“気持ちの良い季節です”
横山今年の夏は、暑くて我慢が出来ないという感じがあまり無く、雨の多い夏でした。
9 月に入り残暑も無く、さわやかな気持ちの良い日が続いています。雨が多く出かけられなかった8 月の分もどこかへ出かけたくなりますね。先日のお休みにどこかへ行こうと考えていたのですが・・・
修理が終わって工事足場が外れ、まぶしい位、真っ白になった姫路城をテレビで見たので、姫路城に行こうと思ったのですが、調べてみると、まだ内部の見学は出来ず、来年平成27 年3 月27 日見学再開の予定との事でした。
見学再開してもしばらくは、きっと皆さん行かれる事でしょうから、少し落ち着いた頃に出かけようと思っています。
そこで、姫路でもう1 ヶ所行きたかった“書写山圓教寺”に行ってきました。三田の我が家から高速を使って約1 時間、ちょうど良いドライブコースです。
山陽道姫路西インターから約10 分で、書写山ロープウェイの駐車場に着きます。この駐車場、うれしい事に無料です。電車の場合、ＪＲ・山陽電鉄姫路駅から書写山ロープウェイ行で約30 分だそうです。
ここから、ものすごく久しぶりのロープウェイに乗って約5 分で山上です。当たり前ですが、レールが無くロープで吊られているってやはり少し怖いです。只、姫路の市街地も望めますし、もう少し先の紅葉シーズンはきっと「綺麗なんだろうな〜」と思っている間に到着です。
山上から清水寺などと同じ舞台造りの本堂、摩尼殿（まにでん）までは約1 キロで、歩くと15 分〜 20 分ですが、500 円の志納金を払うとマイクロバスに乗ることも出来ます。
圓教寺は、比叡山と同じ天台宗のお寺で、西の比叡山とも呼ばれているそうですが、摩尼殿では月例の護摩供（ごまぎょう）が行われていたりして、延暦寺とよく似た雰囲気でした。
そして、今回私がぜひ見てみたかったのは、大講堂、食堂、常行堂の三つの堂が並ぶ場所です。ここは、トム・クルーズや渡辺謙が出ていた映画“ラストサムライ”のロケ地として有名で、最近ではＮＨＫの大河ド
ラマ“軍師官兵衛”でもロケを行われていました。
ちょっとミーハーで恥ずかしいすが、映像で観た場所を実際に見ると、ちょっと不思議、ちょっとうれしい感じです。
最近、お寺によく行きますが、人がたくさん集まる観光地でも有るんですが、あくまで信仰の場所なんだと改めて思います。それは、お寺が山の中にある事が多いせいか、“バリアフリー”という言葉とは無縁な気がするからです。
難しい事はわかりませんが、バリア（障壁）を越えてお参りしてこそ、信仰の場としてはふさわしいという事なんでしょうか？
圓教寺も、参道や各お堂をつなぐ道は舗装されておらず、「冬や雨の日は歩かれへんよね。」と思わずつぶやいてしまいます。でも、比叡山とよく似た独特の雰囲気のお寺です。
ロープウェイのアナウンスでもすばらしいと言っていた、紅葉のシーズンもやって来ます。歩き易い靴を履いてお出かけになられてはいかがでしょうか？
