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“秋めいてきました”

横山横山

あの猛暑は何処へやら? 朝夕めっきり涼しくなりました。今年の夏は、メリハリが有るというか、極端ですね。まぁ、暑さが苦手になってきた私にとっては、涼しくなる事に文句は有りませんが・・・。

例年、皆さんが移動して込み合うお盆休みは、じっと我慢で何処にも出かけませんが、お盆明けの休みに以前から行きたかったMIHOミュージアムに行ってきました。

MIHOミュージアムは、ルーブル美術館のガラスのピラミッドなどを設計したI・M・ペイという人の設計で、展示物を見に行くというより、建物を見たかったのですが、滋賀県の信楽の山中にあり、遠いのと、冬季は閉鎖されてしまうので、なかなか機会が有りませんでした。

今回、ぜひ行こうと思ったのは、“若冲と蕪村”展(8月30日で終わってしまいました。)が、開催されていたからなんですが、若冲と蕪村は同い年らしく、来年が生誕300年になるそうです。

三田の自宅から、高速を走って2時間弱のドライブは、途中、山の中に在るとは言え「この道大丈夫?」というような道幅の狭い山道を走り、不安になっていたのですが、到着すると、「こんな山の中にこんなに車と人が・・・しかも平日やのに・・・」という盛況ぶりで驚きました。

ほとんどが中年以降の年齢層ですが、夏休みのせいか、子供さんもちらほらみえていました。数日前に“ちちんぷいぷい”という番組で桂南光さんという落語家が展覧会の様子を紹介していて、音声ガイダンスも南光さんがされていたそうです。そんな影響も有ったのでしょうか・・・?

さて、私のお目当ての建物ですが、単純に「すごい!」「この先どうなってるんやろう?」と期待を膨らませる造りで、思わず「うまいなぁ〜」と。

とても潤沢に予算を使って造られているようですが、これが街中で、いつでも行けるような場所でなく、途中
不安になる山道を来たからこその一層の驚きを感じるんだろうと思います。

“若冲と蕪村”展は終わってしまいましたが、来年、きっとあちこちで展覧会が開かれると思います。
MIHOミュージアムでは、秋季特別展として、“ニューヨーカーが魅せられた美の世界 ジョン・C・ウェバー・コレクション”展が、9月15日から12月13日まで開かれます。トライアスロン世界チャンピオンが集めた日本美術が、里帰りするそうです。

少々?かなり?遠いですが、気候も良くなりますので、建物と合わせて遠出をしてみてはいかがでしょうか?設計のテーマ“桃源郷”は、非日常感、半端じゃありません。建物好きでなくとも、楽しめると思います。

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