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“骨折つながり?!”

横山横山

“夏日”という言葉が天気予報からポンポンと流れてくるようになりました。日中と朝夕の気温差が10度以上と、体調を崩さないよう気をつけなければいけません。

先日、無事に土佐ツアーが終わりました。久しぶりにお会いしたお客様皆さん「横山さん、足、大丈夫?」と昨年、骨折した足の心配をして声をかけて頂きました。

そんな中のお一人、私と同じ三田にお住まいのK様が「横山さんが骨折した同じ頃、私も骨折して手術してプレートが入ってるのよ。」と、思わず「エッ」と声が出てしまいました。

同じ市内なので「病院どちらですか?」とお聞きすると「それがドイツなんよ。」もう一度「エッ」です。

K様は昨年5月の始めに、ご主人と2週間の予定でドイツ旅行に行かれたそうです。1週間はツアーに参加しもう1週間は、お知り合いをたずねる予定で・・・。

日本を発って、最初の訪問地ベルリンに到着した次の日、転倒して手を着いた時に、「ポキッ」という音が聞こえたんですが、最初は痛みも無かったそうです。でも1時間位で見る見る腫れ出したとの事。

ベルリンの大学病院の救命救急で、ギブスをつける応急措置をしてもらい、手術をしてもらう事になったのですが、手術日当日、病院に行くと100万円以上する手術代を「現金で払わないと手術出来ない。」と言われてしまったそうです。

出発前に掛けていた保険会社からは、支払い証明が出ているから大丈夫と言われ、又、カード会社も承認を出してくれ、支払いOKと言われたのですが、病院は「現金でお金が入らないと・・・」の一点張り。

日本に帰ってから手術をしようか? とも考えたそうですが、病院では、手術をするなら10日以内でないと・・・と、でも日本の病院で、その話をすると「2週間は大丈夫です。」と言われたとの事で、所変わると色々違うようです。

途方にくれていたK様ですが、たずねようと思っていたお知り合いに、その方の住むデュッセルドルフで、手術をしてくれる病院を探してもらい、急遽レンタカーを借り、ご主人の運転で約550キロ離れたデュッセルドルフに移動し、無事手術を受けられたそうです。

3日間の入院後、予定していた飛行機に乗れたそうですが、大変な旅行になってしまった。とおっしゃっていました。そして、保険に入っていて良かったと・・・。

以前は国内でも海外でも必ず旅行保険に入っていたそうですが、最近、要らないかな?と思い、今回も入らない積もりだったそうですが、出発間際に旅行会社の方に強く勧められ入って行かれたそうです。良かった!!

私のように家の近所で骨折・入院しても結構大変なのに、ましてや海外では、傷の痛みだけでなく、大変な思いをされたと思います。手術が終わって麻酔から覚めた時、付き添われていたご主人に「ありがとう。」と自然に出たそうです。

そろそろ、夏の旅行計画をされる頃かと思います。もちろん事故は無いに越した事は有りませんが、もしもの備えもしっかりされて、楽しい夏休みにして頂ければと思います。

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