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〜住宅点検で気が付いた事〜

池田

 皆さんこんにちは、池田です。朝夕かなり冷え込んで来ましたが、
今年は絶対風邪は引きたくないですよね?
私も体調が怪しくなると、早めに家に帰り、すぐに寝るようにしています。

コロナと勘違いされたくないので、
かなりの自己管理が必要な冬になりそうです。

 先月の続きで火災保険のお話しです。
前回、来年の1月1日より大幅値上げになりますよ〜とお伝えして、ちょうど保険の満期や、
それまで火災保険をかけていない方々から、沢山ご連絡を頂きました。

来年の値上がり等のご説明をするため、訪問させて頂いたので、
ついでにご自宅の外回り(屋根、外壁)等を最近導入したドローンで点検したり、
室内の給排水設備等の水回りを点検していくんですが・・・

ちょっと信じられないのですが、
訪問先の90%以上で何かしら台風と思われる被害が発見されたんです。

今まではドローンなんて無かったので、
目視だけでは分からなかったのが原因だと思うんですが・・・。

瓦の割れや、南蛮漆喰の崩れ崩落、瓦のズレや笠木を止めるスクリュー釘の浮き、
フェンスの風圧によるゆがみ変形等々、“探していくと必ず有る”と思える程、
保険申請出来る被害が有る事に気が付きました。

これにはビックリです。去年も今年も関西には強い台風が来ていないので、
やっぱり原因は、2年前の台風21号だと思われますが、
まだまだ気が付いていない風災被害は有るんだな〜 と改めて感じています。

台風21号の後は半年以上まともに仕事が出来ない程、復旧工事を優先させて来たので、
さすがに、もうその影響は無いだろうと思っていましたが、
気が付いていないだけってのが、本当のところのようです。

問題は、外壁や屋根に有る場合が圧倒的に多いのですが、室内にも沢山有ります。
特に多いのが水濡れによる“汚損”という被害です。

室内で一番多いのは、洗面台やキッチンのカランのホースが割れたり裂けたりして、
水が大量に洗面やキッチンの下部分に流れて水濡れ染みになったり、
床まで濡れて染みになったりという例が多かったです。

普通に考えるとシャワーホースの寿命なので、それは保険対象となりません。

が、水濡れにより他の物が染みになった場合等は、
特約に入っていれば補償の対象となりますが、ほとんどの方がこの内容をご存じ無いので、
皆さんホースを交換し、水濡れを拭いて終わりにしておりますが、
こちらも申請が可能なんです。

但し、保険の特約が付いている場合に限りますけど・・・

それにしても、年末近くに来て、火災保険の掛け替えの説明に行くはずが、
保険請求の申請に明け暮れてしまう程、数が多くなってきました。

それにしても不思議なんですが、こんな事例にも火災保険が適用されるっていう事を、
皆さんどうして知らないのでしょうか? 
明らかに保険加入時の説明が足りないって事なんでしょうね。

池田

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