいです。
対するは西のよこづっ・・・
もとい井元 ( さん) はリフォームのお見積に追われています。
井元 ( さん) は先日、勉強会に参加する為に作業着ではない 「ラフな格好」 が必要になり、それで何軒か探したなかで、「 入ったの」 を購入したら、「US サイズ」 だったそうです。
(軒)
予防接種
こんにちは、現場監督の軒です。 まだまだ寒い日が続いていますね〜。お客様に教えてもらったんですが、今年の冬、奈良県香芝市では最低気温が、-5℃で最高気温が3℃の日もあったそうですよ〜。 尼崎ではそんなに厳しくはないですが・・・ それでも寒いです。
先月号に『我が家はインフルエンザにかからず元気です・・・』って書いていたのに、私以外、みんなインフルエンザにかかってしまいました（笑）。インフルエンザもまだまだ、流行っているみたいですので気を付けてください。予防には『手洗い・うがい』ですよ。説得力無いか〜？（笑）
さて、インフルエンザはかからないために予防接種を受けたりしますね？
それと同じで白アリにやられないように、家にも予防工事を行います！
新築時に大体は白アリ予防工事をしていますが、大抵は5年保証です。5年を過ぎると保証が無くなってしまい、薬の効力も低下していきます。
「定期的に予防工事をすることで、家を白アリから守ってくれる。」必要工事と考えておくべきです。
が、この話をすると、よく言われる事があります。
『五年毎は、ちょっと・・・』『今回は、やめとくわ・・・』『周りのみんなやってないけど・・・』
『実家は、全然やってないけど・・・』
その気持ちすごく分かります。見た目変わらないし、予防しなくても白アリは来ないかも知れない。
私も床下に潜って色々なお宅の調査をしますが、床下でシロアリを発見したのは10軒に満たない位です。
考え方としては、保険料と考えて頂けたらと思います。沢山見せて頂く中の10軒でも、実際に被害を受けているお宅を見ているからこそ、やはり私は予防して欲しいと思っています。
私達も家が建っている間、永久に100％白アリ予防出来る工事が有るなら、迷わず施工します。
でもそんな工事は残念ながら今のところ有りませんし、悲しいかな、虫の考えている事は到底分かるはずもありません。
だからこそ、家には白アリ予防工事が必要なんです。
白アリに食べられて、スカスカになってしまった土台。
（基礎と柱などをつなぐ大事な構造材）。
このお宅では、この土台の周辺の柱も被害を受けていました。
一般的には、床下に薬剤を散布しますが、
それが出来ないお宅では、
外回りだけの施工で済むやり方で施工を行っています。
家の外回りに30ｃｍおきに薬を注入していきます。
