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『集成材なら池田住宅には頼まなかった』 〜いくらなんでも高すぎる・・・〜

H様邸内観『施主日記』のご紹介です。
Hさんは、2006年の夏以来約1年のお打合せを経て、8月半ばから解体工事が始まった建て替えのお客さんです。
ご本人の文章にも出てきますが、ものすごく建築がお好きで、プロ顔負けの知識をお持ちの方です。
打ち合わせもスタッフ同士の会話のような専門用語がポンポン飛び出すものでした。
そんなHさんの家づくりにかける情熱をご紹介したくて、「施主さんの立場から進捗状況や、竣工までの道のりを書いていただけませんか?」とお願いしたところ、戸惑いながらも「記念に」と、快諾していただけました。お客さん目線での家づくりは、皆さんのご参考になることも多いと思います。


-出会い-
-打合せ-
-引越・解体・上棟-
-工事の遅延-
-木工事・こだわりのサイディング-
-木工事終-
-設備取付-
-引渡し-
『施主日記』のH様邸が完成しました!!



出会い

 人が何かを始める時、まず自分なりに情報収集するはずです。それが自分の好きな事であったら尚更だと思います。家づくりに関しても同じだと私は思います。新築・中古・戸建・マンション・注文建築・建売・リフォーム等々全てを家づくりと考えた時に、人任せにする人はいないと信じています。

しかし、車や家具、家電製品を買う時には積極的に動くのに、家づくりになったらメニューも見ないで“おまかせコース”を注文する人が案外多い現実も承知しています。不思議な事です。

工務店を飲食店に例えるのも少し失礼ですが、ここは絶対に美味しいと判っていておまかせコースを頼むのはまだ良いけれど、味も判らないのに注文する事は私は理解できません。美味しい店で仲良くなれば裏メニューをこっそり出してくれる事もあるし、「今日はこちらの方が…」とアドバイスもしてくれます。

良きにつけ悪しきにつけ、知らぬ間に自分の舌が味に慣れたりしますよね。まずい味には決して慣れないで下さい。まずい店には二度と行かなければ済むことですが、工務店とのお付き合いはそうはいきません。実は、この美味しくて良い店にめぐり逢えるかどうかが、家づくりの運命の分かれ道なのです。

解体前のお宅これは自分の努力だけでは決して達成できない、“運やご縁”という超非科学的な物が大きく左右するのです。一流の店に負けない料理人がいて、でも決して有名ではなく、むしろ隠れ家的で、味はもちろん居心地も良くて、あまり人に教えたくない店って誰でも一軒や二軒あるはずです。
私の中では池田住宅さんはまさにそんな存在だと思っています。

私は正直幸運でした。と言ってもまだ私の家が完成した訳ではありません。請負契約までのプロセスの中でそう感じているだけの事です。これから先、工事が始まり引越しが終わり、住み始めてみてどうだったのか分かることですから…。でも池田住宅さんは、これから先も私の期待以上に良い仕事をして頂けると信じています。

解体工事中思えば、このめぐり逢いも池田住宅さんの方からアプローチして頂いた訳ではありません。こちらの方から少しづつラブコールを送り続けた結果なのです。私は建築が大好きです。だから建築に関しての多少の予備知識と自分なりの理想、価値観は持っているつもりです。

池田住宅さんとの出会いのきっかけは2005年10月、猪名川町白金の地熱住宅モデルハウスの構造見学会に参加したことです。
建物に一歩足を踏み入れた瞬間に「これだ」と思いました。まだ構造躯体が見えるタイミングの現場でしたが、完成の姿が頭の中に浮かびました。

さらに、こちらの方から声を掛けない限り、決して前に出て来られない社長はじめ硬派そうなスタッフのさりげない姿勢も大変居心地が良い理由でした。

それから池田住宅さんに対する一目惚れ状態が始まることになります。
それを後押しするかのように2006年3月、自宅南側の土地を購入する事になり本格的に建替計画の構想が頭をよぎりはじめ、手が自然に動き出しました。
そして 2006年7月、これまでの思いと自分で描いた図面を持ち込み、池田住宅さんに告白する事になりますが、物事はそう思うようにはいかないのが世の常なのです。
後に、社長から現実を突きつけられる事になるのも知らずに…。

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打合せ

 理想を求めている時に、コストの事はあまり意識しないものです。
しかし、ある程度現実的になると頭の片隅に現れ始め、根拠が明確でないにしても自分自身の感覚でこれ位だろうという基準が生まれてきます。

それが池田さんの見積もりと大きくかけ離れていました。
告白していきなり「NO!」と言われた感じでした。それについて、ある程度納得できる説明をして頂きましたが、もうこれで終わりかと諦めかけた事もありました。

でも、しばらく悩んだ末にもう一度アタックしてみる事にしました。かけ離れた原因は2つです。
1つは理想を求め過ぎて建築規模が大き過ぎた事。
もう1つは自分のコスト感覚に多少ズレのあった事。

私はまずPLANを再検討しました。せっかく描いた図面を変更するのは心情的にかなりきついことでしたが、1つ1つ見直すことで、結果的に現実の身の丈サイズに納まったと思っています。
床面積にして12%の縮小に伴い当然コストも下がりました。

またこの時点で予算上の目標値に近づき、後は詳細で具体的に積み上げて確定して行こうと方針が決まり、池田住宅さんに私の計画を理解してもらうための設計作業が本格的に始まりました。
その間、簡単な模型も作成しプロポーションのチェックも行いました。

業者さんとの無駄な駆け引きは、返ってマイナスになると私は常々思っています。互いのマナーの心得と率直さと情熱さえあれば大丈夫です。間違っているかもしれませんが私はそう思います。
私はこの時点である一定の信頼関係が出来ていると信じていました。

打ち合わせを重ねて1つ1つ決定して行く過程は、建築計画の醍醐味です。
これから家を建てようとされる皆さん、是非この部分は他人任せにせず自分自身で考え、大いに悩んで下さい。「美味しいところは自分で持って行くこと!!」きっと家に対する愛着が変わります。

自分で決めた事なんだから、多少失敗しても良いではありませんか。
ただし、業者さんがどこまで付き合ってくれるかによりますが…。

この期間中に家族で『土佐の木を見るバスツアー』に参加したのも思い出に残るものになりました。
また行きたいねと家族で話しています。

そして2007年2月概算見積を頂き、コストの確認をしました。もうこの内訳書で工事が発注できるのではと思うくらい詳細な見積の提示には大変感動し、改めて惚れ直しました。

2007年3月設計契約締結、夢が現実になることを実感した場面でした。
それから約4ヶ月の詳細打合せを経て 2007 年 7 月工事請負契約の締結に至りました。

精魂込め大事に造り込んで行く姿勢はとても美しいと思います。
これは建築に限った事ではありませんが、取分け、家づくりに限定するなら設計時のプロセスと着工し完成するまでのプロセスです。逆に言えば設計と現場では土俵が全く違うということです。

私が今少し心配なことは、池田住宅さんがいくら良くても、現場が必ずしもイコールとは限らないという事です。どんな職方さん達が私達の家を造ってくれるのか、こちらの思いがどこまで伝わっているのか、正直少し不安です。

しかし今となっては、この問題は池田住宅さんを信頼し全てをお任せするしかないのですから…。

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引越・解体・上棟

 住み替えと建替え、私は後者を選択しました。
一番の違いは、引越しを1回で済ませるか、2回しなければならないかということですが、そんな単純なことではないと今回、自分自身が体験してみて改めて実感しました。

まず引越しの時期です。今年の夏は例年以上の猛暑になりました。お盆も近づく8月9日が私達の引越日に決定。

想像しただけでうんざりでしょう?私も思い出すだけであの疲れがよみがえりそうになります。引越の後、3日間熱が出て寝込んだぐらいですから…。

それともう一つは、仮住まいを探さなければならないという、この二重苦が待っているのです。
子供の通学の問題、余計な出費の問題等々で選択の余地が徐々になくなってくるのです。
それもこれも自分達が決めたのだから仕方のないことなのですが…。

引越の時期の問題は竣工の時期を限定しなければ、夏の引越は避けることができますが、それだけのことで、あとの問題はどうしようもありません。幸い、仮住まいは近所で手頃な物件がありました。

しかも、建築現場が一望できる所です。これだけは本当にラッキーでした。今までの苦労が報われたような気がします。まるで現場事務所に居るみたいで、進歩状況が手に取るようにわかります。
でも、現場の軒さんはさぞかしやりにくいだろうと、少々気の毒に思いますが…。

心配していた建築確認も無事済んで、盆明けより予定どおりの着工となりました。解体工事は予想どうりでアッという間でした。最後に「ありがとう」と言って出た家があんなにあっけなくなくなるとは…。

朝仕事へ行く時にあった姿が帰ってきたらもう無残な姿になっていました。自分の建てた家ではありませんがとても悲しかったです。つぶされていく様子を見なくて良かったと思いました。

棟が上がりました新築の工事が始まりました。
ついに10月13日早朝土佐杉が、はるばる高知より到着しました。待ちきれず現場へ行ったのは言うまでもありません。案の定杉の良い香りが周囲にたちこめていて、何とも言えない様子でした。

軒さんより、10月19日上棟の予定を聞き、やっと木造住宅の本格的な工程の様相になってきました。
秋にしてはこれまでずっと晴天続きで、上棟も予定どうりだと思っていましたが、なんと当日は大雨になり工事中止!
現場監督の軒が大工の山崎さん親子を紹介しています
軒さんには内緒にしていましたが、私達夫婦は雨男雨女です。後から聞くと軒さんもそうだったのですが、あの雨雲は来るべくして来たんだと三人そろって妙に納得してしまいました。

翌日は、昨日の大雨が嘘のような秋晴れになり無事上棟完了!これから先、大工さんと仲良くなるのがとても楽しみです。

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工事の遅延

 日毎に秋は深まり、日が沈むのが早くなり雨が周期的に降る季節。
ボジョレ・ヌーボの解禁、キノコ狩り、日本酒がぼちぼち恋しくなるetc.
私が一年中で一番好きな季節のはずなのですが、今年の秋は少し様子が違います。

毎日現場を遠目で眺めるたびに、天気のことが心配になります。
現場の進み具合はどうなんだろうか?
軒さんから頂いた見直しの工程表と照らし合わせてみても若干(?)遅れ気味のようだし・・・。

ご近所の人から完成の時期をよく聞かれますが、ほとんどの方は工期の長さに驚かれます。
さらに、あまり現場のことを言わない妻も最近、工程のことが少し心配の様です。

やはり、何かにつけ手間の掛かる現場です。
恐らく、軒さんは私以上に心配されているんでしょうね。本当にご苦労様と言いたいです。
でも私は心の中で「年内に足場が取れないとしんどいぞ!!」と思っています。

 丁寧に造ってもらう事と、スピードとはいつも裏腹で、工程管理のキーポイントになります。
ましてや、現場の軒さんはそれに加えて実行予算の事も頭に入れて動いているのですから・・・。

せっかく、藤田さん曰く「伝説の大工さん」が来て我が家を造ってくれているのですから、施主としてはもう少し静かに見守りたいと思います。

それにしても屋根だけは早く仕上げて下さい!! お願いします。

 電気屋さんが現場に入るようになり、調整が始まり複雑になってきました。
イメージどおりの所とそうでない所・・・。でもいつも先回りして私の意向を確認してから現場に指示を出してくれたり、考える時間を与えてくれる軒さんのご配慮にはいつも感謝しています。
(つづく)
ぐるぐる巻きに保護された7寸柱断熱材を張った壁とスノコバルコニーの為の梁を板金工事で結合しています




真壁工法の建築中は、遅々として進まない現場に施主さん皆さんが不安になられるようですが、今回は地熱住宅でもあるので余計です。Hさん、ご心配をおかけしてすみません。 監督 軒


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木工事・こだわりの外壁サイディング

11月より、毎週土曜日の午前中に、軒さんと現場で打合せを行うようになりました。各所の納まりの確認のキャッチボールを行うためです。

なるべく現場の進捗を妨げないように、出来るだけ早く判断し、返答するよう心掛けています。
手戻りは職人さんの一番嫌がる事です。

自分の思いと多少違っていて「まぁ良いか」と思う事でも、軒さんはすぐに私の気持ちを察して、改善を提案してくれます。小さな事でも施主側に立って考えていただけるのは大変ありがたい事です。
だからこちらも可能な限り協力しようと思っています。そんな関係でいられるのも、お互いの誠意が無ければ無理ですから…。

工事のことはもちろんですが、私の目線はぼちぼち外構・植栽・家具・照明器具にも向くようになりました。設計時点で、ある程度のイメージは持っていましたが、もう一歩踏み込んで現実のこととして考ええる段階に来ました。またこの件で悩みながら楽しもうと思っています。

小学3年生の下の息子と週末はサイクリングを兼ねて店舗巡りをしています。
彼も自分なりにイメージがあるようで、一緒に楽しんでいます。
テレビゲームやインターネットなどの疑似体験の遊び中心の今の子供達の世代の目に、今回の家づくりの実体験はどう映っているのか、親として大変興味があります。

私が楽しみにしていた外壁のサイディングの施工が始まりました。
まだ1階の部分ですが、杉の軒天や破風、それに銀黒ガルバの屋根とやっぱり相性ピッタリです。
と思っているのは、「もしかして自分だけ?」一人でニヤニヤしています。
ベランダのタテ格子が取り付く頃には、足場のベールが取れて街並みデビューです。
楽しみは年明けまでとっておきましょう。

伝説の大工山崎さんの仕事


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木工事終

今年の年明け、何気なくふと、来年の今頃は新しい家、昨年の今頃は解体前の家、そして今は借家住まい、思えばなかなかできない体験を我家はしていることを改めて思いました。

恐らく私達夫婦はこんな体験もこれが最初で最後になると思います。春までもう少し、この借家とももう少しのお付き合いになりました。

無垢の耳付きカウンター1階の和室に待望の無垢の耳付きカウンターが取り付きました。期待以上の高知土佐からのプレゼントです。一板モノの杉板の厚みはなんと75�个發△蠅泙靴拭�

7寸柱に片流れの小屋組、それにこのカウンター、自分のイメージどおり、いやそれ以上かもしれません。みなさんに感謝感謝です。

今、大工さん達は、造作の追い込みをしています。無垢の階段、家具類、リビングの杉板の天井貼、通気巾木も取り付きました。

本当なら現場にもう少し長居して、山崎さん親子の仕事を見ていたいのですが、お邪魔になってはと、少し、いやかなり、遠慮しています。見られているとやりにくいもんです。
逆の立場だったら自分もいやですから。( 軒さんには「忘分長居してますよ」と言われそうですが…。)
でも、放って置いてもらったら一日居たいくらいです。

先日、クロス等の仕上げも決め、品番リストを軒さんに渡しました。本体に関してはもう決めるものはないと思います。あとは現場を見守るぐらいの段階まできました。

1月19日(土)ついに足場のベールが取られました。
今日は雨が降っていません。不思議です。私はこの日をずっと待ち焦がれていました。
ベランダのタテ格子の寸法も施工の直前まで待ってもらった甲斐がありました。
また雨樋の位置変更も正解で、表からの外観はバッチリイメージどおりです。
これにベランダ下の濡れ縁や雨戸の戸袋の板貼が出来上がると更に引き締まることでしょう。

その日の午後、大工の山崎さん達は、現場の片付けをしておられました。大きい仕事はこれで一段落し、もうすぐお別れだと思うと少し淋しいです。

ついに足場のベールがとれましたH様邸外観
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設備取付

今年の冬は雨が多いように思います。2月の中旬頃から、外構の工事も始まりましたが雨や雪が降り少し工事に影響が出ている様子です。外廻りの土が乾く暇も無く、いつもぬかるんでいるので職人さんには気の毒です。

2月の進捗は、3月の完成に大きく左右されるので大変心配しています。建物内部はもうほぼ完成の状況ですが、3月の諸々の段取りのことを考えると少し気が重くなっています。
前回の夏の引越時のように熱が出て寝込まないように注意したいと思います。

建築の仕上がりを待ってましたと、設備器具が取り付いていきます。
私は以前より思っていることがあります。建築の、特にデザインのことを「意匠」といいますが、その足を引張るのが設備関係なのです。(設備関係の方はゴメンナサイです。)

箱モノは100%オーダーメイド出来ますが、設備には限界があります。
意匠を優先させ過ぎて失敗した例も沢山あると思います。でも、それにしても…なのです。

「住宅は住むための機械である」とある巨匠の名言にもありますが、それにしても…なのです。
これは、池田住宅さんが、ではなく、この業界の仕組みがそうなのです。

設計の時の打合せは大変重要な作業です。ただ「その時の思い」が現場のスタートがらゴールまで一貫できているかと言えば、それは別問題なのです。単純に現場の養生の仕方一つ見てもそこのグレードがわかると思います。

私達の現場は幸い正直者の監督さんと、顔の見える大工さん達、それに「思い」を理解しようとしてくれる電気屋さんが居てくれたので、大変心丈夫でした。
でも、それにしても…の部分があるのです。

全くぜいたくな話かもしれません。きっちりと良い仕事をしてもらっているから、余計にそこが目に付くだけなのかもしれません。もしかしてこのことは私の勘違いかもしれませんので、どうか誤解しないで欲しいと思います。

3月には完成引渡の予定です。池田住宅さんから具体的な日程のお話もありました。
私の「施主日記」ももうすぐ終わりです。

もうすぐ完成

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引渡し

春の陽気と共に、先日池田住宅さんから完成引渡しを受けました。
私達夫婦、雨男雨女にしては不思議にもポカポカ暖かい良い日和になりました。

住宅はモデルルームではありません。
きれいに飾りたてる事は容易なことですが、そこに生活感や人の気配がなければ本当の住宅ではないと思います。私の次の課題はこの家をどう使いこなすかという事です。
住み心地は住む人間が築き上げることで、設計が良いとか悪いとかはオマケの部分だと思います。
(計画した人間が言うと言い訳に聞こえるかもしれませんが…)
この先家族と共に年を取り、歴史を刻んでゆくパートナーが1つ増えました。

2008年3月のこの日は、我が家の大きな出来事として思い出に残ることでしょう。

私達の家づくりを誠心誠意いつも誠実に対応し、サポートして頂いた池田住宅さん、本当にありがとうございました。こんなに理想にピッタリの工務店と出会えた私達は幸せ者です。
面と向かって言うと涙が出そうになるので、この場をお借りしてお礼申し上げます。
さぞかしやりにくい客だったと思います。どうか大目に見てやってください。でも本当のお付き合いはこれからだと思っていますので、今後共末永くよろしくお願いいたします。

また、メリット通信の読者の皆さん、昨年の9月号よりこのスペースを占領してしまうことになり、さらに拙い文章で好き勝手に書かせて頂き、読み辛い点多々あったことと思います。
失礼をお詫び申し上げますと共に、今までお付き合い頂きありがとうございました。大変良い経験をさせて頂きました。締切日が近づく側の気持ちが身にしみました。

家の不具合は、工務店だけの責任ではありません。
使い方に問題が有ることも多々あります。
「メンテナンス」と大げさなことは言わなくても、常日頃家に向ける関心が早期の発見につながるのです。何にでも前兆はあるはずです。
どうか皆さん、家と対話してそのサインを見つけてあげて下さい。
高い買い物をさせられたのか、良い買い物をしたのかは、すぐに答えは出ないと思います。

建築は10人いたら10種類の設計が出来上りまったく同じ答えはありません。そこに住む人を加えれば更に無限に広がります。そこが建築の面白くもまた難しいところでもあります。
日本では理数系の分野とされていますが、建築ほど非科学的なモノは珍しいと思います。
確かに構造計算や材料試験等は、まさに理系の世界です。
でもそれはあくまで部分のことであり建築全体のことではありません。
欧米では建築士(家)は医者や弁護士と肩を並べる地位にあるそうです。
芸術と工学の間を取り持ち、そこに人間を住まわせる橋渡しをしている訳です。
当然社会的責任もついてまわるので、モラル等もその地位レベルにあるはずです。
日本の建築界もそうあるべきだと思います。

何でもありのやりたい放題。もうこれ以上街の粗大ゴミを造ってはいけません。
それは造る方にも造らせる方にも言えることです。

真面目に確固たる理念をもち、地道にやっている小さな工務店がもっともっと評価される世の中になることを祈っています。

「私はやっぱり建築が大好きです。」

おわり

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『施主日記』のH様邸が完成しました!!

‘06年8月、御自分で引かれた図面を携えて事務所を訪れていただいて以来1年8ヶ月、ついにHさんのお宅が完成しました。

池田住宅がプランを提案する一般的な形ではなく、Hさんの頭の中にあるイメージプランを池田住宅が具体化していくという今回の経験は、当初、お互いに戸惑いを覚えながらのスタートでした。でも、ゆっくり時間をいただいたおかげで、何とか形になりました。

建築中のお客様に進捗を連載でお願いする、ちょっと無茶な企画にも毎月きっちり、スタッフよりも早く原稿を送ってくださったHさん、お疲れ様でした。毎月スタッフの原稿が揃わず苦労しているメリット通信編集長としては、感謝、感謝です。本当にありがとうございました。

Hさんのこだわりが随所に見られる建物をほんの少しですが、ご紹介します。

Hさんのこだわりのお宅をご紹介
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