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〜不良介護〜

池田
池田歩

 今年のお盆休みは前半雨ばかりでしたが、
後半は晴天が続き、何と言っても、孫が全員揃う
初めての年だったので、満足感の高いお盆休みに
なったと夫婦で喜んでいる池田です。しかし疲れました。(笑)

 先日、私が参加している社団法人(通称はなきりん)のセミナーを
かなり久しぶりに開催したのですが、そのタイトルが【不良介護】なんです。

皆さん【不良介護】って聞かれて、どんなイメージを持ちますか?
介護を経験された方・介護を経験していない方・自らが介護されている方と立場によって、
受け取るイメージは違うみたいなんですが、なんとなく救われるような気になりませんか?

でも、私は講師(はなきりん代表 大田麻実さん)の事をよく知っているので、不良介護って
聞かされて、普通に感じたのが「元不良が介護するんか〜」っていうイメージでした。(笑)

“介護”って言葉は、とても重くて冗談が言えるような雰囲気では無いのが通常では
ないでしょうか?でも今回の“不良介護”のセミナーでは、介護の常識では聞いた事が無いよう
な話ばかりだったので、引き込まれてしまいました。

90歳を超えたお父様を極限まで介助せずに自分の力で生活させて、毎日笑いのみで会話を
成立させるって、なるほど〜って思うけど、実際難しいな〜 なんて思いながら講演を
聞いていましたが、あっという間に終わってしまいました。

収容80名の会場に、予約だけで140名となってしまい、慌てて追加講演を決めた程でしたが、
満席の会場も聞いた事の無い話ばかりなので、ただただ啞然としながら聞いておられたのが
印象的でしたね。

 チョット話は変わりますが、実は私、7月末に、妻の父(義父)を亡くしたばかりなんです。
義父が息を引き取ったと連絡が入った時には、正直なところホットしたんです。

別に、義父だから、煩わしいと思っていた訳では無く、むしろ義父と私はかなり
仲が良かったんです。しかし、介護が必要な状況となり、義母の献身的な介護を見ていると、
要介護認定4の父でも、母が元気であるが故に何の恩恵も受けられない状況でした。

24時間付きっきり介護で、みるみるうちに痩せ細って行く義母の姿を見るのが
辛くなっていたので、義父の最後を聞いて安心したんです。

義父と義母は遠方に住んでいたので、子供達が生活や介護の応援も簡単には出来ず、
交代で年に数回ずつ訪問するのが精一杯でした。

いわゆる“老々介護”って本当に大変な事なんだな〜と義母を見て改めて感じました。
不良介護のセミナーでは、少しでも介助が必要な時期を短くするために、極力手を出さずに
自助努力させるように見守るという事を思い出しましたが、確かにその通りですよね。

最後を迎えるギリギリまで、元気で自分の事は自分で処理して、病院に入ったら
コロっと死ねる。そんな最後を迎えたいな〜。なんて考えてしまいましたが、よく考えたら、
まだまだ先ですわ。(笑)

この不良介護のセミナーに参加された方々の年齢は50代後半〜60代の方々が中心でしたが、
なんと80代の方も数名参加されていました。

そしてもっとびっくりしたのが、参加された方々から教えて頂いたのですが、ご両親のご年齢
が90歳を超えている人が、かなりの数おられた事です。

日本は“高齢化社会”だとよく言われていますが、ここまで現実的とは思ってもいませんで
した。少し前なら90代の母親でも珍しかったのに、90代のご夫婦が数多く存在するって事実を
知らされると、さすがに老後の事を真剣に考えておかないとダメって強く感じましたよ。

特に私を含め、どなたも自分の介護期が来たら、
少なくとも子供達には迷惑を掛けないようにしないと・・・ と皆思われていますよね。

ですが、じゃあどうしたら子供達に迷惑を掛けずに済むのか? という答えは有りません。
そりゃ〜 唸る程お金が有れば、至れり尽くせりな有料老人ホームも有りますが、
そこに入所出来るのは、極々恵まれた人だけです。

大切なのは、最後を迎える時のギリギリまで、自分で身の回りの事が出来るよう意識して
行動する。そして、いよいよとなり入院したら、短い期間で最後を迎える、

いわゆる“ピンピンコロリ” っていうのに憧れますね。

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