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京都の現場

西村大工
(西村)
 先月から京都の現場に来ています。 京都は寒いイメージが有りましたが、 現場に来てからは一度だけしか雪が積っているのを見なくて、

厚着をしている事と
本格的な寒さはこれからだという事なのだと思いますが、
今年はなんだか「うぉーさぶっ」っていうのが少ない気がします。

 今まで西の現場が多くて、よく神戸へ行っていました。
距離が大体20�劼韮瓜�間、今回の京都の現場は距離が大体60�劼韮瓜�間とちょっと。

同じ1時間でもこんなに違う物なんですね。
距離は有るんですが、京都の方が近い感じがします。

阪神高速3号神戸線は絶えず渋滞ですが、
名神高速は渋滞が無くてスムーズなので、この違いが有るんですね。

 さて年数の経った家は、大抵、大なり小なり傾きが有る事が多いんですが、
京都の現場も少し傾きが有り、それを調整しながら、リフォームをしていきます。

木造だと家が傾くと建具がどこか不具合が起きるんですが、
この家は構造が鉄筋コンクリートなので、建具は全部ちゃんと閉まります。

木造は、柱や梁を組み合わせて粘り強く柔らかい(弱いではありません)構造なのに対して、
鉄筋コンクリートは剛性の高い硬い建物だからかだな〜と。(分かり難くてすみません。)

 京都と聞くとちょっと遠いなとは思いますが、
頭の片隅にはお寺巡りや史跡巡りが出来るかもと思って、ウキウキしていました。

元々、京都の地理や歴史に詳しくはありませんでした。
でも年を取るにつれて、小説を読む機会が増えて段々と京都に興味を持ちました。

若い頃はもっぱらマンガで、文字ばかりの本は読んだ事が無くて、
高校までは教科書に載っている有名な小説の冒頭部分しか読んだ事が有りませんでしたが、
妻に薦められて小説を読むようになりました。

初めは恋愛小説を薦められてよく読んでいましたが、次第に歴史小説を読むようになり、
歴史小説によく出てくる京都ですが、近いのでいつでも行けるだろうと思いながら、
中々行く機会が有りませんでした。

現場は京都市の南部で、昼休みで回れる所しか行けないので、
早くご飯を食べて色々散策に行っています。

歩いてすぐの所に、明智光秀の塚が有るようなのですが、探してもなかなか見つからなくて、
その辺りをうろうろしている不審者みたいになっています。(笑)

散策するうちに思ったんですが、京都の人には怒られるかもしれませんが、
京都は、色々史跡やらが多過ぎて、みんな普通になり過ぎている感じがします。

明智光秀の塚が近くに在るのに案内も看板も無いし、
醍醐天皇陵に至ってはバス停になっているし、
看板1枚だけで、由来も誰が祀られているかも書かれていません。

でも、注意看板に「鳥や魚を取らないで!」と書いていました。
その御陵には、堀も無いし、水も無いのに・・・。もちろん道案内の看板は有りませんでした。

近くには朱雀天皇陵と宇多天皇陵が在るみたいなんですが、探しきれませんでした。
この3人の関係性とかも、看板でも有ればもっと詳しく分かるのに、
ほんとに観光で行くのには、予備知識がいるのかな? と思いました。

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