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「鍋」

横山横山

 IH 導入の番外編として今月は鍋の事を書いてみようと思います。ガス火では、ステンレス、アルミ、鉄、ホウロウ、銅、そしてガラスや土鍋など、大抵の素材のお鍋が使えます。

ですが、IH では、非常に限られた素材のお鍋しか使えません。これはIH の大きなマイナスポイントと言えるかもしれません。

IH を導入するにあたって、譲ったり処分したお鍋は、大中小の土鍋、毎朝お味噌汁を作るのに調度良かったアルミ鍋、そして結婚した時に母が用意してくれたステンレスの5 層構造鍋一式(今はIH に対応してい
るようですが、当時の物はIH に対応していません)、そして中華鍋やアルミのフライパンなど大量でした。

 下の一覧(Panasonicホームページより)を見て頂くと分かり易いのですが、最近出てきたオールメタル加熱タイプですと、土鍋・ガラス等の非金属以外は○です。

ですが、まだまだ一般的で、お値段的にも安価な鉄・ステンレス加熱タイプは、非金属はもちろん、銅・アルミも×、鉄かステンレスに限定されます。
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これは、ヒーターの渦巻きコイルから出る磁力線が、金属の鍋底を通る時に鍋の内部に渦電流を発生させ、渦電流が流れる時、鍋底の電気抵抗で熱が発生し、その熱で鍋の中身が温まり、調理ができるというIHの仕組みによるらしいです。

磁力線が通るので、鍋底に磁石が付くというのが、ポイントのようです。
ですが、私のステンレス5層鍋は、磁石が付きましたが、IH には反応しませんでした。

層の中のアルミの占める割合が大きかったのかと思うのですが、アルミや銅などは、電気抵抗を起こしにくいので、熱を発生しにくいらしいです。

鉄でも中華鍋のように、ヒーターとの接地面が小さな物も不向きです。
と、特徴をとらえて鍋を選択すれば、より効率的に調理が出来、省エネになりそうです。

 さて、今回買い直した鍋の中で、驚いた鍋をご紹介します。以前IH 体験会の時に数人の方が「すごく良いよ!」と話されていた鍋で、アサヒ軽金属の“活力鍋”(圧力鍋)IH との相性が良いのか確かに早いのです。

1時間位煮込んでいたおでんのすじ肉が、下ゆで7分位で良い感じになりました。昔使っていた圧力鍋は、圧が下がるのに時間がかかりましたが、これが早いのも驚きです。色々試してみようと思います。

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