〜不動産価格が下落します〜
こんにちは〜 寒さ対策に着込んでいますが、
お腹周りがパンパンになり、現場に出ても、
しゃがんで作業が出来ない池田です。
そんなに、正月に食べたかな〜？（笑）
去年から不動産、特に分譲住宅の売れ行きが極端に悪くなって来ているようです。
あれだけ大工さん不足だったのに、嘘のように仕事無いですか〜？
って連絡が入るようになってきました。
まだ大きな値崩れは目立っていませんが、今後は目立って来るでしょう。
もし、子供さん達が家の購入を検討されているのなら、今は待ち状態が賢明なので
「辛抱、辛抱」と、買う気満々を押さえてあげて下さいね。
不動産不況が目に見えて来たのには理由が有ります。
� ／邑�減少が加速
�◆，海�10年で上がり過ぎた不動産価格の調整段階
�� 日銀の金利、0.25％上げと次の利上げが濃厚の為
と最低でも3つの理由が考えられます。
�，録邑�減少、特に都心から離れた場所の人口減少に歯止めがかからずに、
都市集中が顕著になって来てますので、今後人口が増加に転じる可能性はかなり低いので、
この波は止まらないと思います。
�△呂箸砲�く10年前に比べると土地の値段、建物の値段が極端に上がり過ぎましたので
数年は調整段階に入ったと考えるべきだと思います。
��これを書いている段階では日銀の2回目の利上げ発表はされていませんが、
間も無く判断されると思いますので、これで再度0.25％上がると住宅ローン負担が
激増するので不動産、特に分譲事業は大幅に停滞すると考えられます。
以上3点でやはり一番怖いのは、長い間の低金利
（金利上昇は2008年以来なので実に16年ぶり）で、1％未満の住宅ローン金利が定着して
いましたので、借入限度額が飛躍的に高かった事です。
例えば、4000万の住宅ローン、返済はボーナス無しの均等払いだと
4000万 35年均等払い 金利変動タイプの0.6％ の場合、
月額返済額 115,238円です。
これが、4000万 35年均等払い 金利変動タイプの1.1％ になると
月額返済額 131,904円になります。
限界ギリギリの住宅ローン返済の方が、月に2万円近く上がってしまうと大変です。
これが更に金利が上がると考えておく必要が有りますね。
仮に日銀の金利が3％になったとすると、
4000万 35年均等払い 金利変動タイプの3.6％ となると
月額返済額 何と 215,238円です。
こうなると、余程、頭金を貯めている方以外、家は、夢のまた夢、となってしまいます。
私は20代の頃、不動産営業をしておりましたが、その際には金利は6〜7％でしたので、
収入のかなり高い方でも2000万〜3000万が限界だったので、
今から思うと、どちらかが異常なんでしょうね。
いずれにしても、不動産価格を押し上げていたのは、分譲住宅や分譲マンションを販売する
不動産会社が、次から次へと売れるので、高値でも積極的に土地を購入した事と、
コロナ中から、資材高騰と人件費高騰による建築価格の高騰が原因なのですが・・・。
購入意思の高い方々でも、さすがに金利上昇のリスクだけはどうする事も出来ないので
一気に不動産市場が冷え込み出して来たというのが今の状況です。
今後は空家を所有していて、近いうちに売却を考えておられる方は少しでも早く
売却を進めて欲しいです。
まだまだ不動産業者は土地を買わないと事業が出来ないので購入してくれます。
不動産市場がもっと冷え込むと、誰も購入してくれなくなるので、急いで売却が必要です。
一方、これからマイホームをという方々は、しばらくは様子見状態が理想です。
これを書くと、具体的にどれ位待てば良いですか？ と聞かれますが、
明確にはお答え出来ません。・・・但し、これまでの経験から申し上げると、
数年単位での猶予が必要だと思います。
バブル崩壊後、リーマンショック後 いずれにしてもテレビで報道されるようになってからが、
本格的な下落になると思われますので、それが必要の目安となりそうです。
特に若いご夫婦が無理をして住宅ローンを組んで、家を買うのが普通ですから、もし子供さん
からそんなご相談が有れば、是非とも辛抱するようにアドバイスしてあげて下さい。
下落により1000万円位の金額が簡単に変わって来るのが普通なので、何としても
止めて上げてくださいね。第三者のアドバイスが必要なら、いつでも私にお声掛けして下さい。
何がどれ位危険なのか？ を分かり易くお伝えさせて頂きますので・・・。
