池田住宅建設TOP > 池田住宅建設スタッフのブログ > 〜オール電化と太陽光発電〜

〜オール電化と太陽光発電〜

池田
池田歩

 皆様、こんにちは、池田です。
やっ〜と少しだけ日中、暖かくなってきましたね。

今年の冬はとても寒い日が続いたので、
年末年始の電気代、ガス代の請求は
びっくりする程で、参りました。

 今月は、深夜電力の値上げの件です。

関西電力から通知が届き、中身を見ると、どうやら実質7月1日から大幅値上げのようです。
これまで、オール電化契約をされている方の、夜間電力単価は10円70銭だったのですが、
それが、今回の値上げで15円20銭になるとの事、なんと1.5倍の値上げです。

それでも日中に使う電気代よりは、夜間電力単価の方がはるかに安いのですが、
エコキュートや蓄熱暖房機等を深夜電力で利用している方々には、大きなダメージです。

夜間電力が1.5倍になるという事は、
単純にエコキュートや蓄熱暖房機の電気代が1.5倍になると考えられます。

これをざっくりと電気代に換算してみると、
平均月額税込1,700円位が2,550円へと、850円の負担増。

蓄熱暖房機は蓄熱設定等で大きく変わりますが、
50%程度の蓄熱を考えた場合は、月額8,000円前後が1.5倍となるので、
12,000円となり、4,000円も電気代がUPします。

エコキュートと蓄熱暖房機を合計すると、なんと4,850円UP、かなり痛い出費です。
ただ、電気代は今後更に値上がりする可能性が高いので、
更に負担が増えると考えている方が無難に思えます。

しかし、既に太陽光発電パネルを搭載しているご家庭で、10年の買取期間が終了したり、
パワコンは10k未満ですが、パネルは12〜15k搭載しているような過積載状態の方なら、
日中に発電した電気を使い蓄熱暖房機の蓄熱やエコキュートの沸かし上げを行った場合は? 
と気になってきました。

という事で、現在私の実家のエコキュートの深夜の沸かし上げを、
日中11:00からに変更して、どれ位の電気代になるか? 調査中です。

本来はまだ買取期間が残っているので、日中は出来るだけ電気を使わず売電する方が、
間違い無くお得なんですが、実家は、屋根全面にパネルを敷設しているので、
パワコンは10K未満ですがパネルは14k程搭載した
過積載と呼ばれる仕様となっています。

そのため、この時期位より11:00前後から発電のピークとなり、
売電は9.5kを振り切り、それ以上発電した電力は、
全て売電も利用も出来ずに捨てられているので、勿体無いと考えて、チャレンジしています。

ただ、残念な事に太陽光は常に安定する訳では無いので、
快晴、曇り気味、雨、等により、その発電効率は大きく変わりますので、
この設定も毎日天気予報をチェックする必要が有り、現実的では無いですね。

ですが、買取期間の終了した方には、メリットは大きいと思います。

新しいエコキュートには、天気によって、
エコキュートの沸かし上げ時間を深夜にしたり、日中にしたりと
自動的にシフトしてくれるような機能が付いた物も販売されるようになって来ていますので、
これが使えると楽になりますね。

いつも思いますが、古い製品にも後付け可能な仕組みにして欲しい〜と思うのは、
私だけなんでしょうか?

池田住宅建設TOP > 池田住宅建設スタッフのブログ > 〜オール電化と太陽光発電〜