昭和型ガラス
横山5月の末に、現場監督井元から事務所にSOS です。
リフォーム工事をしているK 様宅で、塗装のために外し、
外に立て掛けていた洗面所のガラス引き戸が強風に煽られ、倒れ、
割れてしまったとの事。
現在の既製品でしたら、直ぐに寸法を測り、似たような物を
発注すれば良いのですが・・・
古い建具で、はめ込まれていたガラスが、現在では見ない型ガラス。
そしてK 様のお母さまの特に思い入れの強いガラスでした。

井元からメールで送られた写真をを頼りに、
このガラスがいつ、
どこで作られた物なのかを探します。
ネットで探すうち、とにかく
現在作られている物でない事は確か。
日本製か?外国製か?
そんな中、成志の奥さん、早小里(さおり)ちゃんが、
子育ての合間に、アルバイトに来ているんですが、何せ若い!!
直ぐに、ヤフー知恵袋に「これ知りませんか?」と質問をしました。
しばらくすると、「これじゃないですか」と回答が・・・、
似ているけれど違いました。すると、又、同じ人が、
「じゃあ、これじゃないですか?」 と調べて、回答してくれました。
それが、日本板ガラス�蠅�、1960年代に製造していた“いわも” でした。
物は分かりました。じゃあ、どこで手に入る?
とりあえず、日本板ガラスさんにお電話・・・。
作っていない事は分かっていました。古いガラスの在庫をお持ちのガラス屋さんを
一軒紹介頂き、お電話を・・・ お持ちでは無いとの事でした。
“いわも” で検索していくうち、古い昭和の型ガラスをお皿や照明器具にリメイクしている
“旭屋ガラス店” さんを発見しました。
幸い、神戸市長田区にあるお店です。
もちろん、九州でも北海道でもガラスをお持ちでしたら頂くんですが、長田区だったら、
直接頂きに行けます。
配送してもらって途中で割れてしまうとか、一番怖いですから・・・。
とりあえず、旭屋ガラス店さんのホームページから、
“いわも” を探しています。建具にはめ込むので、それなりに大きなものが欲しいです。
とメールをしました。
1週間待ちましたが、お返事が有りません。電話で、メールをしたんですが・・・
こんな事情で、“いわも” を出来るだけ早く探しています。と話すと、気付かずにすみません。
在庫の中から探しますので、少し時間を下さいとの事でした。
昭和型ガラスのを使ったお皿や照明器具がとても人気で、製造が追い付かない位と、
旭屋ガラス店さんを紹介したネット記事を見ていたので、
忙しいのに申し訳ないと思いつつも、こちらも何としても欲しいので・・・ 待つ事1週間。
もう一度電話をして、催促してみるか・・・と思っていた日に、「有りました。」と
本当に有り難い電話を頂きました。丁度、井元が事務所におり、直接話が出来、
トントンと譲って頂ける事になりました。
やっと手に入れた“いわも” 配送途中に割れてしまっては大変と、井元自ら建具を
持ち込み、ガラスをはめてもらい、ベニヤ板で両面を保護して持ち帰り、
無事K 様宅に納まりました。「ホッ」。
今回、さおりちゃんがヤフー知恵袋に投げた質問を、見ず知らずのどなたかが、
私達が見つけられなかったガラス名を特定してくれました。
そして、旭屋ガラス店さんが、丁寧な対応で
貴重な昭和型ガラスを譲って下さり、お客様宅に無事届きました。
本当にありがとうございました。








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