“毛玉取りと雪祭り”
横山 冬場、大活躍したセーター、毛玉出来ていませんか？
以前も毛玉取りについて書いた事が有るんですが、私は大の毛玉取り好きです。コロコロ、プツプツしたのが、サクサクと取れると結構な満足感と達成感が有ります。
なので、毛玉取りの道具を見ると色々と試してみたくなるんですが、以前ご紹介したのは、毛玉取りブラシ先端をＴ字型につぶした猪毛が毛玉を引っ掛けて取る仕組みです。
クリーニング屋さんもお勧めの、生地を傷め難い物で、カシミア等の大事な物には良いのですが、毛玉をきれいに取りたいと強く力を入れてこすると、毛玉を取った後が、少し毛羽立つのが短所だと思います。
皆さんご存知のように、毛玉は摩擦によって出来るので、表面が毛羽立つと新たな毛玉が出来易くなりますよね？ 力を入れないようにするのが難しい（何せ毛玉を全部取りたい）のが、難点でした。
その点、電動毛玉取り機は良いのですが、こちらも強くこすると生地を傷めてしまい、その昔、穴を開けた事も一度や二度じゃ有りません。と、自慢する事でも無いのですが、それで、長く使っていませんでした。
でも、ひょっとしたら、進化した良い物が出ているかもと、家電屋さんに行くと沢山有って迷う程です。中には「じゅうたんの毛玉も取れます。」何て大型の物もありました。
程々のサイズを買ったのですが、昔のように電池式でなく、力も強く、なおかつ、今のところ、生地に大きなダメージは有りません。何より、冬場暖かいのでお世話になる化学繊維の靴下やタイツの、あのしつこい毛玉も取れるんです。この冬も度々登場して活躍してくれています。
さて、昔から憧れていましたが、なかなか行けなかった“札幌雪祭り”。ですが、ついに、昨年9月に飛行機、ホテルを予約しました。滑り難い靴や、極暖下着を用意して、初日はすすきのでタラバガニ、二日目は小樽のミシュラン2つ星のすし屋を予約、万全の体制で、2月10日（水）伊丹空港に着きました。
荷物を預けると「千歳空港が大雪のため、遅れ等が出るかも・・・」と係りの方、「ああそうですか？」とのんびり昼ごはんを食べていると『1時間遅れます。』とアナウンス・・・嫌な予感。
でも飛行機は飛び立ちました。ホッとです。『富士山が見えます』のアナウンスのしばらく後に『私達の飛行機の千歳着陸順は10番目です。旋回しながら待ちます。』の機長のアナウンス、嫌な予感。
長い長い旋回の後、『伊丹まで戻る燃料の限界になりましたので、伊丹に戻ります。』と再び機長。
私の雪祭りは、4時間半の長い長い遊覧飛行になりました。ウーッ、来年リベンジするぞ！！
