ウッドデッキのあるスノコ廊下の家：池田住宅建設　木の家施工例

西側外観。外壁はデラクリートボードの上にテクスチャードフィニッシュコテ仕上げ。凹凸に合わせて一部外壁色を変えてある。

南西側外観。この出っ張った部分がバルコニーになっている。横格子には米杉材を使用している。

玄関ポーチは真砂土タタキ調仕上げ。玄関ドアはシルバー色のシンプルなものを。玄関庇はガルバリウム縦はぜ葺き、軒裏には米松の梁を現しにして、軒天井はケイカル板ＯＰ仕上。

床材には徳島産の無垢杉材30ミリを使用。玄関の蹴上げは上がりやすいように小さめに。右手は大きな玄関収納。天井には構造材を一部現しにしている。

ホールから玄関を見る。内玄関土間もポーチと同じ真砂土タタキ調仕上げ。上がり框は斜めにカットしてある。

リビングの南側から北面を見る。ホールとの取り合いの建具はツインカーボという素材を使ったアウトセット引き戸を採用している。引き手が上から下まであるので子供でも開けやすい。左手は洗面室への入り口。

ＬＤＫ南側からキッチン方向を見る。階段はスチール焼付塗装のフレームに米松材の段板を組み合わせた特注品。その奥にウッドデッキが続く。

リビング吹き抜け見上げ。２階天井には床材と同じ無垢杉材30ミリを使用している。冷暖房効率を考えてシーリングファンを設置した。

吹き抜け北側見上げ。転落防止のスチール手すりとスノコ廊下が見える。

２階廊下部分は角材を並べて造ったスノコ廊下として、スキマから下に少しでも光が落ちるように計画。まさに渡り廊下というイメージ。

スノコ廊下の下から吹き抜けの南側を見る。スノコを通して光が入っているのが分かる。階段手すりも細い部材のため開放感を損なっていない。

キッチンはフルフラットタイプのものを採用。キッチン背面に食器棚・食品庫を設けた。開放感のあるオープンキッチン。

リビング北側のキッチンからウッドデッキ方向を見る。建物を削って設けたウッドデッキはダイニング・リビングの両方から出入りでき、視線も抜けるので部屋が広く感じられる。

リビング・ダイニングの一角に設けられたウッドデッキ。広さも十分あり、視線を気にせず多目的な用途に使える。

デッキ材には米杉材を使用。リビングの一角として広さを感じさせてくれる他に、太陽光を室内に呼び込むための空間としても機能している。

洗面台は使い勝手のいいカウンタータイプとし、上部には天井までの大きなミラーを設けた。右手には下着などが入る収納が見える。

洗面台横に設置した洗面収納。下着や洗剤などはかなりの量収納できる。洗濯機は洗面台の向かい側に隠れるように設置している。

洗面室に隣接した浴室。壁面はあえて全て白一色で統一して清潔感を出した。白い壁面にシルバーのシャワーヘッドが際立っている。

２階廊下南側を見る。東南方向に足元までの大きな開口を設けてあるので、一日中安定した光が入る。

左手が子供室、右手が主寝室になっている。小屋部分には軽くて割れないツインカーボという素材をはめ込んである。

２階廊下からリビング北側を見下ろす。冬場はキッチン部分まで太陽光が届くよう計画してある。

無垢杉材の強い木目と白い壁・階段のコントラストが美しい。奥にあるウッドデッキがリビングの開放感をさらに強調している。

手すりの細さが空間を圧迫せず、大きな開放感のある吹き抜け空間となっている。照明はライティングダクトタイプのスポットライトを使用した。整然と並ぶスノコ廊下の細いラインが美しい。

２階北側に配置した主寝室。他の部屋と同じく無垢杉材の床と天井が見える気持ちのいい空間。左側にはウォークインクローゼットを配置している。

寝室南側を見る。ウッドデッキを見下ろすことのできる大きな開口を設けた。上部に設けたツインカーボの仕切りによって、吹き抜け側からも光を取り込むことができる。

２階西側の子供室。当面は大きな１室空間にしておいて、将来間仕切れるように梁を配置してある。南側の掃き出し窓はバルコニーに繋がっている。

子供室から吹き抜け側を見る。子供室には入り口を２箇所設け、将来のライフスタイルの変化に対応できるようにしてある。照明は直管蛍光灯とツインカーボを組み合わせた造り付け照明。