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『4色ボールペンを買いました』

木場木場

「日曜美術館」を見ていたら画家の山口晃さんの特集をしていました。
こまかな下書きなく、ほとんど直に家並みを描いていく場面、
民家の屋根にかかったところで、切り妻屋根の一部を折ったんです。

切り妻屋根は、2枚の屋根が合わさった、
正面から見たら三角形の屋根です。
その一部を折って描いたということは、
その建物の間取りは正方形ではない、
もしくは斜線の制限があるということになります。

絵の世界(虚実、というより時空間ないまぜの世界です)
なんだからどっちゃでもええやん、という気もしますが、

でも、やっぱりちょっと気になるなあ、と思って観てると、

途中、山口さんの描かれた絵というか図面、
詳細な断面図なんかも紹介されて、おお!と思いました。

屋根を折るとき——たった2,3本余計に線を引くとき——
画家の頭にあるのは外観だけではないのだなあ、と思いました。

あわてていた先月、書こうと思って忘れていました。
又吉直樹さんの『火花』を読みました。

とくに漫才の場での泣き笑いとか圧巻、
どきどきしました。うまいことなってます。

そのほか、このところ、
本を読みながらボールペンで傍線を引っ張る、
という今までだったら考えられへんかったことを試しています。

勇気が要りましたが、いざ丸で囲ったり、線を引いてみると、
人の名前(ロシア人の名前がややこしいです)
とか関係とか前より入ってくるようになりました。
少しわかり易くなりました。

何冊かこれでやってみようと思っています。

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