帰ってきました。
(西村)
またまた、先月まで応援に行っていました。
最近は色んな所から声が掛かるようになって来た気がします。
まだ２０代の頃、親父や他の大工さんからは
「４０代後半になったら、大工がおらんようになるから、
若いうちに色々と覚えていた方が良いよ。」
と言われていましたが、当時はそんな事思いもしないし、
そんな遠い未来の事を考えた事も無かったので、話半分に聞いていました。
幸い初めて行ったのが、昔ながらの工務店で、足場も今見たいな鋼管足場なんて物ではなく、
丸太足場で番線（太さを番号で表す鉄線）のくくり方や、踏み丸太の組み方、
又、基礎の型枠の組み方、生コンの打ち方、一輪車の押し方からユンボ（ショベルカー）の
乗り方まで、色んな事を誰かの手元について教わりました。
もちろん大工仕事も教わりました。
若い時は１つの事に専念したいと思っていましたが、
今にして思えば大変貴重な経験だったと思います。
今はニュースで木が無いとか、価格が高騰して新築が建たないと聞きますが、
時々応援に行く大工さん達の工務店はそれが嘘みたいで、
次から次に建てていて、この先が怖い位です。
大体1ヵ月に1回は知り合いの大工さんからは建て方（上棟工事）だけ応援に来てと、
応援要請が有ります。
木材は有る所には有るんだなぁーとつくづく感心します。
今、築年数の古い家の改造工事をしています。梁を掛け替えたりする部分が無く、
大きい材料は使わないので、何とか木材は入って来ています。
古い家を解体していたので、埃やカビ？を吸い込みながら、
解体した材木を軽トラいっぱい積んでは降ろしてという作業を、
雨の中２，３日続けたのが悪かったのか、
仕事から帰ってご飯を食べた後に急に熱が出だして二日間寝込んでしまいました。
今迄だったら、熱出て大変やったわーと笑い事で済ませていた事が、
今では軽く済まされない大変重要な事になってきましたね。
コロナの関連のニュースを見たり聞いたり、もう２年近く経っているのに、
いざ自分が発熱してみるといかに大変なのかが分かりました。
テレビも、感染者数や緊急事態宣言がいつまで？ 延長する？ とか、
オリンピックは観客を入れるのか？ 入れないのか？ とか、
どうでも良い事ばかりしか流さないし・・・とか言っているけど、
私もどこか他人事のようにしか考えていなかった事が今回発熱してみて分かりました。
熱が出たのが金曜夜だったので、週末でも見てもらえる病院がどこに在るのか？等も、
今まで調べた事も無かったので、月曜日まで待って動いた感じになりました。
運良く日曜日の朝には熱が下がったのですが、ちゃんとコロナじゃないと判断されるまでは、
どこか安心出来ず、気持ちが落ち着かなかったです。
今回家族で発熱したのが私が初めてで、次回からはスムーズに動けるように、
情報をしっかり選んで色んな情報に惑わされないようにしたいです。
先日、親父（70代）がやっと１回目のワクチンを打ってきました。
皆さんはワクチンを打たれましたか？
私達（４０代）の年代がワクチンを打てるようになるのはいつ頃になるんでしょうかね・・・？
