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ー災難続きの2018 年と増税の2019 年ー

池田

 皆様 年が明けましたね 池田です。今年も宜しくお願い致します。

昨年は、私達にとっては恐ろしい程のスピードで過ぎた1年でした。
年明けより怒涛の建築ラッシュが続き、バタバタしているところへ、
大阪のあの地震で、建物診断依頼だらけで一時はどうなるかと思いました。

何とか地獄のような業務処理をこなし、平常業務に戻り掛け、
夏バテを引きずっている時に、今度は8月の台風20号が来て、
これまた修理依頼でバタバタに・・・

更に更に、9月4日に来た台風21号が、今も続く大混乱の引き金となりました。
当初は、風がとても強い台風で、ある程度の被害を見込んでいたものの、
翌日、事務所が停電から回復した時から鳴り響く電話に、正直なところ、恐怖を感じました。

9月4日より既に丸4ヶ月が経過しておりますが、修理依頼を頂いた60件余りの見積りが出来て、火災保険の対応が完了出来たのが50件弱です。まだ、10数件の見積りが完了しておりません。

工事に至っては、完了したのが、わずかに10件程度で、後は応急措置から手付かず状態です。
まだまだ続く台風被害対策に、フラフラになった1年でした。
工事まで全て完了するのは、夏前位になりそうな気がして、今から気が重いです。

昨年、安部首相が「消費税を予定通り10%に・・・」と発表すると、
途端にご依頼や相談が増えました。それも、皆さん同じ事を考えて動かれます。
「来年の3月末までに契約だけでもしたいので、急いで打ち合わせがしたい。」と・・・

ほとんどの方が同じ事を心配されています。ただ、少し冷静になってみてください。

全国の建て替え、新築を計画している方々が、全て同じように考えて、同じように動くと、
建築業界は3月末までに、無茶苦茶な量の契約をこなす必要が有ります。
更にその契約履行するために、無茶苦茶な工程で仕事をこなします。

これって、危険だと思いませんか?

建築業界全体が忙しくなるので、その下請けも忙しい、資材も品薄になり、値上がりしても、
仕方なく容認して受け入れて仕事をこなす、となると、じっくり建物を建てようなんて考え方が、気薄になってしまうのは、仕方が無いのですが、良い事では有りません。

皆様はどうか、先を焦り“増税2%”で自分を見失わないようにして下さい。
因みに、私に相談頂いたお客様、全ての方にお願いしています。

「3月末までの契約は忘れて下さい。10月の増税以降に着工しても、消費増税分2%は、池田住宅が責任を持って値引き致しますので、ゆっくり構えて下さい。」とお伝えするのです。

リフォームも増税前の駆け込み需要でガンガン忙しくなりそうですが、やはり同じです。
少しでも建築業界が暇になりそうな10月以降を目途に考えて、動かれてはいかがでしょうか?

お願いだから、皆さん、増税って言葉に「煽られないで〜」

と、毎回消費税の導入、増税時にお願いしていますが、不思議と私の言葉は皆様には届きません。(笑)

何と無く、お伝えしたい事はご理解頂けますが、
それでも、目先の2%には敏感になってしまうのでしょう。

それは、それで仕方が無い事ですが、増税という言葉だけに踊らされるのは、やっぱり危険です。

どうしても、早々に家をリフォームしたり、建て替えたり、新築したりする必要が有る方は、
増税が理由では無いので、先に送る必要は無いと思います。

来年以降で考えておられる方は、今回の増税に合わせて、計画を早める必要は全く御座いません!!計画を早める=打ち合わせ不足  は当たり前です。 だからダメなんですよね。

残念ながら、家づくりに置いて、後悔は付き物です。
どれだけ勉強しても、どれだけじっくり打ち合わせをしても、「こうしておけば良かった」という事は、長年建築に従事している私でさえ、未だに有ります。

それだけに、時間は必要なんですよね。

追伸
  私は消費税の増税は、【土壇場で延期する】と、心の中で信じています。
  ただ、根拠は無いですよ。(笑)

  そろそろ、景気が良いのも終わるような気がしてならないのです。
  過去に何度も延期して来ているので、
  増税という言葉が、信じられないようになっているのも有りますが・・・。

池田


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