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43年振りの・・・

横山横山

10月初旬に、新婚旅行以来、43年振りに海外へ出掛けました。
行先は、オーストラリアの北東クイーンズランド州のケアンズです。

コロナが流行り出した年に日本でオーストラリア人と結婚した息子が、
2年前から南東部ビクトリア州のメルボルンに住んでいます。

コロナが有ったりで、まだ彼女のお母さんに会えていなかったので、
ケアンズで集合し、お互いご挨拶をしようという事になりました。

久しぶりの海外で、色々、戸惑った浦島太郎話を少し・・・

43年前は携帯電話が無かったのが、今では携帯の無い生活は考えられません。
私が使ってる携帯会社は、日本でしか使えません。
海外で携帯を使うには、携帯会社に新たな申し込みをして使うか?
空港でWi-Fiを借りて持って行くか?

SIMカード(物理SIMというらしい)を買って入れ替えるか?
情報だけをインストールするESIMを買うか? ・・・
選択肢が沢山有って、ギガだの無制限だのチンプンカンプンな単語情報が押し寄せて、
ギリギリまで決められませんでした。が、

一緒に行く娘が、安い物理SIMでいけたよという友人情報を得て、結果出発2日前に
アマゾンから物理SIMが届きました。日本の携帯番号を使っての通話は出来ませんが、
インターネットを使ってライン通話を使えましたし、日本からもラインが届いていました。

若い人には当たり前でしょうが、便利な世の中だと驚いています。
昔は、日本の銀行で円をドル(ハワイへ行ったので、USドル)に替えて、現金を結構持って
行った記憶が有りますが、今回は、最後まで現金の両替をせず、全てカードで終わりました。

夜店や週末のマーケットもカードが使え、全く困りませんでしたが路上でベース演奏していた
男性に投げ銭を・・・と思った時だけ現金が欲しかったです。

彼の足元のQRコードから、カードで投げ銭をするシステムも有りましたが、
いや、ちょっと違う、と出来ませんでした。

ずっと続く円安、海外旅行は嫌だなと思っていましたが、新婚旅行当時1982年、
US1ドルは、250円近かったようです。今回、オーストラリアドルは100円位なので、
計算はし易かったです。

円安や日本のデフレ感からか、大抵の物は高いように思いましたがお肉や半調理品
(10人位で食べられる焼くだけのラザニア)や旬のアスパラガス等は安くて美味しかったです。
因みに、日本で買った事の有るオーストラリアワインは安かったです。

 ケアンズで何よりも驚いたのは“全く”中国語を聞かなかった!のと、アジア系と思ったら、ほぼ日本人!でした。今回娘家族と一緒に行きましたが、彼らは息子が行って直ぐの2年前に
行き、今回はリピートです。確かに治安が良く小さな子供を連れて行き易いなと思いました。

関空からケアンズは直行便で7時間〜7時間半位、ほぼ上下と言うか南北移動で
時差は1時間です。南半球なので、季節は逆ですが、10月は、こちらは夏→冬、
向こうは冬→夏なので、同じように日中30度、朝夕20度位と似た感じで、
同じ服で行けました。

新婚旅行で行ったハワイは、往きの時間は同じ位ですが、帰りは偏西風の影響で
もう少し掛かるのと、何より東西移動なので、時差が19時間有り、ホテルに着いて直ぐ
カーテンを閉め、寝た記憶が有りますし、帰ってからも時差ボケがしばらく有りました。

今回は、全くそれが無く、次の日から普通に生活出来ました。
その辺が、日本人が大勢行っている理由なんでしょうね。
中国人がいない理由は分かりませんが・・・。(笑)

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