蓄熱暖房器の設置風景です。
北海道電機さんの蓄熱暖房器「暖吉くん」です。
蓄熱暖房器は電気料金の安い時間帯(深夜電力)を利用して、
蓄熱させた熱を日中、自然放熱することで、
輻射熱のやさしい温かさが空間包(くる)みます。
その優しさと、ほんわかさとは裏腹に、
と、もしかすると優しさというのんはほんまはそういうことなんかもしれませんが、
芯は頑強なレンガような蓄熱体、
一つ掴んでみても、見た目よりも確実に重いです。
それを内部に走るコイル状のヒーター部を挟んで、
前後(まえうしろ)にこのレンガをぎっしりと隙間なくぎっしり詰めます。
蓄熱量の大小によって、つめられるレンガの個数が違います。
「暖吉くん」のこのタイプの場合、
高さ、65cmほど。
奥行は壁固定する金具を含めて、32cmほどとここも共通。
横幅は容量によって、
一番小柄な容量2kWタイプ、60cmほどのものから、
最大容量7kWタイプで、1m60cm弱です。
2,3,4,5,6,7kWと、居室に合わせ選べる6サイズ。
残り最後の一個、これ押し込んだからといって、
隠し扉開いて隙間から光漏れ・・・
というそういう種類のあれではないですが、
冬場にも快適にすごして頂けることと思います。
いやでももしかするとどこかの扉、開(ひら)いてるかもしれません。
ガスや石油のファンヒーターと違い、
燃焼することなく、よって水蒸気を発生させることがなく、
結露の要因を一つ減らすことにもつながります。
ただ蓄熱暖房器にも弱み、弱点、デメリットあり。
春先過ぎると、秋口までは活躍の場なく場所とるだけ、
とそういうとこあります。
あとレンガは“チェコ製”です。