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“大人の遠足、関西1デイパス篇”

横山横山


 2月半ばの水曜日、今年初の12天守“彦根城”とイザナキノミコト、イザナミノミコトを祀る“多賀大社”(伊勢神宮に祀られている天照大神の両親で、両宮に参る事を親子参りと言うらしい)に行って来ました。

最寄の“新三田駅”から最初の目的地“彦根駅”までは、快速と新快速を乗り継いで2時間少し、彦根から多賀大社までは近江鉄道で往復し、帰りに大阪で寄り道をする計画です。

JRの乗車券は、彦根まで片道2,590円、往復5,180円。JRのルールで、大都市近郊区間というエリア内
なので、途中下車は出来ません。どう切符を買えば良いかと“みどりの窓口”でご相談すると、
“冬の関西1デイパス”というチケットを勧めてくれました。

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西は上郡相生、北陸方面は敦賀、和歌山や
奈良へも、当日限り、 何回でも乗り降り自由で
使え、近鉄や南海、京阪等とも提携し、
利用区間は広がるようです。

そして、お値段は、3,600円。1,580円もお得です。

春の・・・が3月2日〜6月4日まで発売されているようです。 JRだけでなく私鉄でも、色んなお得切符が発売されているようです。 暖かくなって気持ちの良い季節になるので、上手に利用して出掛けたいですね。

現存12天守、5城目の彦根城、前日のテレビで、雪を被った天守が映っていたので、大丈夫かな?
と思いながら出掛けました。道路脇にこそ雪は残っていましたが、石段も滑らず歩けました。

今年のNHK大河ドラマ“おんな城主直虎”で、直虎さんが後見人を務める井伊直政さんが、関が原の合戦での武功により佐和山城を拝領、息子の直継さんによって、現在の彦根城の築城が始まったそうです。

天守は大きくはないのですが、国宝に指定されていて、丸みのある唐破風や切妻破風等が施された
とても美しい天守ですが、その沢山の破風のお陰か、隠し部屋が幾つも有って、軍事面でも優れているそうです。

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次は近江鉄道で多賀大社駅へ、無人駅初体験です。
バスのように整理券を取って乗り、無人駅では
運転手さんが 車内でお金を受け取るシステムです。

多賀大社駅は平日で、乗降客は少なかったの
ですが、 ホームが2本有り不思議に思いましたが、
お祭り行事の多い神社のようで、そんな日は、
きっとにぎやかになるんだろうなと駅の前の鳥居を
見ながら思いました。

“お多賀さん”と地元で親しまれている神社のようで、
広々とした境内には沢山の神様が祀られていました。


太閤秀吉が母の病気平癒を祈り、奉納したという太閤橋は、
カーブの角度がとても急で、怖かったですが、印象的でした。

彦根に戻り、再び新快速で、しばしまどろみながら大阪へ、
グランフロント大阪、サントリーウイスキーダイニング、WWW.W(フォーダブリュー)で、
大人の遠足の仕上げです。

サントリー直営のバーで、氷、水、ソーダ、つくりかた全てにこだわったというハイボール、
それに合うお料理でお疲れさまをしました。ハイボールは確かに家のとは一味違うような・・・。

大阪駅から、1デイパスを使って新三田に帰り、遠足終了です。明日からお仕事頑張ろう!

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