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メリット通信2006年10月号

イベントのご報告

『上棟直後の白アリ対策を見て夏の地熱住宅を体感する』バス見学会

○8月27日(日曜日)残暑の厳しい日でした!!
『上棟直後の白アリ対策を見て夏の地熱住宅を体感する』バス見学会を開催しました。
当社事務所前から4組、阪急豊中駅から4組の方が乗車され、いざ建築現場へ!!
真っ黒に塗られた白アリ対策を見ていただきながら、白アリの習性などをご説明しました。



熱心に質問や意見が交わされました

実際に白アリの被害に合われたNさんの、「お風呂場に白アリが出てきたと思ったら黒アリが出てきて全部食べてしまった!!」には、一同「ヘェー」と驚いたり、ブルーシートの掛かった蒸し暑い現場で、熱心に質問や意見が交わされました。



白金の地熱住宅モデルハウスへ

続いてバスは、白金の地熱住宅モデルハウスへ。現場が蒸し暑かったので、「涼しい〜」という声があちこち
から上がりました。「外が暑いほど地熱住宅の夏の涼しさを実感してもらえる」と言っていた池田の思惑通り?
いえいえ、ドライ運転だけで、15人が集まっても涼しかったです。ホントです!!



『郊外物件を見るバスツアー』

○9月10日(日曜日)『郊外物件を見るバスツアー』を開催しましたが、参加希望が2組でしたので、急遽バスをやめ、ワゴン車で郊外を廻りました。



『郊外物件を見るバスツアー』

参加者された30代のご夫婦は、「庭のある家に住みたいので郊外を考えています。」
又、50代の女性は、「私は車に乗れないので、景色には憧れるけどやっぱり郊外生活は無理かな〜」とのご感想。ご自分の生活スタイルを見直し、これからの家づくりに役立てるには実際にご覧になって、良かったようです。




土地価格の上昇についてご質問を頂きました!!

池田

みなさんこんにちは、秋らしくなってきました。
今年の夏は短かったような気がしますが、梅雨が長かったからでしょうか?

今月はお盆明けより問い合わせが殺到している土地の関するご質問についてなのですが、どれもこれも土地の価格や相場が気になる・または妥当なのか?と言うようなご質問ばかりです。


景気が上向いてきたような話ばかりがTVで取りざたされたり、不動産広告の価格にしても安価な物件が少なくなったりと、土地の高騰が現実のものとして感じられるようになったからだと思いますが、底値から一転しての上昇スピードは予想と、全く違うものでした。

不動産業者による業者間売買による取引が高騰の原因なのです。

大手の分譲マンション販売業者では既に立地のよいマンションについては、販売時期を遅らせてみたり、価格を未定としたまま工事を先行させるような行動に出ています。
土地価格高騰により、過去に仕入れた土地・建物にさえも周辺相場との調整もあり値上げが始まっているようです。

このミニバブル的な土地の高騰は関東圏が発端で、今回も関西が追随する形なのですが、異様なほど早いスピードで、不動産の取得合戦が始まっているようです。

ただ土地の高騰については悪い事ばかりではないようで、先日あるOBさんから電話を頂きました。
なんでもご両親の体調が優れず急に介護が必要な状態となり、田舎へ帰ることになりました。
ついては折角建てて頂いた建物なんですが、“売却したい”とのご相談でした。

土地探しから足掛け3 年のお付き合いをさせて頂き、やっとの事で土地取得、それから建物の打ち合わせに入り着工〜完成と当社としては思いの深いお客様でしたが、事情が事情なのでご協力させて頂くつもりでお伺いしてみると、数日で事情が変わられたようでした。

よくお話を聴いてみると、お世話になっているお隣さんに「田舎に帰ることになりました」とご挨拶をした時に「実は娘が実家の近くで家を探しているので、よろしければ是非譲って欲しい」と言う事で、とんとんと話が進んだようなのです。

ただ契約が不安だったので、当社にお願いできないか?とのことでした。
当然快諾したのですが、価格面の折り合いはどうされましたか?との質問させて頂くと、土地・建物・諸経費を含めた総額でご提示されたらすんなり納得されたようで、お客様も「もう少し高めに言っておけば・・・」なんて冗談まで出ているほど上機嫌でした。

注文住宅というのは、世界でただ1 つのものですが、それだけに万能な住宅ではないので、購入原価を下回るのが当たり前の世界です。
ましてや入居後2 年もたてば、建物自体も原価償却も少なからずあるはず?なのに・・・

こんなところでも土地高騰の影響が出始めています。
こうなると、不動産を売却する人にとってはチャンスですが、住宅用地として土地購入を目指されている方には、かなり辛い時期となってきたようです。

待つべきか?それともこれ以上の高騰する前に購入するのか? と言うご質問に、悩みながらも私なりの考えをお伝えしております。

土地価格の上昇についてご質問を頂きました

どちらが正しいのか?ではなく、どの時期にどれくらいの価格なら自分を納得させる事ができるのか?自分を納得させる事ができるのか?が正解になるのではと思っているのです。

今後の日本は深刻的な人口減少時代を迎えますので、不動産に対する需要は間違いなく減少します。
と、考えると待った方が得するような気がします。只、いつになれば、価格が崩れてくるのか?と言われると全く自信がありませんので、お答えする事ができません。

それよりも家が必要になる時期というのは、人それぞれにおいて置かれている立場や状況が違いますので、一概には言えない事が多く

  ・例えば子供さんが幼稚園に行かれているが、小学校に上がるまでに家を持ちたい
  ・子供たちが家を出て行ったので、夫婦二人では大きすぎるので家を買い替えたい
  ・高齢のご両親との同居の為、今の元気なうちに2 世帯住宅を確保したい

などなど様々な理由があります。
どれもこれも5年先〜10年先という長期的な目標としては考えにくいようですし、確実に5年先・10年先に土地価格が下落に向かうという保証もありません。

土地高騰と言う現実があり、悩ましい時期になりましたが、良く考えてみると下落している時にも同じように、【何時になったら下落が止まるのか?】【まだまだ下がるのではないのか?】などの不安がありました。

やはりどこで自分を納得させる事ができるのか?が購入時期の決定のポイントとなりそうです。

池田




耐震強度偽装問題の、その後・・・

野球大好き・力じまんの現場監督 井元
野球大好き・力じまんの現場監督 井元

日経新聞

耐震強度偽装問題が発覚して、もうすぐ1年になろうとしている。今月から公判が始まったが、裁判には時間がかかり、被害者の救済にはもっと時間がかかるだろう。

この問題は建築業界に大きな影響を与えた。6月末の日経新聞に、国土交通省が建築士制度の見直しを検討するという記事が掲載された。

内容は現在の一級建築士に試験を受けさせ、合格者のみを一級建築士とし、不合格者には新たな資格、例えば準一級建築士、もしくは、二級建築士に降格させる。

又、従来は、建築確認の申請には、1人の一級、もしくは二級建築士の記名押印があれば良かったが、構造や設備の専門資格者が追加され、計3人の記名押印が必要になるなど。

この発表後、現在の一級建築士や建築士会から猛反発を受け、国土交通省はこの計画を断念せざるえなかったらしい。反発も分からないでもない。例えば、著名な建築家が設計した建築物が、「設計者、準一級建築士、○○」となる可能性も出てくる。それってどうなんだろうか?

まして、一級建築士しか設計することが出来ない規模の建築物は?設計した当初は一級建築士だが、その後、準一級や二級建築士に降格されたらその建築物は、“一級建築士が設計した建築物”に当てはまらないのでは?

又、この問題の影響で今年の一級建築士試験はとても難しくなり、合格者数が例年の半分以下になった。建築士の資格を厳格にしたい国土交通省の考えは理解できるが、毎年、試験レベルにバラツキがあると、一級建築士のレベルを高い水準で一定させるということは出来ないだろうと思う。

このように、再試験をするとか、試験の難易度を上げるとかしても、あまり大きな意味は無いのではないだろうか?なぜなら、姉歯元一級建築士は、再試験をしても、新たに試験を受けるとしても、見事に合格してしまうかもしれない。勉強が出来るとか、出来ないの問題ではなく、その人個人のモラルの問題だと、今回の耐震偽装問題で強く思った。

国は再発防止のために、試行錯誤しているのだと思う。 でも現段階では、検査のある十年保証住宅でも、Eホームズのようにザル検査をしている民間検査機関があったりする。法律が厳しくなっても、そんな“モラルも何も無い人”がいなくなるとは限らないだろう。

だから、家を建てようと思ってる人は、最低限の勉強をして、正しいことをしている工務店なのか、設計事務所なのかを、見極める知識を養って欲しいと、強く願いたい・・・。




ペット自慢

ペット自慢


vol.1 - こはるちゃん 3ヶ月 (大阪市 Sさん)


こはるちゃん

やっと日程を合わせて行った『なら燈花会』。
途中にあったホテルの前で、ニャーニャー鳴いてる子猫を発見。何のために奈良まで来たんやろう…と思いながら覚悟して引き取ってきました。

やんちゃすぎて困るくらい元気になりました。もうすぐ里親に貰われていきます。
「これでやっとゆっくり寝られる!」とホッとする反面、今からとても寂しいです。
(Sさん)


ぽんぽこりんのお腹がたまらなくかわいい!
今にも左手でEnterキーを押してしまいそう。いたずらそうな表情をしてますねー。
来年は『なら燈花会』見られるといいですね。子育てお疲れさまでした!!(さこう)

壁をよじ登るこはる
壁をよじ登る、こはる。壁紙がベリベリになりました(泣)

ぶさいくな寝顔がかわいい♪

ぶさいくな寝顔がかわいい♪

指はかじるもの
指はかじるもの、と思っているみたい。
里親さんにかじりつきませんように!

vol.2 - バズくん 3ヶ月 (大阪市 Fさん)


バズくん

犬は苦手だったんですが、妻に押し切られて飼う事に。
どうなることかと思いましたが、今では可愛くてたまらんかも…。

こないだは酒匂さんに甘えまくってちょっとジェラシー。

おしっこもウンチもちゃんと決まった場所でするエライ子だけど、たまに『うれション』をするので困ってます。
それもまた可愛いんですけどね!
(Fさん)



こんなにちっちゃい!

打合せに伺ったときに、ぴょんぴょん跳ねて甘えてきてくれたバズくん。
赤ちゃんのチワワって、こんなにちっちゃいんですね!
うちんちの中型犬と比べると同じ生き物とは思えません。
子供の頃、咬まれたことがあって私も犬が苦手でした。
飼いだすとコロっと変わって可愛く思えますね!
(さこう)



犬と猫にはなぜかモテる酒匂です。
どちらかというと犬党。犬の方が甘えてくるから、やっぱり可愛く思えます。
でも猫のマイウェイな感じもたまりません。昔育てた文鳥も呼んだら飛んできたりして可愛かったです。金魚も長く育てると可愛いし、ザリガニも大切に飼っていました。カエルもおたまじゃくしから育てたら可愛いですよね。
絶対にムリなのは虫です。虫以外の生き物でお願いします〜。

みなさんも、かわいいペットをメリット通信で思う存分、自慢してください。

送り先:有限会社 池田住宅建設 酒匂宛
     〒 661-0003 兵庫県尼崎市富松町4丁目2-19
メール:merithouse@ihb.co.jp

写真は郵便にてお返しいたします。投稿お待ちしています!(さこう)




引越ししました。

酒匂(さこう)酒匂(さこう)

約1ヶ月ほど前に引越しをしました。家族と離れ、大阪へ。
何より、犬と離れて暮らすことになったことがさみしいです。
ずっと海の近くで育ったので、海に散歩に行けなくなったこともさみしく思います。

今は団地に住んでいます。
築30年近く経っているらしいんですが、きちんと手入れされているからか綺麗です。
植栽が良く育っていて、年数を感じさせます。ちょっと大げさですが、古色蒼然とした団地の雰囲気に昔から憧れていました。

部屋は、数年前にリフォームされたそうです。
元々の間取りは、昔の集合住宅によくあるタイプ。リビングダイニングが家の中心にあって暗くなってしまう間取り。それをズバっとワンルームにリフォームしてあります。
元々広いワンルームにも憧れていたので、ここに決めました。

これを期に物を減らしたいと思い出来るだけ荷物を減らしたので、未だにガラーンと
しています。なにより机がないのが不便。

先日、ガラーンとした部屋に仲間が増えました。

アルテシマくん

アルテシマくん。

もう今にも天井に葉っぱが届きそう。
この大きさと、葉っぱの丸っこい感じ、ボサボサ具合に惚れました。家の中に植物があるって素晴らしいな〜。
と、かなり気に入ってます。

お店の人が「1つ買ったら、どんどん欲しくなりますよ」と言ってましたが、ほんとにそう。次は、ツル性の植物をベランダで育てようと企んでいます。

植物を買うのは簡単ですが、大変なのはその後の手入れですね。
植栽の立派なお宅がそれだけで全体的に高そうに見えるのは、植物を手入れし続けてきたコストを感じるからなのかもしれないな〜と考えたりしました。

このアルテシマくんが枯れたり病気になったりしたら、部屋全体の雰囲気がダークになってしまう。持ち上げるだけで結構重いけど…、愛情を持って育てたいと思います。




駐車場アスファルト工事、無事完了しました!!

特注金物大好き・納まりにこだわる 現場監督 軒
特注金物大好き・納まりにこだわる 現場監督 軒

駐車場アスファルト工事

池田のお知り合いの方から駐車場のアスファルト舗装の依頼が有り、工事をさせて頂く事になりました。

ブロック工事・アスファルト舗装・区画の白線引き・車止め工事を、4日間で終わらせないといけません。

そのうち2 日間、アスファルト舗装の日は、全ての車(24台)に移動してもらって敷地内に車が無い状態にしなければ出来ません。

お客様と一緒に、駐車場を借りているお宅に伺って、工事の流れ・車の移動場所・車の移動日などを説明して廻りました。今回の工事で一番大変だと思っていた車の移動を、皆さんに快く協力していただくことが出来ました。(感謝です!!)

後は、工程通り工事をするだけと思っていましたが、まだ問題が残っていました。それは天気です。ここ最近、天気予報は雨マークや、曇り時々雨マークばっかりで天気予報を見るたびに変わっています。

もしアスファルト舗装工事日が雨なら工事は中止し、車の移動はしなくていいので、それを事前にお伝えしないといけませんし、工事がある場合でも「明日の車の移動、宜しく御願いします。」と念のため、声掛けしないといけません。

今回は、前日1日中雨だったのですが、午後3時の天気予報で降水確率が“0%”になったので「明日工事をします」と報告に廻りました。工事当日は、天気予報では曇りだったのに快晴。

「良かった〜」と思い現場に行くと1 台だけ車が止まっているじゃないですか!!
そこの区画はスーパーのお客様専用駐車場なので、「知らずに止めてるんやろうなー。」と思いながらスーパーの方に連絡すると『たぶんうちの業者やわ。もうすぐ帰ってくるからすぐどかせますわ。』と言っていただき助かりました。危ないとこでした。

1台でも敷地に車が残っていたら工事が出来ないので、最悪レッカー移動しないといけないですし、移動できなかったら、その日工事が出来ないかも知れません。

工事はきれいに仕上がりました

今回のような駐車場工事では、やはり前日には車の移動を確認しておかないと、お客様や、駐車場を借りている方、工事を段取りしている業者、みんなに迷惑がかかるなと思いました。

この経験を生かして、今度こういった工事をする場合は、工事前日は“車移動日”として1日作るつもりです。

※工事はきれいに仕上がりました




―手提鞄買いました。―


設計アシスタント 木場
設計アシスタント 木場

月に一度は図書館に行きます。
資料は8点まで借りることが出来る。
その重たい資料を持ち帰るための鞄を探していました。
『知識はかさばらない。』とよく言いますが、まだ情報のうちは場所も取るし、重量もかなりのもの。
パソコンの画像データなんかもそうですね。

で、結局はトートバッグって言うのかな、肩に掛けられる手提げ袋のような形状のものを購入。
今月はそれまでの経緯を少し・・・

遡ること2週間、靴屋さんからの帰り道。
靴に限らず、何か比較的かさばるものを買ったとき、例えばコートだとか。
手提げ袋の長い持手がブランブラン、膝に当たってクルっと回転。歩きにくい。
『この持手はなんでこんなに長いんだ。』とため息をついていたものです。

で、その時も、やはり同じようにストレスを感じながら歩いていました。
前方から綺麗な女性が歩いてきます。
ただ、この忌々しい荷物が邪魔ですれ違うスペースを取れそうにない。
なんとはなしに、手提げ袋をスッと脇に引き寄せました・・・

その一連の動作から、気がつくと手提げ袋の持手が肩に掛かり、脇を絞る形で、手のひらは手提げ袋の側面をしっかりとホールドしていたのです。

この時、初めてこういう持手はそのために長いんだということを知ったのでした。

それまで、トートバッグ全般のこういう持ち方は女性特有のものだと思っていたのです。

思い込みで逃してきたチャンスって意外と多いのかもしれない。と、反省した瞬間でもありました。

と、どうしても柔らかい文章の書けないこの情けなさ。



私の終の棲家(ついのすみか)論 その2

横山横山

前回から始まった私の考える“終の棲家論”ですが、早速、色んなご意見を頂きました。
30代で家づくり計画中の奥さんは、「家づくりって、今のことだけ考えたらダメなんですね〜」とか、私と同じ40 代の方は「うちも、もうすぐ子供達が独立します」など。

そして少し先輩、50代の女性は正に現在模索中のご様子で、「今の家を住みやすくするか、市街地駅近マンションかしらね−?」などなど・・・。

“終の棲家”については、年齢を積み重ねた人も若い人も、男性も女性も、結婚してる人も独身の人も、みんな、人生の何処かで考えないといけない問題だから、反応してくださったんだなと改めて感じました。

さて、私は生まれも育ちも尼崎で、実家は工務店をしていました。ですから、倉庫や作業場、事務所部分を優先した店舗付き住宅に住んでいました。家業が工務店ですので、子供の成長に合わせて時々に手を入れていたので、暮らしやすい家で育ちました。只、子供って無い物ねだりなところがあり、事務所兼自宅ではなく“ごく普通の家”に憧れたりもしました。

一方、夫は転勤族の父を持ち神戸→尾鷲→奈良→神戸→大阪と引越し、大阪市内で購入した40年以上前にすでに“築30 年”という家で育ち、数年前まで義母が1人で暮らしていました。

2人とも便利なところで大きくなり、結婚後も伊丹の社宅、西宮の借り上げ社宅(マンション)、尼崎の借り上げ社宅(阪急武庫之荘駅に近い古いけどゆったりした平屋でした)と、便利なところで暮らしてきました。

そんな私達が家探しを始めたのが、昭和の終わり、ちょうどバブルの頃でした。あの頃は自分達が注文住宅を建てられるなんて夢にも思いませんでしたので、毎週、週末に入るチラシで建売住宅を必死になって探したのを思い出します。

私達が家探しを・・・と書きましたが、正確には“私が”になります。夫は正直、そんなに「家を持ちたい!!」とは思ってなかったようです。社宅に恵まれていたのが一番の理由ですが、やはり“住宅ローン”という「大きな借金を抱えたくない!!」というのも大きかったようです。

余談ですが、夫の父は借金が嫌いで貯金をして、現金で家を買ったそうです。昔の事とは言え、そんな家庭で育った夫と「借金は有って当たり前」という商売人の家で育った私とは、その辺にも温度差がありました。チラシを見て夢を膨らませる私と、その話を避けたい夫とよく喧嘩になったものです。

さて、住み慣れた阪神間で建売住宅を探し始めましたが、何せ、バブルの頃です。日に日に価格が・・・。

(次回に続く)


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