2017 年締めくくりの城です。
横山明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
年の瀬も押し詰まった12月半ばに2017年締めくくりの天守、犬山城天守に登って来ました。
犬山城だけなら日帰りも出来たのですが、せっかく犬山まで行くのなら、明治村に寄りたいし、熱田神宮にもお参りしたいという事で、今期最大の寒波の中、1泊2日で出掛けました。
午前中仕事の夫の帰りを待って、バスとJRで新大阪、そしてひかりで名古屋へ、名鉄に乗り換え熱田神宮に着いたのが、午後3時前でした。
熱田神宮は3種の神器の一つ“剣”を祀っている歴史の有る神社で、以前からお参りしたいと思っていました。熱田神宮のHPに“熱田の杜”という表現が有りますが、大きな木々が鬱蒼と茂り、都会の真中の別世界です。
境内には、信長が寄進したという古い土塀が有ったり、とても綺麗な鶏が優雅に歩いていてびっくりしたのですが、名古屋コーチンらしく“神鶏様”と呼ばれて、この鶏を見れたらラッキーらしいです。
再び名鉄に乗り、犬山遊園駅へ、犬山城のすぐそばのホテルで1泊し、2日目は、9時の開門に合わせて犬山城天守へ、現存12天守の中でも、国宝に指定されており、最も古い天守とされています。
木曽川のほとりの小高い山に建つ天守からの眺めは本当にすばらしかったです。又、このお城、江戸時代に城主となった成瀬正成から代々受け継がれており、明治維新で廃城になったんですが、明治24年の震災で大きな被害を受け、その修復を条件に愛知県から旧城主の成瀬氏に譲渡され、平成16年まで個人の所有だったそうです。お城を持ってるなんてすごいですよね〜。
その後、国宝の茶室“如庵”の有る“有楽苑”というお庭を見て、犬山駅から路線バスに乗り、明治村へここでのお目当ては、フランク・ロイド・ライトの設計による、帝国ホテル中央玄関です。
もちろん、大谷石を使った威風堂々とした雰囲気なんですが、窓に使われた市松模様のステンドグラス等、繊細な部分は、やはり写真ではなく、実際に見てみないと分からないですね。
とても広い明治村を見て回り、帰路に着きましたが、その日の万歩計は、24772歩でした。良く歩いた！！
12天守、7城、終わりました。今年も、頑張って登りたいです。幾つ登れるかな・・・？
