『二度目のエルサレム』
木場とそんな折「ホロコーストからガザへ」という本を読んでいます。
まだ途中ですが、とにかく付箋まみれになってます。
( 今となっては前述の件にしたってちょっと訝しく思ってしまいます)
分厚いので踏ん切りがつかなくて置きっぱなしにしていた、「打ちのめされるようなすごい本」を
読みはじめると、芋づる式に( 引っ張りすぎたらぷつんと切れる)、読まなあかん、
みたいな本がいっぱいあってありすぎて困ります。
お気に入りのリンク集、ポータルサイトみたいな本です。
この本がなければ、まさにこのタイミングで、「笹まくら」を読むことはなかったはず。
アフィリエイト、っていうか紹介料じゃないけど、少なくない人が、「打ちのめされる・・・」経由で、
「笹まくら」を読んだのじゃないかって気がします。出会いがしら、っていうか不思議なものです。
そのほかにも紹介されていたいくつかを、
Amazon マーケットプレイス( 送料２５７円／冊) と、ブックオフ( 合計１５００円以上で送料無料)
とで、カートの出し入れ、１５００円の分銅ねらって、とっかえひっかえ見比べながら注文しました。
( あともう少し)
先日のことです。
切符を買って振り返ると、おばあさんの顎がみえて、券売機の上の路線図を見上げていらして、
土地勘がないのか見えにくいからかもしれないなあ、声をかけさせてもらった方が良いのかなあ一応、
とまばたきぶんくらいだけ止まったところで、おばあさんと目が合いました。
手渡された紙切れには駅名が書かれてあったので、
振り返ってつま先だって、路線図のその駅を指差しました。
３００円を受け取って、出てきた切符とおつりを返して、
ではでは、いえいえそんなそんな、とその場を離れました。
でも、もしかしたらおばあさん、乗り場がわからないかもしれない。
( あれはたしか月台って言うのでした、読めないけれど)
それでちょっとだけ気になったので、小走り追いかけました。
電光案内板の表示のあそこ、スリーのレッドのあれがそれ、
エクスプレスなので“イー”、“アール”（でしたっけ？）で降りてください、
みたいなことを振りを付けて言いました。
謝謝謝謝ってさっきに続いて何回も言ってもらって握手して別れた、ってことがありました。
なんか見たことある人だなあ、と思ってたら、年末ヤンゴンの露店でミャンマーサンダルを買って、
それから写真を撮らせてもらったおばあさんと似てました。
