〜いや〜な梅雨〜

梅雨になると、湿気と自分の汗で
アレルギー反応を起こしてしまう池田です。
この時期が好きな人は、あまりいないと思いますが、私は特に嫌いです。
花粉症でもないのに、梅雨時期になると、なぜか頭皮が痒くなったり
身体が痒くなったりして、最悪です。
ひょっとしたら、これが皆様に届く頃には既に梅雨が終わっているかもしれませんが、
最近は梅雨入りから9月末位まで湿度の高い時期がずっと続きますので、
気密・断熱が強化された住宅では、特に注意が必要です。
この時期に、気密性能が高い住宅で窓を開けている家をよく見掛けます。
が、これって、実は気密住宅では最悪の住まい方なんです。
湿度の高い時期に、雨が降っていないからとか、雨が降っているけど
吹き込む程度じゃないからと窓を開けて換気してしまうと、
大量の湿度を含んだ空気が室内に流入します。
小雨が降っている時の外気の湿度って、90%以上になるんですが、
これを室内に入れてしまうと、途端に結露が発生してしまいます。
湿度を詳しく話すには、相対湿度と絶対湿度の説明が必要ですが、とても難しくなるので、
それは又、次回に・・・
夏に結露? って普通は思いますよね。確かに結露と言えば冬の窓ガラスを想像しますが、
夏にも結露は発生します。それも目の届かない所になんですが、どこか分かりますか?
答えは・・・“壁の中や床下”なんです。
これがやっかいで、当然ですが、壁の中や床下は見えないので、梅雨時期のムシムシした
日でも風が有りそうなら窓を開けて風を通そうと考えてしまうのです。
その結果、建物の柱や土台等、構造物の近くで、夏型の見えない結露が発生する事によって、
建物寿命や耐久性を著しく落してしまう事にもなりかねないのです。
「じゃあどうすれば?」ってなりますが、
梅雨時期に窓を開けて風を通す事を止めて、エアコンで室温調整するのが理想です。
と、説明をすると、大抵の場合、
「真夏でもないのに、昼からエアコンなんて贅沢、出来ない!」
「電気代がこれだけ値上がりしているのに、それは無理!」
ってよくお叱りを受けますが、建物の見えない部分で結露が起きる方が、
将来にわたってのリスクは大きくなりますので、高い電気代を辛抱してでも、
エアコンの連続稼働をお勧めします。
因みに、私の母が一人暮らしの実家は、高気密・高断熱住宅で、
冬も夏もエアコンは連続稼働したままです。春と秋がほとんど無い昨今なので、
実に365日連続稼働しています。
母の夏のエアコンの設定温度はなんと・・・30度です。
それでも、実家の室内に入った時には涼しく感じます。きっと湿度が低いからでしょう。
でも母から頼まれた用事を少しでもすると途端に汗が出ますが、
高齢の母にとっては丁度良い温度だという事です。
高気密住宅じゃない古い家の場合には、エアコンの連続稼働はかなり電気代が高くなります
ので、お勧めし難いですが、それでも効果は有ります。
古い家の場合の一番のお勧めは、窓を二重にする事です。


“内窓”と言って、窓の内側の窓枠の中にもう一つサッシを取り付けるのですが、
“窓リノベ”という補助金が有り、これを使えば、かなりお安く取付け出来る
簡単リフォームです。冷房で冷やした熱や暖房で温めた熱の多くは窓から外に奪われるので、そこを二重にするので、効果がはっきりと出ます。かなり高額な補助金が出る事もお勧めの
一つですが、なんと言っても、ほとんどの場合1日で工事が終わり、ストレスが少ないのが
利点です。最近のリフォームでは、内窓を同時に施工しない例が無い程、
人気となっています。
ただし、補助金が打ち切りにならない事が前提ですけどね。(笑)








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