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兵庫県の一宮コンプリート

横山横山

久しぶりに一宮へ出かけました。
兵庫県には淡路国の“伊弉諾神宮”、
但馬国の“粟鹿神社““出石神社”
そして今回行った播磨国の“伊和神社”
4つの一宮が在ります。

兵庫県は北に日本海、南は瀬戸内海に面し、
本州の両端青森県、山口県以外、
唯一、二面を海に面している県です。

事務所の在る尼崎は旧国では摂津国、篠山周辺の丹波国、淡路島の淡路国、
出石辺りの但馬国、そして今回行った播磨国と五国に分かれていて、
とても多様性が有ります。

半世紀以上兵庫県に住む私も、城崎温泉の但馬国、播磨国では姫路等へは行った事が
有りますが、自分の住む極狭いエリアしか知らず、今回、初めて宍粟市を訪ねました。

三田の自宅から高速で1時間強と、近いような遠いようなで後回しにしていましたが、
中国道、山崎インターを降りて、揖保川に沿うように走る国道29号線を
15分程北へ行くと着き、思ったよりも近い印象です。

高速や新幹線の車窓からしか見た事の無い揖保川ですが、道中、漁業協同組合の看板を見て、
山の中なのに・・・?と思いましたが、鮎!、川魚!・・・と納得しました。

川に沿って開けた平地に集落が点在し、途中の橋には“播磨灘まで〇〇辧匹隆波弔鮓つけ、
揖保川が輸送路としても、生活と深くつながっているんだなと、これまた納得。

途中、“揖保乃糸”の工場?が有りました。
そうめんの発祥は、平安時代、三輪そうめんの大神(オオミワ)神社近辺だそうで、
“三輪”の人達がこの辺りに移り住んで“伊和”となったのでは?
という説を読んだ事が有ります。

所説有るようですが、流域の小麦と赤穂の塩、揖保川の水が、揖保乃糸を生んだ事は間違い無いでしようし、そうめんよりも古いと言われる龍野の醤油も地域の大きな産業ですね。

その証拠、では有りませんが、伊和神社には、お馴染みの酒の菰樽以外に他では見ない醤油とそうめんが沢山お供えされていました。

 伊和神社は、5万5千屬良瀉呂某や桧が生い茂った森に囲まれて
いますが、天気の良い日だったからか、境内は明るくひらけた感じです。

社殿造営の元となった“鶴石”等、色々な伝説が有るようで、神社前の
ご由緒看板が興味深く、調べると、“播磨国風土記”に当たりました。

奈良時代初期に編纂され、全国で、常陸国、出雲国、肥前国、豊後国、
そして播磨国風土記の5つしか残っていないそうで、
平安時代末期に書写された写本は国宝に指定されているそうです。

税を納めさせるためでしょうか? 
銀・銅・染料等の物産や土地の肥沃さ山・川・原・野等の地名の由来、古老に伝承されている
旧聞・異事等を報告させた物が風土記として残っているという事のようです。

播磨国風土記には、赤穂の部分等、欠落が有るようですが、
とても興味深く、図書館に現代語訳が有ったので、借りてみようと思います。

数時間出掛けただけで、こんなに色んな事に出会えて、
「これやから寺社仏閣めぐりはやめらへん!」と改めて思いました。


 話は変わりますが、昨年末始めた和裁で袖口を止める
“かんぬきどめ”という縫い方、教わったのに出来なくて、検索すると“閂”の文字。
人生で、この漢字に出会ったのは初めてじゃないか?と思うのですが
この文字、よく出来てると思いませんか?

門構えに数字の一、古いお寺の木の門を想い出して下さい。まんまですよね? 
お思わずニンマリしてしまいました。 やっぱり漢字は面白い!

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