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〜立ち向かうより逃げたい!〜

池田


 皆さんこんにちは、池田です。
台風が過ぎたと思うと、急激に朝夕が寒くなって来ました。

「衣替えいつする?」「布団圧縮して!」「コタツはいつ出す?」
と、毎日妻に詰められるようになって来た、今日この頃です。

 今回は、どのようにすれば“自分の欠点”を克服出来るのか? って話です。

が、既に54歳になり、何事も経験値が優先されるようになり「どうにかなる。」という感覚が有るので、私の欠点が克服出来るようになるとは、思えません。(笑)

私の最大の欠点は、
“日々、コツコツとやるべき事を進めて、目的を完遂する作業”が苦手な事です。

子供が小さい頃、毎日のように宿題やお風呂等、口が酸っぱくなる程、妻が言い続けても、
一向に動かず、嫌な事を先送りする姿を見て、『子供は、感情優先だから仕方が無い。』
と妻の苛立ちを他所に、私はあきらめモードで眺めていたのを思い出します。

振り返ってみると、今の私と同じですよね。(笑)

一つに集中して、一気に結論まで進めるような作業には、前向きになれます。
特に、『無理でしょう?』なんて言われると、意地になると言うか、猛烈に前向きに、
どうにかする方法を考え、無茶な方法でも取り組みたくなります。

が、しかし、結論や結果の見えないコツコツという作業はどうにも真剣になれません。
“ローマは一日にして成らず、日々の積み重ねが大切”なのは十分に理解はしています。
が、頭で解っても、やっぱり苦手です。

 そんな私に、【はなきりん】の大田理事長より、あるテキスト作成の依頼が有りました。
そのテキストとは、【不動産の学校】というイベント向けのテキストです。

元々、不動産営業マンで、今も会社で宅地建物取引業に従事している事等から、私への依頼でした。当初、私はテキスト作成をかなり甘く考えて、何の根拠からか分かりませんが、「私なら簡単に出来る!」と思い込んでおりました。

そこで、引き受けたのですが、
最初の予定では7月末が期限でしたが、全く出来ず、延長を依頼して、
次は8月20日でしたが、この時も手付かずと言うより、この辺りで気が付きました。

話したい事や伝えたい事は沢山有りますが・・・
【不動産の学校】というテキストです。言わば教科書のような物です。
間違った内容や極論は、決してテキストには出来ません。
論理的で解り易く、正しい言葉と知識でまとめたのが、
テキストと言うか、教科書の役割だという事に気が付いたのです。

遅まきながら、私には全く向いていない事に、気が付きました。 が、時既に遅し。(苦笑)

今更、代役は立てられないので無理やり進めますが、
思うように進まず、次の期限、9月末が来ました。

が、またまた出来ず、10/23まで延長してもらい、何とか提出致しました。
でも、“出来た”のでは無く、“提出しただけ”のどうにもならないレポートのような物でした。

一先ず、無駄でも文章だけは書いたのですが、私には無理と悟りましたので、大田理事長に謝罪して、後はどなたか、優秀な方を後任して頂き、引かせて頂く予定でした。

・・・しかし! その希望は全く叶わず!

大田理事長「最後まで仕上げてね!」
私    「私には無理だと思います。」
大田理事長「やるって言ったでしょう?」
私    「甘く見てました。」
大田理事長「男でしょ、グダグダ言い訳言わずに、出来ない理由より、
      どうすれば出来るのか?考えて!」
私    「あ・・・う・・・はい。】
大田理事長「時間的に強制した方が良さそうね。11月○○日、事務所に10時に来て!」
私    「何するんですか?」
大田理事長「池田さんの時間を拘束して、集中してもらうのよ。」
私    「午前中だけで良いですよね?」
大田理事長「それで全て完成出来るなら、どうぞ午前中で仕上げて下さい。」
私    「完成は無理でしょう。(笑)」
大田理事長「それなら、終日になるでしょう。(笑)それも完成するまで毎週ね。」
私    「・・・」(心の中で)大田理事長の依頼事は二度と受けない!!

と心に誓いました。

よく考えずに安易に受けてしまった、私に責任は有ります。

しかし、今回勉強になったのは、いつものように伝えたい事や得意な事でも、
教科書のように全体に流れを作り、構成をして、順序だって文章を書くというのが、
私のようなタイプの人間には、無理って事でした。

そう考えると、沢山の本を出版されている方って、凄いと思います。
頭の作りが私とは、全く違うという事ですね。

今後は調子に乗って、なんでも「やります!」なんて絶対言いません!

池田


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