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〜 住宅ローンの悲劇 〜

池田
  新築はもちろん、リフォームや建替えをする場合も、住宅ローンを利用する事が多いと思います。
そんな場合、“ご主人”がローンの借り主(債務者)になられるのが、ほとんどだと思います。

住宅ローンには、通常、“団体信用生命保険”という制度がセットされています。
これは主たる債務者(ローンの借主)に、不幸にも万が一の事が起った場合(死亡等)には、
残りの住宅ローンの残債を保険が肩代わりしてくれる制度です。

大抵の場合、“一家の大黒柱”であるご主人がおられてこその住宅ローンですから、そのご主人に万が一の事があれば、たちまちの生活費や毎月返済している住宅ローン・・・と大変な事になります。

せめて“住まい”だけは、経済的な面からも、そんなリスクから解放しなくては・・・
という事から、生まれた制度なんですが・・・。

 【でも、以下のような場合はどうなると思います?】

「長い打ち合わせが終了し、請負契約を済ませ、ローンの申し込みも完了して、いよいよ着工して、後は完成を待つばかりという時に、ご主人が不慮の事故に巻き込まれて他界してしまった・・・。」

結論を申し上げると、
団体信用生命保険は適用出来ません。住宅が完成して、実際に住宅ローンとして融資がされない限りは
保険開始とはならない為です。

私はもう30 年近く住宅ローンのお手伝いをして来ましたが、このようなご不幸に直面した事は有りません。でも何時そうなってしまうか分かりませんし、今まで無かった事が幸いだったのかも知れません。

もし、私がお手伝いしている家づくり途中のお客様が、そのような不運にあたってしまっても、私には何も出来ません。想像するだけでも、恐ろしい事です。しかし、絶対に無いとは言えません。
でも、最近になって、場合によっては、『工事着工時より団体信用生命保険を適用する事が出来る』方法があると教えてもらいました。

金融機関やローンの種類によって全て適用出来るわけではないようなので、近いうちに詳細を調べて
皆さまにお伝えいたしますから、少しお待ち下さいね。

これから住宅ローンを組もうと考えておられる方! 
わずかな保険代で残された家族のリスクが排除されるのなら、
これだけは絶対に取り組む必要がありますよ!
 
≪追伸≫ 
 しかし、これまで30年近くこの世界に居ながら、
これらのリスクを 【まさか大丈夫だろう】なんて、安易に考えていた自分が恥ずかしいです。
冷静に考えてみたら、いつおこっても不思議はありませんからね・・・。


池田




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