スイスイ〜
24節季では、
10月8日頃は“寒露”(草木に冷たい霜が降りる頃)
なはずですが、半袖はなかなか片付けられませんし、
扇風機、時によっては、エアコンまで出動しました。
そのくせ朝夕はしっかり涼しいので、
気温差に弱くくしゃみが出るのを、時節柄我慢するのが大変でした。
それでも季節は進みますし、
とても長かった緊急事態宣言が終わったのが、何よりうれしい事です。
これからはコロナと共に上手に日常生活を取り戻そうという方向転換のようですが、
第6波が年末に来るんじゃないかとの予測も有るようなので、気は抜けませんね。
私も、11月の終わり頃に出掛けようと、
予約の電話を入れたんですが、なかなか電話が通じず、
思っていた部屋はすでに満室で驚きました。2ヶ月近く前なのに・・・です。
やはり、皆さん我慢していた分、動き始めるようですね。
私自身もそうですが、それはそれで怖いです。
今まで通り、不要不急の人ごみへの外出は控え、
マスク・手洗い等実践するしか無さそうですね。
さて、私は週に2〜3回近くのジムのプールへ行きます。
水中エアロビクス等のクラスに参加するか、水中ウォーキングをする事が多いんですが、
プールが空いていたら、クロールの練習をします。
が、息継ぎが下手で、25m泳ぐとゼーゼーし、
ものすごい運動をしたようになってしまいます。(笑)
でも、プール人口の平均年齢はとても高くて、
はるかに人生の先輩がカッコ良く、さっそうと、スイスイ、
クロールで泳いでらっしゃっるのを見ると「私も泳ぎたい!!」と憧れるんですよね。
ジムのプールは、スイスイいくらでも続けて泳げる上級者、
それほどでも無い中級車、そして初級者・・・
一番端はウォーキング優先等、泳力によってコース分けされています。
もちろん私は、ウォーキングコースで、歩く方の邪魔にならないよう練習するか、
その隣のそんなにスイスイじゃない方向けコース(実際は、皆さんスイスイ泳がれています。)
が空いていたら、そこで練習します。
先日も、ウォーキングを30分位したので、空いていたらちょっと練習したいと思いましたが、
上級者向けコースしか空いていません。
「いやー、それは無理!」と気後れしていると、70代後半と見られる女性が
「空いていたら、どんどん泳がないと、すぐに人が来るよ!!」と声を掛けてくれました。
「下手なんで・・・」と言い訳しながらも、せっかくなので腹を括り、泳ぎましたが、
案の定、25mでゼーゼー、帰りは背泳ぎで息を整え、帰ろうとすると「えっ、もう帰るの?」と・・・。
「息継ぎが上手く出来ないので、
すごく運動したみたいになって疲れるんですよね・・・」と言うと、
「ブクブクブク、パァしよか・・・」と私のコースに来られ、
「力を抜いて潜って、鼻から息をブクブクブクと出して上がってパァと、私の真似してね。」
と私の手を取って誘導してくれました。
最初、口から息を吐いていたのを、
もっと鼻から吐いてみて・・・等何回か練習に付き合ってくれました。
言われてみれば、私は水中で口から息を吐き、顔を上げて、又、口から息を吸おうとするので、
忙しくて、上手く吸えてなかったんだと気が付きました。
じゃあ少し泳いでみてという事で、やってみると、ずいぶん楽になりました。
お礼を言って分かれましたが、とても良い出会いが出来、うれしい一日でした。
やっぱり教えてもらうと、やみくもにやるより良いなと納得です。
取りあえず、図書館で、本を借りて研究してみようと思います。