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「コーキング」

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池田成志

 皆さんこんにちは! 池田成志です。
何も話題を思いつきませんが、絞り出してみたいと思います(笑)。

 雨漏りで、お客様のお宅にお伺いした時によく見掛けるのですが、
ご自分、もしくは知り合いの大工さん等にコーキングをしてもらって
雨漏りを止めている箇所の話です。

実は簡単に打ててしまうコーキングなのですが、打つ前の箇所、いわゆる下地を
しっかり整えておかないと、耐久性が全く出ず、本来の性能を発揮しません。

外壁の塗膜が切れたり、劣化による欠損であったり、
ひび割れ(クラック)であったりと雨漏りになる原因は多々有ります。

そんな箇所を探り、漏れている箇所を見つけて、コーキングを上から打設すれば
雨は止ります。 ですが、本当の効果を得ようと思うなら、
1.コーキングを打設する箇所をケレン(汚れやサビ等を取り除く事)して、打つ所を整え、
2.コーキングを、より外壁等に密着させるための接着剤、プライマーをしっかり塗ってあげる。
 この工程をするだけで、効果が段違いです。

特に外壁等は雨や風・日光等、影響される物に常にさらされているので、
この手順だけはしっかりしないと簡単に見えて不安が残る工事ですね。

本当の事を言えば、コーキング後に上から塗装をする事で、
コーキングの上に塗膜が出来、より強度に繋がるのですが、
塗料を使うとなると、色合わせや一部分の塗装にしてしまうと変になると思うので、
金額等の問題が出てきます。

なので安く済ませようと、コーキングに頼る事が多いですね。
しっかりと上記で書かせて頂いた手順を踏んでいれば、極端な耐久不足は補えますので、
もしご自分でされる際は参考にして頂けたらと思います。

 上記はあくまでも外壁や屋根等の外部面においての施工方法なので、
内部はまた違った方法になります。使う材料も違います。

お家の事を思えば、ベランダなら防水工事、屋根なら塗装もしくは屋根工事、
外壁なら塗装工事・・・と、その箇所箇所の工事をしっかりして頂きたい所ではあります。

以前にも書かせて頂きましたが、防水の防水膜や塗装の塗膜には限界が有りますので
それを超えると下地で雨を防いでいる状態です。

簡単に書くと冬に服を着ずに外にいる様な感じです。
上着大事ですよね?(笑)
なので、お家にも服を着せてあげると、元気に自分達を迎えてくれると思います!
もしご自宅に不安等があれば、ご相談お待ちしております!

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