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〜やり過ぎやで〜

池田
池田歩

 皆さんこんにちは〜
池田です。相変わらず暑いっすね〜
先日、大好きなイカ釣りに日本海に行って来たんですよ!

イカ釣りって日没後に船に大量の電気を点けて、
プランクトン⇒小魚⇒イカ といった自然の摂理を利用した釣りなんです。

8月の最終日でしたが、海水温を測定するとなんと30.7℃・・・ マジ? 
再度測り直しましたが、30.4℃多少の誤差が有れど、
どうやら本当に海水温が30度超えのようです。

9月になろうかという時期に30度超えの海水温度なんて、聞いた事が有りません。
最近は暑い!というレベルじゃなくなって来ているんでしょうね。
でも、まさかここまで暑くなるなんて、全く想像出来ませんでしたよね。

弊社が地熱住宅を建てる時の基準は、高断熱で高気密を確保するために

・樹脂サッシ+トリプルガラス
・換気システム⇒全熱交換型第一種換気
・外断熱仕様

となっていますが、この仕様を見た同業者さんから頻繁に言われたのは
「池田さんところは、やり過ぎやで・・・。」
「温暖な関西で、そこまでの仕様は必要無いやろう・・・。」散々言われて来ました。(笑)

ところがこの数年の建築業界全体の省エネブーム、断熱ブームで、気が付けば、
皆さんどこの建築会社も【断熱】を売りにするような時代になっていますね。

散々私をいじってた同業者さんと久しぶりにお酒を飲んでも、断熱の話ばっかりして、
みんなで盛り上がっているのを見ていると「変われば変わるもんだ」と今度は私が冷めた目で

彼らを見てしまう程です。(笑)建築業界全体が断熱を強化して省エネルギー化に進む方向に舵が切られてからというもの、私は、断熱が重要、気密が重要、換気が重要 
なんて暑苦しく熱弁する事が無くなりましたので、随分と気が楽になったような気がします。

 だからというわけでは有りませんが、最近気になるのは、高性能な住宅のメンテナンスの事
ばかりです。久しぶりにOBさんの家を訪問させて頂いたついでに、換気システムやエアコンの
フィルター等のチェックをしていくと、案の定清掃が行き届いていない・・・

聞いてみると「そろそろ掃除しようと考えていたところなんよ。」と皆さん
同じ事を仰る。(笑)ひどい方は1年以上清掃していない事も有り、その場合には
換気システムは動いているが、効果はほぼ無い状態が続いています。

最近の住宅はほとんどが高断熱となっているので、夏も冬もエアコンは多用するはずです。
夏なんてエアコンを常時入れっ放しにしないで、夕方以降にスイッチをONするような
使い方をすると、部屋の室温を下げるのに恐ろしい程の電力を消費する事になるんですよ。
(この理由は長くなるのでまた今度します。)

エアコンを24時間連続稼働すると、室内の湿度が安定しますので、室温は高めの設定が
可能となります。私の母が一人で住む“超高気密高断熱の地熱住宅”の夏のエアコン設定温度は
29℃〜30℃です。

と、このような使い方をすると、よく有るのが、ドレン水のオーバーフローによる
漏水事故なんですよ。皆さんも記憶に有りませんか?
エアコンから水がポタポタ落ちて来て、気が付いたら床に染みが! 壁に染みが! 
付くんですよ。

これもメンテナンス方法が分かっていれば、ご自分でも出来るはずなんですが、
慣れるとやらない。(笑)面倒臭いんでしょうね〜。

昔の家より今の家の方が快適ですが、計画的なメンテナンスが出来ないと、昔の家より環境は
悪くなってしまうんですが、それは誰も説明しない。

それなら「先進的な家なんて要らないから、昔のような住宅にして!」って声が
聞こえそうですが、それもかなわぬようになってしまいました。

残念な事に、建築基準法が今年の4月に改正されて・・・
今後の新築住宅は以前(今年の4月まで)の断熱仕様の最高等級が、最低等級に変わって
しまったので、昔の管理が楽な時代の建物は、新しく建てる事が出来なくなっているんです。
時代の流れと共に、断熱性能が優れた家が当然となりました。

が、そのメンテナンス方法については誰も説明していない・・・という、
近い将来テレビネタになりそうな被害話が増えそうな気がします。

皆さんは大丈夫?


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