地熱｜池田住宅建設

海抜約480ｍの臥牛山の山頂付近に本丸が在って、5合目の城見橋公園までは車で行けますが、
その後は8合目のふいご峠までシャトルバスで行き（中には全部歩く方もいらっしゃるようです。）、そして、最後は20分位歩いて登ります。

現存天守の中で、唯一の山城とは分かっていましたが、確かに登ります。
現存天守の中では“最も訪問しづらい城”と言われているようですが、確かに今までで一番きつかったです。歩き始めてすぐに、ペットボトルを車に置いてきた事を後悔しました。

ただ、平地や小高い丘に建った城のように、遠くから天守を望むのとは違い、その山道を登らなければ、天守に出会えない、そんな、独特の満足感はあります。
又、一躍有名になった竹田城と同じように、時期や条件が揃えば雲海に浮かぶ姿が見られるようです。

天守は小さく、階段を1階上がるだけの、櫓？位の物ですが、天守の中に囲炉裏が有るのを初めて見ました。山の上なのでとても寒いでしょうし、籠城時の煮炊きにも使われたようです。老若男女、もちろん外国の方もこんな田舎に？（高梁市の皆さんごめんなさい。）こんなに登るのに？と思う位、来られていました。

最も訪問しにくい城が終わりましたので、又、次へ行きたいと思います。もうしばらくお付き合い下さい。