〜雨漏り被害〜
皆さまこんにちは、池田です。
流石に涼しくなってきましたね〜、
朝夕は肌寒い日が多くなってきました。
今年は久しぶりに秋を感じる事が出来そうな雰囲気じゃないか?
って期待しています。
今月は、雨漏りについてです・・・
今年は早い時期に梅雨入り宣言されましたが、
あの頃の雨の量と連続した雨天には、かなり参りました。
外の現場工事は全く進まず、
どこの現場も引き渡しが大幅に延期になりましたし、
次の工事予定も立たなくなる程の遅れ方でした。
その後も落ち着いたように見えて、
お盆突入後から続く長雨、
9月の頭からは停滞する秋雨前線の影響で何日も雨が続きました。
当然、雨が続くと雨漏りの被害があちこちで発生して、
連絡を頂くようになります。
その電話が台風シーズン前だというのに、
すこぶる多い年になりました。
「なりました」と書きましたが、
まだ台風シーズンが完全に終わった訳では無いので、
まだまだ、安心出来ませんね。
雨漏りの電話は沢山頂きましたが、
その際に「火災保険で雨漏り直せますよね?」っていう連絡が、
かなり多くなりました。
これって、最近、私達が
「自然災害が頻発しているので
火災保険の契約内容を今一度確認してください!」
と何度も呼びかけたからでしょうか?
皆さん、同じように「雨漏りしました。火災保険使えますか?」
っていう第一声が実に多いのです。
結論から申し上げますが、【雨漏りには火災保険は使えません!!】
例外としては、例えば3年前の台風21号の時のように、
自宅の瓦が吹き飛んだり、近隣の瓦等が飛んで来て
テラスや窓ガラス等が破損した結果、
降り続く雨で水濡れした場合は、2次被害ですが、補償されます。
この例をどうも勘違いされている方がかなり多いのでは?
と思われますが、
とにかく今年は「火災保険を使って直して〜」
という雨漏りのご連絡が無茶苦茶多かったです。
今年も今のところ、関西には大きな台風が来ていませんが、
まだまだ安心は出来ません。
先日の台風では千葉県では一部冠水した地域も有ります。
もはや自然災害は毎年、どこかで起きるものとして、考えるべきです。
建物の屋根、壁のメンテナンスと、いざと言う時に助けてくれる火災保険、
どちらも、今後はかなり重要です。 皆さん今一度考え直して下さいね。