何でもアリ？
6月にアキュラホームの建築基準法違反が発覚してから、一級建築士の免許偽造が大手ハウスメーカ
ーの積水ハウスまでに・・・。
またまた、建築基準法違反が同じく大手ハウスメーカーの住友林業、東日本ハウスにと、予想通り、次
々と色んな事が発覚されてきましたね。氷山の一角でまだまだ発覚するのではないでしょうか？
それにしても、大問題のはずが新聞記事に少し載っただけで、ニュースでも取り上げられてない。
大騒ぎになるので意図的にそうしてるのでしょうか？
膨大な件数をどうやって修理していくのかな？ と思っていたのですが、まさか！？ という結論にな
るようです・・・。
問題発覚当時、住友林業の担当者がこう言ってました。「大臣認定を取得してない工法で工事をしてし
まったが、試験をして大丈夫なのを確認してるから問題は無い。これから申請する。」と・・・。
言葉は悪いですが、その時こう思いました。「アホか！？ そんな後付け通用するはずないやろ！」
それが何と通用しちゃったんですね・・・。
経緯を簡単に説明すると、
「大臣認定を取得してない工法で工事をしてしまった。」→「修理は不可能に近いし、申請をすれば通
るだろうから申請しよう。」→「申請が通った！」→「なので問題無し！」
う〜ん、信じられないような結論になってしまいましたね。何でもかんでも疑ってはいけませが、本当
に申請が通る工法だったの？ 施主さんは大きな「安心」を得るために大手ハウスメーカーに依頼して
いるのに到底、納得出来ないんじゃないの？
少なくとも、大臣認定を取得するまでの、期間は「建築基準法違反」に違いないのだから、何の罰則も
無いのはおかしくない？ 残念ながら、ほんと、建築業界って「何でもアリ！？」ですね・・・。
いつもそうですが、このまま「風化」して終わるのでしょうね。
今回のことは全て、法律や基準がある「新築住宅」においての事です。それでもこんな事が起こって
しまうのに、法律や基準がほとんど無い「リフォーム工事」の場合はどうなるのでしょうか？
本当にグレーゾーンだらけですね・・・。
最近、すごくリフォーム相談が多くなっていますが（大変お待たせしている状況で申し訳けありません
・・・。）本当に気を引き締めて工事しなければいけないと思った出来事でした。
何の進歩も無く、すごく残念な気持ちでいっぱいですが・・・。
