〜火災保険 再値上げ〜
皆様 こんにちは〜
いつの間にか随分と過ごし易くなったと思ったら、
ここ数日は寒い程です。
毎年の事ですが、春と秋が短くなりましたね〜。
今月は火災保険が、またまた値上げのお話しです。
2年前の台風21号は強烈でしたね。
未だに点検に伺ったOB様宅の屋根や外壁をチェックしていると、
かなりの確率で台風被害が残っています。
火災保険は風災にも対応してくれ、台風到来より時効までに3年間有るので、
是非チェックして下さいね。
雨樋の破損や曲がり、壁の傷等は保険請求の対象になります。
今年、去年と関西には、目立った被害に及ぶ台風の到来は有りませんでしたが、
それでも来年1月には、大手損保会社4社（東京海上日動火災保険、損保ジャパン日本興亜、
三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険）が一斉値上げの見通しです。
去年の10月にも平均で6〜7％UPの値上げで、今回は6〜8％UPとなっています。
但しこれは、全国平均値で、更に調べて行くと、
築年数や構造、地域等でかなりの差が設定されています。
例として、損保ジャパンの築15年以上の建物に対する火災保険料の場合
◎M構造（マンション等）の最小値上げ地域は新潟県の13.8％UP
（これが最低値上げ地域ですよ）、
最高値上げ地域は熊本県で52％UP（もはや値上げと呼べないのでは？）
因みに、大阪は26.3％UP 兵庫県30.4％UPです。
◎T構造（鉄骨造住宅等）の最小値上げ地域は岡山県の3.8％UP、
最高値上げ地域は三重県で45.9％UP
因みに、大阪は28.2％UP 兵庫県は26.1％UPです。
◎H構造（木造住宅等）の最小値上げ地域は福岡県の▲2.9%（値下げです）、
最高値上げ地域は熊本県で47％UP
因みに、大阪は16.2％UP 兵庫県は16.7UP％です。
上記の例を見ると、全国平均で6〜8％は嘘？って思いますよね。
今回の改正火災保険料では、
築15年未満建物はマンション、鉄骨、木造共に値下げが拡大していますので、
平均値が6〜８％となっているようです。
既に災害が頻発している近年は、今後も継続して火災保険の値上げが予想されています。
という事で、今出来る対策は、まず築15年を超えるマイホームを所有されている方は、
年末までにフルカバー（保険の補償の事）の保険に入り直し、
更に最長の10年の長期保険へ加入される事を強く強くお勧めします。
私も会社、個人所有の不動産、家族所有の不動産全ての火災保険を10月末までに、
掛け替えました。
火災保険は長期一括払いが一番お得です。
だから10年分の一括払いをお勧めしますが、
「一括は厳し過ぎるよ〜」という方には10年契約の年払いという制度も有り、
長期一括払いに比べると割安感は減りますが、それでも10年契約なので割引が有りますし、
何より今後の値上げ対策としては長期契約は絶対有効です。
来年に導入されるかどうか分かりませんが、
災害が頻発して先が見えない状態が続いているので、
火災保険の長期契約である最長10年を5年に変更するという話まで出てきています。
今回は火災保険の話だけですが、実は地震保険も値上げされます。
コロナ渦ではありますが、年内に出来る事なので、何が何でも対策して下さいね。
よく分からない場合には私に電話下さい。
保険の代理店もしておりますので、損害保険についての知識はかなり有る方ですから、
お気軽に・・・。
